Bon Jovi 兄さん
妙なことがきっかけで好き嫌いを見直す時ってあるもんだ。
以前もそんな話は書いたけどもね。
昔はAC/DC のボーカルもダメだったけど、歳取ったら全然OKになってサウンド面も見直したし。アンガス・ヤングのギター、イイなー。
ということで今回は、好きでもなかった Bon Jovi をひょんなことで見直しちゃったぜ
というお話。
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このトピック、実は下書きを書き始めたのは昨年2025年の10月だった。
他に優先すべきネタがあって寝かしていたのだが、このままではお蔵入りになりそうなのでそろそろ上げることにした。
米国の大統領就任式はなるべく観るようにしている。なるべくライブで。トランプの時でさえ観た。
以前も書いたと思うがオバマ大統領の時の Aretha Franklin 登場はたまげたな。
そして、2021年のバイデン大統領の時。
海兵隊軍楽隊の演奏でのレディー・ガガの国家独唱はスゲー良かった。
就任式の後にもお祭りみたいなのが続いてて、そこにJon Bon Jovi 兄さんが登場した訳さ。バンドとしての "Bon Jovi" じゃなく、Jon Bon Jovi でね。
おぉ~、Jon Bon Jovi も歳取ったなー。 でも良い歳の取り方してそうな感じ。
さて、何を演るのかと思えば・・・
自分の曲じゃなくて Beatles の Here Comes The Sun をね、アコースティックな感じで演ったのよ。 俺あの曲めっちゃ好き~。
あった。これこれ。
あー、そうなんだー と。 ちょっと見直したというか。
それでちょっと興味を覚えて、昔の曲をちゃんと聞いてみようかと思ったのさ。
好きじゃなかったのは若い頃の見た目のチャラさとか、ポップ寄り~とか、歳がごく近いとか、そういうのもあったなぁ。
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代表曲といえばやっぱ Livin' On A Prayer でしょう。
大ヒットしたので知ってはいるけど好きでもなかった。特にイントロのギターのトークボックス部分が気に入らない。ンワンワオオオワのアレ。あそこは今でも気に入らない。
だが、曲自体をよくよく聴いて、歌詞も吟味してみると・・・ 良い曲やん!
ギリギリな生活してるカップル、トミーとジーナが夢を捨てずに能天気に成功を信じてお互いを励ましあって前向きに生きて行く歌だ。
タイトルの prayer から何かを祈る人の歌かと思いがちだけど違うのね。これはまさに信じることに縋って(?)生きて行く(Living)って感じだろうな。 知らんけど。
最初のブリッジ(サビ前)のところ、
She says We've gotta hold on what we've got.
It doesn't make a difference if we make it or not.
We've got each other and that's a lot for love.
We'll give it a shot.
ここはきっつい状況の中でジーナが自分たちを鼓舞するとこね。
彼女は言う。「今自分らが持ってるもの(や状態)をキープできればイイじゃん。上手く行っても行かなくても別段どってことないよ、お互いが居れば愛のためには十分だし。やっちゃおうよ!」
ネットで見かけた日本語訳詞(公式は知らんけど)は2番3番の同じようなところも彼女のセリフとして書かれてたりするのだが、俺は2番以降は微妙だと思うんだよな。
2番なんてへこたれそうな彼女をトミーがが励ましてる感じだし。Baby, It's OK, someday. なんつって。そしてその後のブリッジは "She says" の部分無いし。
ただ、Wonderful Tonight のトピックで書いたように、 She says と現在形ってことは普段言ってる話ってことだ。
なので、2番も3番も彼女のセリフと取れなくもないんだけど、もはや二人の間のスローガンになってて、彼氏が「We've gotta ・・・」だろ? と言ってる風に取る方が自然やん。というかセリフじゃなくスローガンそのものというかね。 というのが俺の解釈。
んで次、
ギービラシャッ(We'll give it a shot! やっちゃおうぜ!) のあとのサビの頭、
Oh, We're half way there の部分なんかくぅ~だな。
俺達まだ道半ばだぜ
ちなみに We're の発音は ウィア だと中学で習う。 We are は ウィーアー で 短縮形のWe're は ウィア ってね。
これが現実の発音はびっくりするほどウィアじゃなくてビビる。
ワ とか ウェ くらいかな。 知らんとぜってー聞き取れん。
この歌のこの部分も オーーーー ウェハーフウェイゼーェ って感じよ。ウェよりウァかな?マジでマジで。聞いてみ?
話戻って、 Oh-oh, Living' on a preyer は前述の通り。
Take my hand, we'll make it, I swear.
俺の手を取って。俺達やれる(成功する)って俺は誓うぜ
何と言う無根拠な自信とポジティブっぷりでしょう!必死さじゃなく能天気さがイイ!
間奏の後の転調のとこなんざテンション青天井やん。
(この間奏のギターソロはイイな)
コロナで世界が暗くなってた時、いち早くオーストラリアは国を上げてコロナ克服キャンペーンをやって、大きなイベントとかやったでしょ。
あの時、会場全体で歌ったのがこの歌だった。
"Livin' on a prayer" に込められた心意気が状況的にぴったりで良かったなー。
日本では中野辺りの盆踊りでこの曲掛けて踊ってるけどね。
あと、
ネットで一時話題になってテレビの朝の番組でも取り上げられた、「ボン・ジョヴィおじさん」ね。
ロンドンの地下鉄でドアのところに立ってこの歌を歌いだす。 だけどサビのところが高すぎて歌えなくてピタっと止まる。 そこを乗り合わせた乗客たちが歌うんだわ。
これね、地下鉄乗ってていきなり歌い出すってのはさ、まぁちょっとアレな訳じゃん。 でもその選曲がね、上記のごとくな内容というか心意気の歌な訳よ。
それがサビの高いところ歌えない。周りの人たちが笑顔でそこを歌う。あれは自分の思いも込めて歌ってたりするんじゃないかな。
とね、歌詞の意味を知ってるのと知らないのとであの動画の受け取り方も変わる訳なのよ。
ボン・ジョヴィおじさんは公園篇もある。こちらの大合唱も震えるぜ。
敢えてここには動画を貼らないけどね。興味ある人は探してみてちょーだい。
ちなみにこの曲から14年後にリリースした、なかやまきんに君でお馴染み It's My Life の歌詞の中で、トミーとジーナがどうなったか軽く触れられている。 お~。
Always って歌の歌詞についても語りたかったんだが、長くなりそうなんでほんのちらっとだけ。
ザコシレベルに誇張された「いつまでも愛してるし君のそばにいるよ」の表現なんだけども、
I'll be there till the stars don't shine, till the heavens burst and the words don't rhyme.
言葉が韻を踏まなくなるまで ってその表現がね。。。ニクぃねぇ~色男!
Jon Bon Jobi 兄さんが書く歌詞は結構面白い。
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Disney+ でBon Jovi 兄さんのドキュメンタリー『Thank You, Goodnight』が2024年から配信されてるんだが、なかなか興味深くおもしろくて見応えあった。
下積み時代の話とか、デビューのきっかけとか、ロックミュージシャンなのにドラッグやらない(マジっすか?)とか奥さん一筋(本当に?)とか、喉を守るために酒もタバコもやらない(えー!)とか、ヴォーカリストなのに声帯やられて手術受けたり(あれま)、すっごいトレーニングやリハビリしてたり、復帰前のどヘタな歌撮らせてたり、ブルース・スプリングスティーンとの親交とか、オリジナルメンバーのギタリストの脱退とか、それでもやっぱり俺は・・・みたいな。エピソード4まで。
歳取ってからの歌は結構染みる。。。
後から入った今のギター、Phil X、俺好きだなー。
そして、このトピックのドラフトを書き始めたまさにその時(2025年10月)、「Jon Bon Jovi 声帯手術を乗り越えてツアー復帰を発表」というネットニュースが配信された。
なんてタイムリーな! てか、そうなんかー。いや、スゲーな。
あのドキュメンタリー観てただけに、かなり痺れるニュースだった。
引退したって困らないのに・・・ってそういう問題じゃないんだよな。アーティストだし。
2021年以来の、いわば「にわか」ファンなのに、なんだかグッと来てしまったぜ。
Livin' On A Prayer を書いたくらいの心意気の人だからこその克服なんだろな。
このトピック、〆は大昔にカップヌードルのCMに出演して途中から日本語で替え歌(もちろん日本語部分は本人じゃない)になる動画を貼ってお茶を濁そうと思っていたが、復活のニュース見たらそんなノリじゃなくなった。
ま、おもろいCMだったけどね。「拗ねぇたー♪」なんちって。
So, thank you, good night!
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