友人 川上 が急逝した。
このブログへの関わりも深く、初期から数年に渡ってこれでもかとコメントを入れてくれた彼だ。
友人の死をネタに読者の関心を集めようなんて魂胆は無い。
さらには、いかに自分は彼と深い繋がりがあったか的なウソや、涙を誘うようなことを書く気もない。
ただ、やはり、彼のことは書かずにはいられないのだ。
彼が居なければ俺はハーレー乗りにはなってないし、つまりはこのブログも立ち上げてなかったのだから。
彼にごく近い友人2人から連絡を貰った。
先に来た方のメッセージを開くと、
「川上のことはご存知ですか?」
彼の近況は何も存知上げちゃいないが、もう1人の方のメッセージとほぼ同時ということと、その2人との関係性からすべてを悟った。
でも聞かずには居られない。
「え!どうしたの?」
心をざわつかせながら返信を待った。もう1人の方のメッセージを開かず待った。 多分そっちはダイレクトに書いてるだろうから。
そして、、、予想通りの返信が来た。
もう1人からのメッセージも開いたら予想通りダイレクトな文面だった。
(お二人とも、連絡くれてありがとう)
長生きするタイプではないとは思っていたが、あまりに早い最期だ。
彼とはここ数年、ごくごく稀にメールをやり取りするくらいの距離感になっていた。
最後に会ったのは数年前の同窓会だったな。
一頃は頻繁に連絡を取り合い、ちょいちょい会ったりもしてたのだが、まぁ色々あってだんだん距離を置くようになった。
その経緯をここに書いてもしょうがない。 まぁ人生色々あるもんなのだ。
時々、彼が関心ありそうなネタとか、彼に聞いたら詳しいだろうなといったことがあるたび、たまにはメールでもとも思っていたが、なんとなくそのままにしてしまっていた。
今、これを読んでる貴方、もしもそんな微妙な距離感になってしまった友人が居て、連絡を躊躇うことがあったら、悪いこた言わね。連絡しとけ。
中学の頃から本当に変な奴だった。特異なやつ。
実に感覚が不思議で面白く、頑固で図太そうに見えて繊細。 いやあまりに繊細。
一緒にアホなことやったことやらギター弾いたことやら、みんなで盛り上がったことやら、ハーレー乗りに至るあれこれやらツーリングやら、思い出は怒涛のごとく。
今、川上と絡んだ多くの人頭の中で川上とのあれやこれやが再現されてるんだろうな。
彼とは音楽的な相性があまりよろしくなかったのも実は思い出深い。
なんだろ? 一緒にギター弾いてる時の間合いとかフィーリングがしっくり行かないのだ。
それは俺がシロートだからなんだろうけども、そんな訳で、彼と合わせて弾いた曲は少ない。
井上陽水の『帰れない二人』は、そんな少ない曲のうちの一つだった。
実はごくごく最近、家でギターを弾いていて、ふと気まぐれに『帰れない二人』を弾き語りつつ川上のことを思っていた。 その数日後にまさか訃報を受け取るとは。
俺はオカルト的なことは一切信じないタチだが、こういうのってなんかあるんだよな。
川上ぃ~!
Thanks a lot. Rest In Peace. 安らかに眠れ。
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