2013年3月6日水曜日

俺、復活!

いや、復活って、ヘバってた訳でも何でもないんだけどもね。

初めてだな、こんなに長期にブログ更新空けちゃったの。
2月は丸々書いてないのか・・・。

みなさん、お元気でしたかい?
俺は相変わらず、ばっっっかみたいに元気だぜ!ラッケンロー!


アンサンブルコンテストの直後、結果をブログに書かなきゃって思って書き始めたもののちょいと躓いて、、、
何せいつも勢いだけで書いてるもんで、躓いた時の勢いも凄いのね。
ズシャーーー!ってコケる。鼻もげるくらい。

そうこうしてるうちにスーパーエクストリーム忙しくなって、今に至るって按配。
その間、ブログネタも沢山溜まった。


さて、娘のアンサンブルコンテストだよ。今更だけど。
もう引っ張ってもしょうがないから、あっさり書くぜ、銀賞でしたー!
全国大会へは行けませんでしたー。


いや、でも俺は感動したよ。モーレツに感動したよ。
「俺は今、モーレツに感動している!」って言ってる星飛雄馬が下痢しちゃうくらいモーレツに感動したよ。


先々月、1月27日。奇しくもモーツァルトの誕生日。
メンバーの中の一人も誕生日。
演目はモーツァルトの歌劇『ドン・ジョバンニ』からの曲。
こりゃあ何かあると期待もしちゃうのも無理もねえってもんだ。

朝、暗いうちから起きて、気温 -3℃の中、出発。
応援&お手伝いのミミちゃん(仮名)を拾って、茨城県牛久市の会場へ向かった訳さ。



首都高でスカイツリーの脇を通る時に、テキトーにカメラ向けてテキトー撮り。
裏で光ってるのは朝日ね。⇒



途中、高速のS.A.で朝食。
ミミちゃん(仮名)、朝からガッツリカツカレー!


勝つカレーってか!オォ、イェ~イ!素晴らしいぜ!


会場着。
コンテストが始まった。

トップを切ったチーム、半端ねー上手い。何じゃこりゃ? レベル高すぎだろ!

次のチーム、打楽器三重奏。
す・・・・凄い!凄すぎるぜ!何なんだ!君ら。アフリカ系日本人か!?

全国大会の一つ前の大会ともなると、レベルも相当高いな。
29チーム中、全国進出は2チームだけ。
我が、チーム・ドン・ジョバンニ、持てる力を100%出し切れれば、可能性は大有りだと、この時点では思っていた。


いよいよ娘たちのチーム。
はい、お辞儀して、、、曲が始まる直前、みんなで笑顔を交わしていた。
イイね~。リラックスして、楽しく軽やかに・・・

何せ出だしが肝心な曲。
最初の音が出るまでの間、ついつい息を詰めちゃう俺さ。

ブン♪ タッタッタッタァー♪

ぬ・・・・
緊張のせいなのか、大きな大会に棲む魔物のせいなのか、「いつもの演奏」とは言えない演奏が複数のパートで起こった。

こうなった時、「もうダメじゃん」って意識が出ると、全体がどんどん腐って行くもんだ。
バンドでの演奏ってそういうもんだ。
けどね、誰かが本調子な音じゃなくても他のメンバーが動じず、しっかりサウンドをフォローする訳。
「大丈夫だ。行け」って感じで。
それで持ち直して、以降はしっかり軽快なモーツァルトになった訳さ。



それはこれまでの練習や努力や、もちろん顧問・講師の先生方の指導の賜物でもあるし、その上でのバンドとしての信頼関係な訳で、
そういったものがあってこそのグルーヴ感な訳ね。

だから、コンテストって枠組みを取っ払えば、本当に素晴らしい演奏だったよ。

それまでの努力とか、
本番前日は、吹部の他のメンバーの前で、金賞獲って全国行くって高らかに宣言したり、
他のメンバーからの激励やプレゼントなんかも貰って、
アンサンブルメンバーでもある部長は、他のメンバーへの礼や、大会に向けての抱負を語る時に感極まって泣き出したり、、、ってのがあっての本番だ。

色々思って、俺は涙を堪えるのが大変だったぜ。
いや、残念とか悔しいとかじゃなく、色んな思いの上に成り立つ素晴らしいグルーヴ感に涙しそうになったのさ。

もう良いんだ、コンテストの結果なんて。
最善を尽くして、みんなで心一つにして素晴らしい演奏ができたんだから、それでいいじゃん。
結果より大事なのはそのプロセスなのさ。

とは言え、コンテストや賞を目指すからこそ、そのプロセスは生まれる訳で、コンテストや賞を否定する訳じゃないけどさ。


そうそう、本番前日の話ね、まるで見てきたように書いてるけど、実際に見てきたのだ。
コンテストメンバーは前日夕方から出発して現地前乗り。
その前に全部員を集めてプチ壮行会をやるって話になって、親を呼んでもいいよって話になったそうな。

「呼んでもいいよ」が基本形。

で、娘が講師の先生に言われたそうだ。
「他のところは任意だけど、君のところは強制だ」と。

それでケータイに電話が掛かって来て、駅前のショッピングセンターで買い物をしていた俺ら夫婦は、尻を絡げておっとり刀で学校に駆けつけたって訳。

「尻を絡げておっとり刀」って、今日日誰も使わねーだろ! いいじゃないか、ひと月以上ブログ書いてなかったんだから。。。

他の子の親も行くのかと思ってたら、ウチだけだった。

ホールとはまた違って、目の前での演奏を聞くのもなかなかオツなものだった。


その後、帰る時に、中学校の校舎の上に出ていたこの雲は、今思うと何かを物語っていたのかな・・・なんちって。


コンテストの話に戻って、
29チーム中での順位はちょうど真ん中あたり。

後日、審査員のジャッジペーパーを見せて貰った。

コメントで凄く褒めてるのに、点数が高くない審査員が居た。
こういうのはまさに出だしが響いたんだろうな。でも全体的なことは評価してくれてる。

かなりの高得点と好感触コメントの審査員も居た。

モーツァルトの時代には無いバリトン・サックスを編成に入れてるのは面白いとコメントしてる人が居る一方で、編成おかしい。ファゴットにするべきだとかなんとか言ってる人も居た。
ファゴットだ~あ? んなもん高くて買えるか!
時代考証にどんだけ意味があんだ? アホらし。
なこと言ったら、全員ヅラ被ってタイツ履けって話になるじゃねーか。
え?ならない? あ~そう。  あ、失礼。つい、取り乱してしまいました・・・。


ちなみにこのアンサンブルチーム。強固な絆で結ばれて盤石の・・・と思いきやそうでもなくて、定期演奏会を前にピリピリ状態で、揉めたりもしてるらしい。
そりゃ揉めるよな。中学生だもの。ハハハ。
揉めてぶつかって折り合って強くなって行けりゃいいよな。
イイな~、若いって・・・とオッサン炸裂だぜベイベー、ラッケンロー!


いや、何せ良い経験させて貰ってるな。
娘自身も、親もね。

5 件のコメント:

  1. 祝、復活!!
    これからも楽しみにしております。
    揉めて揉めて、角が取れていくのですよね(笑)
    どうやら治まったようですし、ひとつ大人になったのではないでしょうか。
    良かった良かった。

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    1. これはこれは現場監督さん!お世話になっております。コメントありがとうございます!!!

      これからもアホなトピックをちょいちょい上げて行きます。
      お付き合いいただければ幸いです。

      そうそう。揉めてぶつかって角が取れて・・・
      ぶつかり合うって大切ですよね。
      自分をさらけ出してぶつかり合って・・・そんなことができる今に感謝するべきってくらい。
      本人たちは今はそんな余裕は無いでしょうけどね。

      で、そうなんですか!? 収まったんですか?
      おぉ~~~、良いですね~。素晴らしいですね。

      ご指導の賜物です。いつもありがとうございます。

      ぶつかりゃ良いと言ってはいたものの、定演前に収まってホッとしました。

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  2. どぼちょんB2013年3月8日 1:10

    お久しぶり~~~!
    待ってたよ~~~!

    ほんとに良い経験だよね。
    何よりそこに行きつく『課程』が素晴らしいっす。

    ウチの息子は中3の時(中2の春先)に大きな大会がありまして、関東大会進出まで決まっていたところで東日本大震災が起きてしまいました。
    当然大会は中止になりました。
    彼らはずっとそこを目指してやって来たのに何にも『結果』は得られませんでした。
    でもそこまでの『課程』で得たものは今の彼を見ていてとても大きな肥やしを拾ったと思っちょります。
    あっ、私事ですいませんでした。





    とは言うものの、結果は出た方がいいに決まってる・・・



    そこまで行けりゃあ羨ましいぞ!コンニャローーーーー!メ!!


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    1. どぼちょんB2013年3月8日 1:28

      すいません。
      今読み返したら誤字でした。

      『過程』です。(恥)

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    2. どぼちょんBさ~ん! コメントどーもありがとー!

      お久しぶりでございます。
      待っていてくださりましたとは。まっこと痛み入りまする。
      どうやら、K氏からどぼちょんBさんのところに俺の安否照会が行ったそうですね?
      ハハハ。なんかすんませ~ん。


      そう、『過程』ですねー。大事ですね。
      そりゃもちろん、『結果』が出ることを目指しての過程だから、結果が出れば嬉しいし、頑張っただけ大きな達成感も得られまさね。
      はい。コンニャローーーーでございます。ハッハッハ。

      なんと!大震災・・・
      しょうがないとはいえ辛く悔しかったことでしょうね。
      あれは娘が中学入学する直前で、その時の吹奏楽部の定期演奏会に行く予定だったんですが、やはり大震災の影響で中止になりました。
      3年生にとっては最後の晴れの舞台ですから辛かったと思います。
      でもその辛さや悔しさも込みで、その過程を通して、良いものを得たと・・・・思いたいですね。きっとそうでしょう。

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