2014年12月7日日曜日

ハーレーで墓参りと海の幸そして尻こすり

穏やかな陽気だった11月最後の日曜日、またまたカミさん乗っけてハーレーでチョビツー。

三浦半島を軽く周って、墓参りしてソフトクリーム食べて海の幸食べて、あちこち景色楽しんで帰ってきて疲れて寝たってお話  だぜ。


葉山にあるカミさんのお父さんの墓参りに行くのに、そしたらハーレーで行くかい?ってことになり、ついでに三浦半島の突端の先の城ヶ島行って新鮮な海の幸でも味わって来ようぜってことになった。

特に早起きするでもなく、フツーに身支度。
息子は部活。 娘は珍しく在宅。 試験前なので勉強なのだ。
「で、とーちゃんとかーちゃん、どこでデートするの?」
「じーちゃんの墓参りだ」
「は・・・墓場でデート???」
「その後おいしいソフトクリーム食ってな、そんで城ヶ島行っておいしい海の幸食べるだ」
「いいなー。 クーラーボックス持ってってソフトクリーム買ってきてよ」
「中で暴れてグッチャングッチャンだぞ」
と言ったしょーもないやり取りをしてから、さあ出発。

せっかくハーレーで行くんだから、高速道路使うよりは下道で景色でも楽しみながら行くことにした。
ルートは三浦半島を軽く一周する感じだ。

行きは中央部から西海岸に出るルート。
途中、鎌倉方面へ紅葉目的で向かっていると思しき車で渋滞するも、そこを外れてからは気持ち良く進んだ。

道のところどころ紅葉で綺麗だったり、適度なワインディングの楽しい道や景色の良い道を楽しみながら往く。

俺のハーレーはノーマルマフラーなのでそんなにうるさくない。 なので前と後ろとでそこそこ会話もできる。
天気も良く、海岸沿いの道に出てから眺める海も綺麗だった。


霊園到着。

降りるやとたんに汗ばむほどの良い陽気。 絶好の墓参り日和だねぇ。

カミさん、墓石を拭いてお花添えてる間、俺は写真撮ってるだけ~。


んで二人で合掌・・・・・

はい、おしまい。

そしたらソフトクリーム食べに行こう!


で、関口牧場到着。

牛や羊たちの芳しい香りに迎えられた。
ここは去年11月の『三浦半島グレートチョビツー』でおっさんら3人で来たところだ。

ソフトクリームの写真を撮ろうとするも、デカ過ぎて落としそうになったため、40%ほど食べてから撮影。

この日のフレーバーはストロベリーチーズ。 美味かった。
フレーバーは30種類あって日替わりなのだ。 毎日食ってコンプリートした人のビフォーアフターが見てみたい。

ソフトクリーム以外で特に見るものもないので食べ終えてすぐに出発。
三浦半島の突端の城ヶ島へ向かった。 新鮮な海の幸を楽しむのだ!

途中、辺り一面三浦大根の畑ってところを通った。

見渡す限り三浦大根! 地平線が見えるって凄い!



三浦半島と城ヶ島を結ぶ城ヶ島大橋は通行料金50円。 でもこれ、帰りはスルーだった。

島に上陸し、とりあえず食べ物屋がありそうな方面に進み、灯台みたいな変な建物の駐在所(写真撮っておけば良かった!)を通り過ぎると、バイクも停められる大きな駐車場があったのでそこに入れた。

そこから磯の香りを頼りにぷらぷら歩く。
レストランというより食堂って感じの店や、店先で干物を作ってる干物屋さんを何軒もやり過ごした。
どうせなら海が見えるお店がいいかな・・・ と、まさに海っぺりに立つお店が。

ここにするか?  「はい、いらっしゃ~い。 今朝捕れたアジが美味しいですよ~」
で、その店、『梶ノ亭』に入った。
昔ながらの磯料理のお店って感じ。 店の人の感じも凄くイイ。
反対側の窓の上に巨大ザリガニがディスプレイされてた。 デカっ!

そしてテーブルには、
まだあるのか、こういうの! 「国際運命学研究会」て!!!ギャハハハ!


マグロを食べるつもりだったんだけど、「今朝捕れたアジが美味しいですよ~」に誘導されて、アジのたたき定食を頼んだ。

カミさんは以前、みんなで江ノ島行って、さあ海の幸食べようぜって時に一人だけカツ丼を注文したほどの豪の者だが、この日の注文は流石に海の幸だった。

そして二人で焼きはまぐりも! これは、木梨憲武の『ぶらり途中下車の貝』の影響。(この前、城ヶ島でやってた)

はい、いただきます!
うま~い!
新鮮な海の幸ってのはそれだけで美味いねぇ。

店のテレビではNHKの素人のど自慢をやっていて、女子高校生がなんだか凄いノリで振り付きで歌いまくっていた。
「若い子でもNHKのど自慢出るんだよな~」 と話していたら、後日、この時のこの子の動画がネットで話題になっていた。



店を出て海っぺりを散策。
リアス式海岸カモーン!
遠くの赤いのは灯台かな?

なんか鳥居の立ってる山みてーのに登った。

頂上から見る海は透明度も高く綺麗だった。

頂上にあるやつ。

そして、とんびの襲来をカメラで撃ちまくったり。
とんびってカッコイイのになんで「とんび」なんて間抜けな名前を付けられちゃったんだろうな? 一応猛禽類なのに。
他の猛禽類ってみんなカッコイイ名前だよな。 鷹・鷲・隼・・・そこ持ってきてとんびって! 「とんびが鷹を産む」 まで言われたい放題だな、おい。



さて、それじゃ、帰るか。

城ヶ島は他にもあちこち散策ポイントがあるんだが、それはまたいつか。 遅くなると雨の心配もあるのでもう帰るのだ。

ただまっすぐ帰るのも面白味に欠けるので、大回りをして観音崎へ向かった。

海沿いの道を気持ち良く走る。 海イェ~イ! 青空イェ~イ! 雲イェ~イ!


海沿いから内陸部へ逸れてしばらく走ったところ、信号待ちした交差点の左手に登っていく坂に『尻こすり坂』の看板。

「尻こすり坂だってよ! 何だ?その名前? 尻もちでも尻突きでもなく、尻こすりだぞ。 誰がどんな風に尻をこすったんだろな? あ~もう、それが判るまで夜も眠れやしないじゃないか!」
といった会話をしつつ通過。
次の信号待ちのところに立っていた看板は、『尻こすり坂通り』だった。


浦賀港を回りこむ感じで東方面へ進み、やがて再び海沿いに出て北上し、観音崎へ。

「あそこが俺が懇意にしてるチーマーたちのたまり場だぜ」 と走りながら指差してカミさんに伝え、そのまま観音崎を通過。

右手には綺麗な海。 道も快適。 イェ~イ!ラッケンロー!

馬堀海岸のま~っすぐな道を気持ち良く進み、

その後は横須賀街道に入って後は家を目指すのみ・・・ってのもつまらないので、途中でちょっと寄り道して長い銀杏並木の道を走った。

銀杏はほとんど散っていたが、ところどころ黄色い葉満載の銀杏もあったりする。

紅葉や褐葉もちらほらあって、結構楽しめた。


そして無事に帰宅。
ハーレーの旅の汚れを落としてから家に入ると、カミさんがソファーでダウンしていた。 「久々だから疲れた~ でも気持よかった~」 そしてそのままお昼寝タイム。

んだな。疲れたけど気持ち良いチョビツーだった。


そうそう、尻こすり坂が気になって夜も眠れないはずの俺だったが、夜になったら睡魔さんにローリングソバット食らって一発で爆睡。
後日調べたところ、その昔、坂があまりに急で、下りる人が尻をこすりながら下りたのが由来との情報を見つけた。

な訳ねぇ~だろ~! 尻こするほどの急坂って斜度何度だよ! 坂じゃねえだろ。「尻こすり急斜面」ってバカヤロ!

納得行かずさらに調べたところ、天秤棒で両端にカゴをぶら下げてる人が、カゴの尻をこすってしまうほどの坂だったのが由来ってのもみつけた。 うん。こっちの方がそれらしいな。 これなら上りも下りもこすって不思議は無い。
これで安心して眠れるわ~。

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