早朝ハーレー ターンパイク＆椿ライン篇

酔狂だぜ

前回のトピックでチラっと書いた「秘密兵器」。
こりゃハーレーで流しながらの撮影にも使えるぞ ってことで、旅行に行く前の週の日曜日、5時に起きてハーレーで箱根ターンパイク おっと、今は名称変わって、「トーヨータイヤ・ターンパイク」に走りに行ったのだ。


秘密兵器は、ソフトケースにレンズ穴を開け、ガッチャガチャのワッペン縫いで仕上げ、
そして、四隅に小さい穴を開け、2本のネックストラップをクロスさせて通して、出来上がり。

中にカメラをセットして、↓こんな風に身体に装着する。

デジカメはインターバル撮影モードで、1分おきに自動でシャッターが切れるようにセットしておく。
インターバル撮影機能は、どのカメラにもある機能じゃあない。

「シャッターチャンス」を制御できない欠点はあるが、1分おきに取りまくれば、数打ちゃ当たる理論でナイスな写真も撮れるんじゃなかろうかと。そんな按配だ。

いざ、ターンパイクへ！

5時に起床し、出発したのが6時過ぎ。　下道を使い、海沿いを気持よくダダーっと流し、ターンパイク入り口には1時間ほどで着いた。　早っ！

料金所で500円払って、なんだか「スタート！」みたいな。

ゲート入ってまず上り坂ってのがテンション上がっちゃうぜ。



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イ～～～ィヤッホ～～～～～～～ィ！
久々のターンパイク。
ハーレーで軽快に疾走。
気分爽快この上なし！

ターンパイクはテクニカルコースじゃなく、概ねかっ飛びコースで、たまにそこそこのコーナーありってとこだ。

ま、俺、ハーレーだし。
かっ飛ぶでもなく攻めるでもなく、まぁそこそこアグレッシブに、俺の間合いで楽しく疾走した。

早朝とは言え日曜日だってのに、車もバイクも見ないなぁ・・・・と思っていたら、バックミラーにかなり酔狂な車が映った。
いやいや、そんなんと張り合う気なんかこれっぽっちもないし。
道の左側に寄り、速度を落として左ウィンカーを出す。
酔狂な車、凄い勢いで俺を追い抜きざま、礼儀正しくサンキューハザード。
お～、感心感心。

その後も何度か後ろから来た車を先に行かせたが、みんなちゃ～んとサンキューハザード出して行く。
へぇ～。酔狂でもちゃんとするとこはしようって人たちも多いんだねぇ。

10分も掛からず、速攻で大観山レストハウスに到着。
夏用ライディングジャケット着てても肌寒い。

駐車場からの富士山の眺めが・・・・曇ってて富士山見えず。ゲボーン！

レストハウス駐車場は酔狂な車と酔狂なバイクの品評会状態。

こんな朝っぱらからターンパイク走ってる酔狂なろくでなしがこんなに居るのか。って俺もだぜ。ウシャシャシャシャ！

とは言え、酔狂な者同士で群れるってのも気持ち悪くて、俺は駐車場で止まらず、そのまま椿ラインへ突入。
これを南下して湯河原に出て、さらに南下して海沿い通って帰る算段。

椿ラインは細くてクネクネの、これぞテクニカルコースだ。
ぅう～お～～～、これこそテンション上がるわ。
気ぃ抜いてちゃ走れない。

でも、まぁ、俺、ハーレーだし。
「攻める」まで行かないけど、まぁ気持よく、そこそこアグレッシブにコーナーを抜けて行く。
いや～～～、それでもコーフンするわぁ～。熱いぜ！ラッケンロー！

おっと！ 後ろからかなり気合の入ったバイクが。
いや、張らない張らない。　さっさと道空けて通してやる。
気合のバイク、俺を抜きざま、左手で挨拶して行った。　おぉ、感心だな～、若人よ。



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で、そうそう。
秘密兵器で撮った写真がどうだったかって話。
これが、残念なことに全然ダメだった。
ちょっと位置が低すぎたかな。　ハーレーばっかり映ってて、前方の道が映ってない。

こんな感じ。

実に惜しいな、この写真。　あ、これ椿ラインね。
もうチョイ上からのショットで、前方の道まで写りこんでいればかなり良いショットだったんだけど。

この写真なんかは、なかなかアグレッシブな感じも出ててね。
俺の顔が写りこんでてちと笑える。
これも前方の道が写ってればねぇ～。

後はもう、どうしようもない写真ばっかり300枚ほど。　うんざり～。

実は後日、リベンジとばかりにカメラの位置を調整して都内を走ったのさ。
でもやっぱりまだダメだった。
その時の写真が、これ。

あ、前方の道写ってるし、ちょっと良いかも。
でも他の写真はまだやっぱり視点が低くて、ほとんどNGだった。

ちょっとヤケクソ気味に、夜の高速もカメラ付けて走ってみた。

ハーレーの振動で光がブレててちょとおもろい。

トンネルが意外と良い感じ。

胸の位置じゃなくて頭とかに付けないとダメかな。

と、今後もあれこれ試して、もっと良い感じのハーレーからの見た目写真を撮ってみたいもんだ。