2012年1月12日木曜日

ペンペンコちゃんとアカペラ兄さん

ドラマ『GLEE』より

ブログでテレビドラマネタってどうなんだろ?って思っちゃうね。
読んでくれてる人も観てれば共感なり反論もあろうけど、観てない場合、興味をソソられなければ、かなり退屈なネタになるし、ソソられたらソソラれたで、途中から観る訳にもいかず、さらに、有料テレビサービスのチャンネルの場合、ソソラれても観られない場合もある訳で。

と、そんなこと考えてるもんで、以前にもチラっと書いた『GLEE』ってドラマの、
去年放送してたシーズン2や、今年、今まさに放送中のシーズン3について、書きたくて書きたくてしょうがないのに書けないでいる。

そっか。そしたら少し切り口を変えよう。
ドラマそのものじゃなく、そこから派生するネタで、観てない人でも退屈しないようなものを紹介してみようじゃないか。


まぁ何しろ、面白くて、取り上げる楽曲がナイスで、アレンジや歌自体も素晴らしく、時にホロリなドラマ『GLEE』。
シーズン2では、多くのゲスト出演があった。

初回だったか2回目だったか、、、小柄なアジア人の若い女性(ま、高校生役だしね)が登場。
グリー部オーディションのシーンで、ビヨンセの『Listen』を歌う。

「ぅわっ!何だ?この子!!!」 って衝撃だったね。
体格に似合わないパンチのある声で、かなりの歌唱力で歌い上げる。
アメリカって役者の裾野が広過ぎだろ・・・って思ったんだが、そうじゃなくて、人気と歌唱力を買われて出演したゲスト出演者の歌い手さんだったのだ。

その子の名前は、シャリース。 知ってる? 俺は知らなかった。
フィリピンのオーディション番組に出て自国民の度肝を抜き、動画がネットにアップされて世界を巡り、あれよあれよで米国デビューにまで漕ぎ着けた実力派で人気者の歌い手さんだ。
ドラマでは演技も自然にできてた。

で、その子の本名、シャリース・ペンペンコってんだそうだ。
ペンペンコって凄い姓だな。

それじゃ、ちょっと、彼女の歌いっぷりを観て聴いてみる?



ね、なかなかのもんでしょ~。

でもね、それじゃあ本家ビヨンセ版を改めて聴いてみようなんつって聴いてみるとね、、、
やっぱ半端ねーですよ。ビヨンセ姉さん。
↓観るなら気をつけれ~。凄すぎて泣くかもよ。



凄いね~。泣いた?泣かないの? 俺は泣いたぜ。圧巻ってのはこのことだ。

ペンペンコちゃんも頑張ってるけど、ビヨンセ姉さんに言わせたら「あら、可愛いのね。頑張るのよ♡」とか余裕の構えだろうね。
ほんと、凄いっす。ビヨンセ姉さん!
多分、ペンペンコちゃんもビヨンセには「ビヨンセ姉さん」って呼びかけてるはずだな。そりゃ当然だ。

あれ? 俺、主題を見失ってしまったか・・・



もう一つ、『GLEE』関連。 これまたシーズン2から。

舞台となっている高校とは別の高校のグリークラブで『ウォーブラーズ』ってのが、シーズン2通してちょいちょい出てくる。
こいつらのアカペラが凄い。
ヴォイスパーカッションも入るイマドキのアカペラだが、これが感動的に凄い。
「お~、スゲー」って言葉が出るくらい凄い。

この『ウォーブラーズ』がドラマで歌う歌すべてがアカペラではないのだが、『ウォーブラーズ』の歌を集めたCDが発売されたところ、アルバム売り上げ全米2位を獲るほど売れたそうだ。
ちなみにそのCDは、我が家にもあるぜ。フハハハハ。

ちょっと、聴いてみる? ↓画質も音質もあまり良くないけど



← 静止画だけど音質が良い版はこちら


ね、スゲーっしょ?


まだまだ他にも紹介したいネタいっぱいあるんだけどね。
まぁ何しろ良いんだ、このドラマ。

実は意外に保守的なアメリカの、リベラルなドラマみたいな。
人と違うってことの意味とか、差別やいじめとか、他を認めることとか、折り合いとか、愛と憎悪とか、家族とか、宗教や信仰とか、ジュースが目に入ると滲みるとか、そういったあれこれをサラっと描きながら、歌とダンスと笑いと涙と笑いで綴って行く素敵なドラマなのさ。

まだ見てない人も機会があれば是非。
洋楽好きなら気に入ること請け合いだぜ。
あ・・・、やっぱりドラマそのものを語っちゃったじゃん。


関連リンク:
Gleeシーズン1 オフィシャルサイト
Gleeシーズン2 オフィシャルサイト
Gleeシーズン3 オフィシャルサイト

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