YouTubeデビューへの道
前回、ぷよぷよに関してはテレビゲームでまだ子供らに勝てる。最後の砦だと書いた。
その翌日、娘にコテンパンにやられてしまった。
最後の砦も陥落だ・・・
ショックでしばらくブログトピックが書けない状態だった。なんてウソっさ。
さて、今回は宅録に関連する話題だけども、話の主題そものもは宅録とはズレてっから、その道の人が興味を抱いて読むと「何じゃ?そりゃ!」だぜ。
宅録。
楽器演奏やボーカルや打ち込みなんかを自宅でレコーディングすることね。
昔っからその道の趣味の人は居たんだけど、近頃はデジタル機器やPCおよびPC用ソフトが充実していて、昔よりも実にお手軽に始められるようになっている。
そのやり方やレベルはピンからキリまで。
レベルってのはやることのレベルと機材レベルの両方ね。
気合入り過ぎて訳わかんない人になると、プロ用機材を導入したりする。(友人に一人居る。ハハハ!)
いや、訳わかんなくはない。ウソ。わかんない。いや、良いじゃないか。こだわり方は人それぞれだ。
俺も大昔、まだPCが一般的でない頃、カセットテープの4トラックのレコーダー(MTR)を買って、バンドでレコーディングしたり、ギターや打ち込みを重ねたりして遊んでいたことがある。
本当に単なる遊びで(その割に苦労が多い)、それでCD作るだとかデモテープ作るとかじゃなかったもんで、やってる時は楽しいんだけど、出来上がると「だから何?」って自己ツッコミ。
やがて使わなくなり、去年、ようやく廃棄した。
で、
またまた宅録を趣味として復活させたのか?っていうと、そうじゃない。
ビデオカメラで撮った演奏を編集で重ねてみたら面白いかな~と。
上手くできたらYouTubeにでも上げて、このブログのネタにできるわな~と。
つまり、ネタ作りレベルの、ちょっとしたお遊びさ。
ま、それでも、YouTubeで人様にお聴かせするなら、少しは音質にも気を遣わないとねって話。
宅録って言っても、俺の場合、ビデオカメラで音声も録音して、ビデオ編集ソフトで音声も編集しちゃう感じ。 宅録イストからしたら邪道だろうな。
最初に試したのは、ビデオカメラのオプションのガンマイク。
子供らの発表会や運動会を撮影するために買った、遠くの音を拾うためのマイク。
一日掛けて録画・録音したのだが、その後の編集段階でNG。
ガンマイクは、内蔵マイクで離れたところの音を拾うよりは良い音になるが、それだけの話だった。
さてそれではと、
![]() |
SM-57LCE |
ところでさ、マイクって言うよりマイクロフォンって言う方がかっこよくねえかい?
映画『ブルース・ブラザース』でエルウッド・ブルース(ダン・エイクロイド)が言う感じ。
「俺たちのブルースモービルはどうした?」
「交換した」
「何と!?」
「マイクロフォン」 ← コレ
・・・どうでもいい話だな。
で、そのダイナミッマイクロフォンをビデオカメラのマイク端子に繋いで、録画・録音した訳さ。
またまた一日掛けてね。
全パートを演奏して、後で編集してアンサンブルにする訳。
さて、編集作業。
撮影した細切れパートをPCに移し、ソフトウェアで繋げたり並べたりしていく・・・
問題は音だ。
実はレコーディング時も薄々気づいていたんだが、拾えた音は内蔵マイクよりも断然良い音なんだけど、結構ノイズが乗ってる。
ホワイトノイズの他、ハム音みたいなノイズ。 なんだろな~。困ったな~。
編集ソフトウェアで音声をデジタル加工してノイズは消せたのだが、音が痩せてしまった。
さらに、痛恨の演奏ミスも発覚。
また録り直しかい~。
その前に、なぜノイズが乗ってしまったのか調べよう。
ネットをあちこち彷徨い歩いた挙句、行き着いたのはビデオカメラのマニュアル。
「オプション品以外の外部マイクを接続する場合はコンデンサーマイクをお使い下さい。
ダイナミックマイクは故障の原因となりますので、使用しないでください」
何を~~~!
ノイズが乗っただけで故障しなくて良かった~。ラッキーだったぜ!
で、コンデンサーマイクだ~ぁ?
なんか、段々話が大きくなって来てるぞ。
コンデンサーマイクってのは冒頭の写真にあるようなやつ。
良く、ボーカルのレコーディング風景で目にするやつだ。
ダイナミックマイクとは構造が違ってて、より自然な音が録れる。
価格は、安いのから失神するほど高いものまで色々ある。
安過ぎて音がヘボいのは困るが、「その場の空気感まで忠実に記録云々」なほどのハイクオリティーを求めている訳でもない。
懐にそこそこ優しく、かつ、その中である程度定評のある、宅録エントリーモデルを見つけ、戦慄のAmazonで発注した。
コンデンサーマイクの場合、ダイナミックマイクと違って、電源が必要になる。
通常はミキサーコンソール等から「ファンタム電源」ってやつで、マイクケーブルを通して供給されるのだ。
しかし、1チャンネルしか使わないのでミキサーまでは必要ない。
おっと、なかなか便利なモノがあるじゃないか。
9ボルト電池を2個入れてコンデンサーマイクに電源供給できる機器も一緒に発注しておいた。
そして我が家にコンデンサーマイクロフォン到着。
電源供給する機器は、あー、これこれ。ん?
な゛ーーーーー!やってもうた!
マイクは48Vの電源供給を必要としている。
9V乾電池2個で48Vを供給できる訳ないじゃん! クニジュウハチダヨー!
自分の迂闊さに目眩クラクラ・・・
これが金曜の夜。
レコーディングは日曜日に予定していたので、土曜日、横浜のイシバシ楽器へミキサーを買いに行った。
イシバシ楽器横浜店って場所判り難っ!
まさかダイエーの中にあるとは思わず、周辺を皇居10周分くらい歩いた。
楽器店の一角の録音機材コーナー。
目的はファンタム電源付きの機器であって、音をミキシングする訳じゃないんだから、4チャンネルミキサーで十分なのだ。
しかし、やっぱり俺、頭おかしい。
・将来、もしかしたらもっと宅録したくなるかも・・・
・なるほど。こっちはイコライザーも付いてるのね
・さらにこの子はエレキギターを直繋ぎできるのか!
・え?何?こっちの方がノイズ少ないの?
とかなんとかあーだこーだで、
結局、8チャンネルミキサーを買ってしまった。 当面1チャンネルしか必要ないのに。
アホだな~と思いつつもテンション上がる上がる。まぁ8チャンネルなら可愛いもんだ。ハハハ。
さて翌日日曜日。
朝9時からの『題名のない音楽会』を観てから宅録着手。
セッティングと音声チェックだけで午前中いっぱい掛かった。
そして夕方までレコーディング。
ノイズも乗らず、クリアで程良く自然なエコーの掛かった、いい按配の音で録れた。
ネタ作りレベルとしては大満足な音質。
だが、ちょっと待て。
ミキサーからラインでビデオに繋げたらノイズが乗らずに音が録れたってことは、
別にコンデンサーマイクを買わなくても良かったんじゃ?
ダイナミックマイクのまま、ミキサー経由でビデオに繋げば。
う~ん・・・ ダイナミックマイクより良い音で録れたんだから、まぁいっか。
録ったビデオクリップは、全パートの全テイクで、合計99本。
NGクリップを捨て、残りを編集してアンサンブルを完成させる。
どれくらいで仕上がるか分からんけど、上手くできたらYouTubeにアップするぜ。
乞うご期待。
おーっとっとっとい!
返信削除なんだなんだ?
どうした?どーしちゃったのよ?
最初のマイクの写真で自分の目を疑ったぁー
ありゃこりゃ失礼
あまりの衝撃に挨拶忘れました
どもです
おさむーございます
しかし嬉しいじゃないの!
ダイナミック、シュアー57、コンデンサー、48ファントム・・・
ちゃー
やっぱりタイケは拘りの凝り凝りのアーティストなんだなー
アマゾンで購入
そして石橋楽器でミキサーとな!
すごいすごい、嬉しいー
>宅録イストからしたら邪道だろうな。
全然邪道じゃありません
むしろ素晴らしいです
しかしココまで来ると
オーディオインターフェイスが必要になってないかしら?
今は安価でソフト付きの良い物沢山出てるんじゃないかなー?
あくまでもビデオの編集だから必要ないのかな?
>気合入り過ぎて訳わかんない人になると、プロ用機材を導入したりする。(友人に一人居る。ハハハ!)
俺か? 笑
たぶん僕だ 笑
アタシしかいねーだろって話だわん♪
確かに訳わかんない ハハ
素人なのにSSLのミキサを海外から取り寄せ導入してるのはアチキしかいないもんね(>_<)
電源だコンプだクロックだまでは行かないだろうけれど
タイケの事だ
今回購入のマイクとミキサと
宅録ソフトと編集ソフトでさぞかし素晴らしい作品ができるの間違いなしだね!
画像と音源を合わせるの難し楽しいだろーなー
ユーチューブにアップとな
超楽しみにしておりますー
わっしょいわっしょい♪
川上ぃ~! コメントどーもありがとー!
返信削除> おーっとっとっとい!
> なんだなんだ?
ブッハハハハハハ!
> 最初のマイクの写真で自分の目を疑ったぁー
あら、そうお?
安価なエントリーモデルだけど、やっぱなんか雰囲気あってカッケーなぁ~なんて悦に入っている今日この頃です。
> ダイナミック、シュアー57、コンデンサー、48ファントム・・・
いやね、Sureでこんなにお手頃価格のモデルがあったとは!って飛びついちゃったのよ。「楽器用」とか言ってるし。
ところがビデオカメラに直に繋いじゃダメって後で判明してね。
ちなみにコンデンサーマイクはRODEのNT1-A。 XLRケーブル、ショックマウント、ポップガードとセットのやつ。
その道の通から見たらかったりーかもしれないけど、俺的には綺麗に録れて感動だったよ!
> やっぱりタイケは拘りの凝り凝りのアーティストなんだなー
アハハハ!川上の拘りに比べたらウルトラチンコロでしょー。
> そして石橋楽器でミキサーとな!
> すごいすごい、嬉しいー
ブハハハ イシバシの兄さん、凄く懇切丁寧にあれこれ教えてくれたもんで、4チャンネルで十分なのに、つい8チャンネルの方を買ってしまいました。
なんちて。4チャンネルの方はPANが付いてなかったとです。別の4チャンネルのミキサーはファンタム電源が付いて無かった。
> 全然邪道じゃありません
> むしろ素晴らしいです
マジっすか!
> オーディオインターフェイスが必要になってないかしら?
実は、そこに変にアホな拘りみたいなもんがあって、オーディオインターフェイス無しでやる計画なんす。
あんましこう、用意された環境に入って行ってやるより、なるべく手持ちの環境で工夫してやってみようみたいな。
でも、もしかしたらこの先、オーディオインターフェイスも導入して、また違う形の宅録も楽しむかもしれないけどね。
> 俺か? 笑
もちろんだともさ! いや、訳わかんなすぎてマジで賞賛に値するよ。
今回の事も、何度川上に相談しようと思ったことか。
だけどレベル違い過ぎて相談になんねーってのと、やっぱ、黙っててびっくらさせようってのがあってね。 ビンゴだったぜ。
> 今回購入のマイクとミキサと
> 宅録ソフトと編集ソフトでさぞかし素晴らしい作品ができるの間違いなしだね!
あいや!過度の期待は禁物ですぜ!
なんかやっぱ慣れてないし、独りでやってるもんで、撮った映像みると表情硬くてね。逆に笑えるけど。
> 画像と音源を合わせるの難し楽しいだろーなー
チョーーー楽しいね。
あれこれ工夫して上手くハマった時はテンション爆発するよね。
それを聴く方は別にフツーに聞き流すところなんだけどね。
フツーに聞き流すレベルにできたことで嬉しくなるわ。
> わっしょいわっしょい♪
アハハハハハ!
アップはいつになるかな~。