2011年5月19日木曜日

アタックチャンスは永遠に

本好きとして

児玉清さんが亡くなりました。

残念だ。好きだったんだけどなぁ。
イカしたおじさまだったなぁ。
『龍馬伝』での龍馬のお父さん役、良かったなぁ。
最近では日テレの『ワーズハウスへようこそ』が好きだった。ハーックション!

アタック25はあんまし見たことなかったけど、あの語りのテンポは独特だよな。
番組は続くらしいけど、どうなんだろうなぁ。


役者としてはもちろん、書評家としての児玉清さんも好きだった。
児玉さんは大の本好きの10の26乗倍くらいで、文庫の巻末の解説なんか結構書いてる。
蔵書は1万冊以上で、自宅は本で溢れかえってるそうだ。

もう本が好き過ぎて、英語の本は原書で読めるようになっちゃったんだってさ。
気持ちは凄く分かる。 好きな作家の本、邦訳読み尽くした。海外じゃ新刊出てるじゃないか!邦訳されるまで待ってらんねー!読みてぇー! なんつってね。

そんなノリから原書を読み下せるようになっちゃう、その情熱が凄い。
俺はダメだったもんな。
チャレンジはしたし、翻訳版とちゃんぽんで読んで楽しむなんてヌルいことはしたけども。

いや、ダメじゃないかも知れないな。 これを機会に再チャレンジしてみようかな。
ねぇ、児玉さん。
「それは是非そうしてみるといいですよ」って、あの声で優しく言ってくれそうな気がするぜ。児玉さーん。うぅ・・・


俺が読んだ本で、解説が児玉さんだったやつは・・・タイトルまでは特定できないけど、作家としては、
フレデリック・フォーサイス
ディック・フランシス
トム・クランシー
ポール・リンゼイ
ジョン・グリシャム
ま、ここいらあたりだな。
スティーヴン・キングの本には書いてない・・・かな。

文章のテンションも雰囲気も言葉遣いも解説内容も楽しかった。
小説家が別の作家の巻末解説書いても、くっだらない内容で最後まで読んでられないってのもあるのに、児玉さんの解説は読んでて楽しかったな。
最初に児玉清さんの解説を読んだ時は、「これ、本当にあの児玉清? 同姓同名の別人? え?アタックチャンスの人?」ってくらい深い内容で筆致も軽やかでびっくらこいたもんだった。「解説」なのによ。

本当~に残念だ。


児玉清さんの御霊の安らかならんことを。



ちなみに、って、チョーーくだらない話なんだけども、

ブログ始めてから、キャンディーズのことなんかただの一度も書いたことなかったのに、2月15日に初めて「キャンディーズ的には俺はスーちゃん派だったんだけど」なんて書いたら、その後程なくしてスーちゃん逝去。

3月10日、くだらない話で「こんな時に大地震や津波が来たら」などと書いた翌日には、本当に大地震と津波が来ちゃうし。

5月6日には、「言葉の使い方間違ってるだろ。ハックション!(by 五十音文蔵:ワーズハウスへようこそ)」って書いたら、児玉清さんが逝去。

なんだかね~。
もっと明るい予言がしたいね。

まさか、ドリームジャンボ宝くじ、一等前後賞込み、当てるとはねぇ~。
しかもカミさんと二人して同時に当てるなんてねぇ~。

(よし、、、来い! 来いよー! おっとその前に買わなきゃ)

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