テンションの由来と鰆の骨

1ズブ＝約9.76ミリ

「テンション上がるわ～」とか良く言うよね。
俺も言うわ。

でもさ、テンションの元々の意味は、張りとか張力とかだ。　緊張って意味もあるか。
ギターの弦だと、テンション上げるほど音は高くなる。同じ位置の弦を太くするほど、所定の音にするためにはテンションを上げる必要がある。
ドラムの革だと、テンション上げるほど高い音になる。

気分の高揚を「テンション上がる」と表現するのって、そもそも何のテンションが上がって気分が高揚してるんだ？

「テンション」自体を「気分」と置き換えるのはおかしい。
何だろ？　心のテンションが上がる？ その結果気分が高揚する？
う～ん・・・何か違うような・・・

「いや～、テンション上がるわ～」　って、何のテンションが上がってんだ？おい！俺！

ちなみに、
通常、楽器の音のチューニングは、A=440Hz（ラの音を440ヘルツ）で合わせる。
大昔はもっと低かったそうだ。
でも、オーケストラで全体のチューニングレベルをほんの少し（数Hz）上げたら、「なんかワクワク感が出て来るなぁ、おい」ってことに気付き、段々上がって440Hzに落ち着いたらしい。
いや、実は落ち着いてなくて、近頃のオーケストラはより刺激を求めて442Hzとか445Hzでやってるところもあるんだそうだ。

お！なるほど！　ピアノや弦楽器はチューニングピッチを上げるってのが、弦のテンションを上げるってことで、それが「なんかワクワク感」＝気分の高揚　に繋がってる訳だ。
おぉ！スゲー！　「テンション上がるわ～」の言葉の由来を自力で発見したぜ！（マジか！）


さてと話変わって、
このブログ、日月火あたりと、木金土あたりと、まぁ大体そこいらへんで週2回更新で、時々飛ばすこともあったりって感じでやってる訳なんだけども、
今週、月曜日には書くネタ決まってたものの忙しく、火曜日の昼に書いて、夜に仕上げてアップを目論んでいたのさ。

で、火曜日の昼だ。
職場で取ってる仕出し弁当のおかずが鰆（さわら）だったんだ。
鰆って、魚へんに春って書くくらいだから、春が旬の魚じゃねーのかい？
おっとっと、水揚げが南半球なら向こうは春じゃんか。 春だ！春だ！ワーワー！

鰆の骨って長いし、微妙に太いよね。
抜いちゃ食べ抜いちゃ食べしてた訳さ。

ところが、一本、抜き損ねてバクっと行っちゃった訳ね。
何度か咀嚼して、異物感を感じたその時すぐに噛む動作を止めるべきだったんだが、「あっ」と思いつつ、もう一度噛んでしまったのが命取り。
上顎にグサっ！っと突き刺さったんだ。鰆の骨が。
フリーズしちまったさ、俺は。
中途半端に咀嚼した飯と鰆を口の中に残し、さらに上顎に骨が突き刺さった状態で、アホみたいに口を半開きにして。
刺さった時の衝撃が、今まで経験した魚の骨突き刺さりアクシデントのレベルを遙かに超えてたせいでアドレナリンが分泌されたんじゃないだろうか？

少しの間を置いて我に返り、箸で挟んで骨を引き抜こうとした訳さ。
お・・・おっと、、、よし、、、あっ、、、う～ん・・・　って、指突っ込んでやれや！
で、箸を置いて、口の中に指突っ込んで骨をつまんで引き抜いた訳。

ズブズブズブっ・・・

うっわ！ズブズブズブって何だ！どんだけ深く入ってたんだ、おい！
1ズブが約9.76ミリだから、3ズブ＝29.28ミリ！　マジかーーー！
ま、実際にどれくらい入ってたのかは不明なのだが、感覚的には本当に3センチくらい入ってたんじゃねえかってほど。

今まで、体のそんな奥にまで異物が侵入したことがないからなのか、ズブズブズブ・・・のショックからなのか、骨と一緒に魂まで脱いちゃったみたいに、テンションがガタガタに落ちまくってしまったんだ。
いや、テンションだからズルズルに緩みまくったという表現の方がしっくり来るな。

もう何もやる気がない。何もかもどうでもいいわ。もう寝るわ。 はぁ～・・・グニャ～・・・
って、ブログの更新を飛ばしちゃったのさ。


なんだか近頃、細かいトラブル続きなんだけども、テキトーにいなしてテンション高めにキープして行きたいもんだぜ。

みんなも鰆の骨には気を付けようぜ。

全然関係ない話だが、SHARPの新GALAPAGOS(WiMAX版)、イイかも。欲しいかも。
ちょっとだけテンション上がるわ。

お！明日18日未明はしし座流星群がピークじゃないか！見られかな～
結構テンション上がるわ。