2012年7月3日火曜日

ベテランとヒヨっ子の歌バトル

100シーサー

米国の国民的オーディション番組、『アメリカン・アイドル』シーズン11の話をちょっと。
先日ようやく録り溜めていたのを最後まで観たもんでね。

いや~、今年も色~んなドラマがあったねぇ~。
スティーヴン・タイラーも絶好調だったし、ジェニファー・ロペスは別嬪さんだ。

そして今年も、フィナーレ(優勝決定の最終回)は凄かった。



何が凄いって、もうこの際、誰が優勝したかなんてどうでも良い。
フィナーレはいつも豪華なゲストによるステージが繰り広げられるんだが、その中で、あんまり凄くて叫んじゃったパフォーマンスがあったんで、ちょいと紹介したい。


優勝候補の一人に、16歳のジェシカ・サンチェスって女の子が居るんだが、これが凄い歌唱力でね。
シャリース・ペンペンコちゃんとどっちが凄いだろ?
その歳で何なんだお前!ってくらい凄い。

で、ひとまず ジェシカ・サンチェスのことは措いといて、、、

ブロードウェイミュージカル『ドリーム・ガールズ』のオリジナルメンバー(初演1981年)で、エフィーを演じたベテランミュージカル女優のジェニファー・ホリデイ(トニー賞最優秀主演女優賞/グラミー賞最優秀女性R&Bパフォーマンス賞受賞)がゲストで出た訳さ。

ちなみに、映画版でエフィー役を演じたのはジェニファー・ハドソン。(アカデミー賞助演女優賞)彼女も、アメリカン・アイドル(シーズン3)のファイナリストでトップ7だった。
エフィー役は、その後、オーディションで勝ち取ったんだそうだ。(1/782人,審査員満場一致)
今やスーパーボウルで国歌歌っちゃったくらい、ビッグになっちゃってんだぜ。


おっと、話戻って、ジェニファー・ホリデイおばちゃん。
『ドリーム・ガールズ』のナンバーから、"And I am Telling You" を歌ったんだけども、
これにジェシカ・サンチェスがデュエットで絡んだ訳よ。

ホリデイおばちゃん、16歳の小娘を相手に、まったく容赦ないの。
16歳のジェシカ・サンチェスも、シーサーみたいな顔で歌いまくるおばちゃん相手に一歩も退かないの。
いや~、凄かった。
カミさんと二人して、叫びながら観たぜ。

ホリデイおばちゃん、顔の迫力が凄すぎて、「え?モノマネの人?」って思うくらい。(意味不明)
ミュージカルの舞台ではこんな風には歌わないんで、もう完全にデュエット相手の小娘に対して全身全霊で仕掛けて行ってる感じ。 深い愛を感じずには居られないね。


まぁ、観てみてよ。



どうよ?凄かったでしょ?ハンパねーっしょ?
何?顔の迫力に笑っちゃったって? なんて失敬な!ま、俺は笑ったけどね。ハハハハ。
でも、2回3回と観ると、凄すぎて今度は涙が溢れて来るぜ。
最後の方のブレイクからの a~~~nd I~~~ a~m te~~~ling you のとこ。
堪んないな~。

You! って指差されちゃった時は「ハイ!」って返事しちゃうし。
Love me! って言われたら、もう素直に、「ハイ!愛します!」だわ。

ジェニファー・ホリデイの人形作って屋根に据え付けておけば、シーサー100体分の魔よけになるな。

審査員席で観てるジェニファー・ロペスの喜びようもイイね。
残念ながらこの時、スティーヴン・タイラーはこの次のエアロスミスのステージの準備で審査員席に居ない。
エアロスミスのステージも良かったけどね。ジジイでもロックできてスゲーな~。


御歳六十四

ホリデイおばちゃんの迫力でジェシカ・サンチェスの印象が薄いかもしれないけど、彼女も凄いのよ。
彼女は今後出てくるぜ~。楽しみだ。

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