2012年11月23日金曜日

ロックの殿堂25th Aniversary コンサート

「還暦」なんてやめようぜ!

この前書いたロックの殿堂コンサート、もう一枚出てた。 もちろん買ったさ。恐怖のAmazonで。
いや、凄いぞほんと。 泣きまくりだぜ。

ジェリー・リー・ルイス/クロスビー,スティルス&ナッシュ/スティーヴィー・ワンダー/スティング/ジェフ・ベック/B.B.キング/リトルアンソニー&ザ・インペリアルズ/サイモン&ガーファンクル/アレサ・フランクリン
メタリカ/ルー・リード/オジー・オズボーン/レイ・デイヴィス/U2/ミック・ジャガー/バディ・ガイ/ビリー・ギボンズ/ブルース・スプリングスティーン&ザ・Eストリートバンド/サム・ムーア/ジョン・フォガティ/ビリー・ジョエル
さぁ、3つ以上引っ掛かったらもう買いだ! 存分に泣くがいいさ!

2つ前のトピックで「発注したぜ」って書いた、コンサートのBlu-ray。
メニューにチラっと出てるスティーヴィー・ワンダーやサイモン&ガーファンクルが本編にもボーナス・トラックにも無い。
何でじゃい?・・・と思ったらもう一枚出てた。
というか、俺は2枚目の方を買っていたのだ。

1枚目も買ったぜ。 買うに決まってんじゃん!

この先読んだらディスク欲しくなっちゃうぞ~。 気をつけれ~。

1枚目、『Legend Side』  伝説ね。
エグゼクティブ・プロデューサーのトム・ハンクスの司会で始まる。
トム・ハンクスはドラマのプロデュースもやってたりするね。

まずはジェリー・リー・ルイス。御年74歳。 ピアノ弾き語りで 『Great Ball Of Fire』
特に好きでもないんだけど、ジジイ、やるなぁ~って感じね。
敬意を表して拍手。

クロスビー、スティルス&ナッシュ
大好きなんだけどね。 すっごいジジイになってて笑うわ泣くわ。
68歳,64歳&67歳。
俺はアコ時代の方が好きなんだけど、ステージは悪くなかった。
ボニー・レイット(60歳)がゲストで出てきて、「30年前の反核コンサート以来ね」って言うだよ。前にこのブログで書いた『No NUKES』の話。 おぉ~。

この並びだと、スティルス,ナッシュ,クロスビー&レイット

ジャクソン・ブラウンジェイムス・テイラーもゲスト出演。

Judy Blue Eyes とか In The Morning とかやって欲しかったなぁ。
ボーナストラックでは Teach Your Children をやってた。やっぱこれはお約束。
アメリカ人は国家と共にこの曲も歌えないとヤバいって話だ。(俺が勝手に作った話)


スティーヴィー・ワンダー
素晴らしいね。 意外にもこの時59歳。 芸歴長いからな~。
最初のゲストはスモーキー・ロビンソン。 まぁまぁそれなりに。

唸ったのは次のゲストB.B.キングとの共演! B.B.もか~な~りの爺さん。84歳!


もう立っては演れないようだ。
ギター泣きまくり。俺も泣いた。

次のゲストはスティング。 この時58歳。 なんと、バックでベースを弾きだした。


と思ったら曲の途中で突然『ロクサーヌ』へ。
ソロになって以来、ギター弾き語りのロクサーヌは良く聴いたけど、バンド編成で、ベース弾いてのロクサーヌはポリス以来で衝撃的だった。
ソロになって長いのになんであんなにベース上手いんだろ?

次は? お~っと、ジェフ・ベック!!!


Superstition を!!! スゲーよ! 実はこの曲って二人の間で曰くつきの曲だしね。


ポール・サイモン
俺はサイモン&ガーファンクルは好きだけどポール・サイモンのソロはあまり興味ない。
でも凄いな。 ギターも歌も。
で、クロスビー、スティルス&ナッシュの、クロスビーさんとナッシュさんと一緒に、ビートルズの『Here Comes The Sun』を。 す・・・・・・・・・すげぇ・・・・ 唸った・・・


リトルアンソニー&ザ・インペリアルズ



アカペラで一曲披露してくれます。 泣きます。


サイモン&ガーファンクル
待ってました!
二人とも凄いジジイっぷり。 もう妖怪レベルだ。


二人ともこの時。68歳! 
ボーナストラックも込みで懐かしい曲を何曲か演ってくれた。
あの、なんつーか、阿吽の呼吸のハーモニーの入り方っつーか、、、鳥肌レベル。
うぅううううううう。涙涙・・・。 我が青春のS&G。
けど、スカボロ・フェアも演ってほしかったなぁ~。


アレサ・フランクリン



イイね~~~。 ハジケけてるね~。貫禄だね~。



2枚目 『Explosion Side』  うん。確かに爆発だ!

メタリカ
俺は特に好きでもなく過去に聴いてたこともないんだが、スゲーおっさんになってこういうサウンド、ノリ、素晴らしいな。


まぁでも出演者の中では最年少だ。

ゲスト。誰かと思ったらルー・リード! メタリカとルー・リード? えぇ~?
ルー・リード、お腹ポッコリのその辺歩いてる初老の男になってるし。ハハハ。



そして、、、出た!オジー・オズボーン


メタリカバックにお馴染みの2曲をメドレーで。 いや・・・笑うわ。なぜか。

次のゲスト、キンクスのボーカル、レイ・デイヴィス


『All Day and All of the Night』。

メタリカ、ゲストにめちゃめちゃ敬意を表してるのがなんかイイ。
ドラマーもいちいち降りてきてハグしたり。


U2
来たねー。U2。

2曲ほど演ってから、ゲストを呼び込む。。。え!スプリングスティーン!!!
凄い! U2とスプリングスティーンだぞ! パティ・スミスも一緒だ。
で、『Because The Night』。 これ・・・来るぞ・・・。



スプリングスティーンの大ぶり振り下ろしストロークで演られると・・・来るぞ・・・。
スプリングスティーンとはもう一曲演ってる。

次のゲストは?・・・ ファーギーとWill I am が出てきて・・・『Gimme Shelter』のイントロがU2らしい音で始まる。
え?ボーカルは誰が?・・・
ぅぅぅうううおおおおおお~!出た~~~!ミック・ジャガー!!!!


この時66歳だぞ。えぇ! 66歳だぞ! 還暦から6年もだぞ!!!
凄い動きだぞ。 あの動きはもはや脳は働いてないな。 脊椎反射で動いてる。
ミック師匠。。。。 ハンパねーっす。
でも・・・ストーンズで出て欲しかった。


ジェフ・ベック
この時65歳! ジジイの渋みだけじゃなく、迫力も増したなぁ~。
あのね、今は上手なギタリスト沢山居るけどね、いやほんとに、上手なギタリストは沢山いるけどね、ジェフ・ベックを知らないなら聴いてみたらイイ。
格が違うぞ。
格だよ格。 わっかるかな~? テクはもちろんだけど、それだけじゃないんだよな。

で、昔、ロッド・スチュワートと仲直りした時に出した曲、『People Get Ready』が始まった。
おっと~。誰がボーカル???  出てきたのは・・・ん?スティングじゃん!!!!


くぅ~~~~~~~っ!

「次のゲストは、ジミ・ヘンドリックスも好きだったはずだ」って紹介で出てきたのは、スゲー!バディ・ガイ!!!!!うぉ~~~!
ブルース好きじゃないと知らないかもしれないけど、イギリス・アメリカの数多くのギタリストやブルース好きに多大なる影響を与えたやんちゃなブルースマンだ。
バディ・ガイのやんちゃなギターは今も健在だ。 堪らん!
あのジェフ・ベックが、、、あのジェフ・ベックが、最後は跪いて仰ぎ見るほどだぞ。


次のゲスト、、、出た! ZZトップのギターの人、ビリー・ギボンズ
何をやるかと思ったら、、、ジミヘンの『Foxy Lady』 イェェェェエエエ~~~ィ!

ビリー・ギボンズ小さすぎですんません。 バックのジミ・ヘンが・・・

最後はギターインストロメンタルで、『A Day In The Life』 ジェフ・ベック、凄い!凄すぎる!

ちなみに、
ジェフ・ベックのバックでベースを弾いてたお姉ちゃんが気になってしょうがない。
いや、違うよ。かわい子ちゃんだからとか、ベースのボディーのくびれにおっぱい乗せるようにしてるとかが気になってるんじゃなくて、、、じゃ、いいよ、それで。あぁ。




ブルース・スプリングスティーン&E.ストリートバンド
ザ・ボスのお出ましだ。
2つ前のトピックと被らない部分をちょっと。
なんと、ゲストのサム・ムーア。(Sam & Dave のサムね)
『Hold On! I'm Commin'』と『Soul Man』。 叫んだぜ~。


その後、ジョン・フォガティ(C.C.R.の人ね)も出てくる。

で、ビリー・ジョエルが出てくる前に、ノーゲストで、、、、『Jungle Land』 マジっすか! ヤバいっす。
ホント泣いた。。。ほんと泣いた・・・
ビッグマンのサックスソロはシンプルなのに心が震える。 今はもう居ないと思うと余計に。



そしてビリー・ジョエルを迎えて、あの2曲。 2つ前のトピックに書いたやつ。
改めて失禁した。 『Born To Run』は本当に大爆発だ。


ちなみに、ボーナストラックではスプリングスティーンが The Crash の『London Calling』を歌ってる。 意外なんだけど・・・妙にしっくり。


何しろこの2枚のディスク、ワーワー騒いで叫んで歌って泣いて拍手して・・・そんな感じで観た。

傍に居た息子に「とーちゃん、うるさいよ」って言われてマジでムカついて、その69倍のラウドネスで「うるせぇ~~~!!!」って吠えてやったぜ。

観た感想をジェフ・ベックの語りを借りて表現すると、

って感じ。
ジミ・ヘン、カッコ良すぎ! これはモンタレー・ポップ・フェスティバルで『Wild Thing』演ってる例のやつだね。 こんな映像もインサートされてる。


でね、
本当に思うんだけどさ、
もう『還暦』とかやめにしないか?
一周りだとか、節目だとか、老人の仲間入りだとか、そんなこと言ってるから本当にジジイ・ババアになっちゃうんだ。

みんな、このコンサート、観てみてみ。
主要なアーティストはみんな還暦超えだぜ。
あ、でも、、、
U2のボノはこの時49歳。若い!
メタリカのボーカルは45歳。最年少!

還暦なんてやめようぜ。
イチローっぽく、「単なる通過点ですから」ってサラっと流して、走って行こうぜ。

イェ~ッス! ラッケンロ~~~~~~~!!!

2 件のコメント:

  1. プレベーシスト那須2012年11月24日 9:03

    U2カッコイイ♪

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  2. これはこれはプレベーシスト那須さ~ん! コメントどーもありがとー!

    U2、イイですねー。
    ボノがあーだこーだ語ってる横からスプリングスティーンが「ロックを楽しもうぜ」ってとこ、スゲー好きですわ。

    返信削除

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