2013年7月6日土曜日

ラファエロとラーメンバーガー

またまた時期を外してる話。 本来なら開催中に書くべきネタなんだけどねぇ。
6月の頭までやっていたラファエロ展、5月5日に観に行ったぜ~。

スゲー良かったぜ~。
良いもの観たり聴いたりするとハッピーになるよな。


絵画展っていうと、「これ行きたいね」「行こう行こう」といった会話がちょいちょい交わされるものの、その時になると忙しかったり忘れてたりで結局なかなか行かない事の多い我が家だ。

ラファエロ展の広告ポスターは去年の12月頃に見かけた。
「おい!かーちゃん!ラファエロ来てるってよ!行くべ!」
「おー、行くべ行くべ!」
なんて会話の後で調べてみたら、年越して3月からの話で、「な~んだ。まだ来てないじゃん」。

大体こんな場合は始まった時には忘れてたりするんだけども、ラファエロ展はどうしても観に行きたかった。
だってラファエロだもんね。ルネッサンスを代表する画家ったら、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、そしてラファエロってくらいだ。


ヨーロッパでも、各地の美術館に分散されてるラファエロの絵を一箇所に集めた大展覧会はめったにないそうだ。
それを日本でやるってんだぜ。 アジアでは初だったんだってよ。


2月過ぎてから仕事もプライベートもチョー忙しくなりながらも、なんとか都合付けて5月5日に行けることになった。
久々にネコキック・七色マフラーマン夫妻も誘い、一緒に行くことに。
いつもながら娘は部活で一緒に行けず。
部活の練習も大切だけどもねぇ~。 別の分野で芸術的感性を刺激する機会が減ってるのはちょっと残念だな。


さて当日。
上野公園の国立西洋美術館。


9時30分オープンで、9時10分を少し回ったくらいに到着したのだが、既に門の前から長蛇の列。


マジっすか! まぁそうでしょうともさ。

並んで間もなくネコキックさん夫妻も合流。
久々に会ったらウチの息子がでっかくなってて、あらびっくり。
ネコキックさんとそう変わらなくなって来てる。
最初に会った時は、チョーちびっ子だったのにねぇ。

チケットは事前購入していたのでスルっと入れた。
チケットをネットで買ってそのまま印刷して持っていけばOKなシステムは本当に楽でイイな。


いや~、ラファエロ展、良かった~。
本物の絵はイイな~。 筆使いから画家の息吹を感じたりするよね。

ダ・ヴィンチの影響を受けているラファエロ。  あぁ影響受けてるなぁ的な絵を観たりすると、「ダ・ヴィンチさん、パネーな。神だな」とか思いながら描いてる姿をその絵の前にありありと想像したり。
あたり前だけども、本やネットで見るのとは「リアリティ」が圧倒的に違うね。
見ただけで心に訴えかけて来たりね。


一緒に弟子たちの絵も展示されてたんだけど、題材や構図を師匠の真似して描いた作品が、レベル的には上手いんだけど、「深み」が全然足りなくて、そんなのがハッキリ見えたりで面白かった。


で、やっぱりね、ポスターに使われたこの作品ですよ。
『大公の聖母』ね。 これはうっとりだったな~。 心が洗われたわ。
俺の隣りに居たおっさん、思わず合掌してお祈りしてたよ。マジでマジで。
おいおい、これマリアさんとキリストさんなのに、それ仏式じゃん!  ま、いいか。



ラファエロの絵を大いに堪能し、美術館内のコーヒーショップで食事を済ませ、外へ。

さあ、お次は?
隣りの国立科学博物館に行こう!

特別展は見ず、常設展だけを楽しんだ。
今回もシアター36◯(サンロクマル)、観たぜ。 あれはイイぜ~。

フーコーの振り子をチェックしたり、恐竜見たり。
ワン!

サイエンスを堪能し、外へ。

とりあえず上野動物園入り口まで歩き、喉を潤し休憩。

さてそしたら不忍池に行こうか。イェ~イ!

上野公園の緑の中を気持ち良く歩きながら、真逆の方向へ進む。
「あ、こっち真逆じゃん」と引き返し、
「こっちが近道じゃねえか?」などと袋小路に入ったり、「これ、突っ切って行けるんじゃねえの?」と東照宮に入るも「突っ切れねーじゃん!」と引き返したり。

そんなこんなであちこち散歩しつつ、到達が危ぶまれて来たところでようやく不忍池の入り口に到達。


するとそこに『喜多方ラーメンバーガー』なる出店が!

何~~~~じゃ?そりゃ!
俺がツッコんでる傍らで、七色さんと我が息子が尋常ならざる興味を示し、二人は購入して食すことに。

麺がバンズみたいになってる訳ね。


具を挟んで、

スープ掛けて、出来上がりと。。。。 何~~~じゃ?そりゃ!


息子が食ってるのを少し食わして貰った。。。。 あ、美味いねぇ。


不忍池では七色さんと息子が足こぎボートを楽しんだ。
俺とカミさんとネコキックさんは池の畔であーだこーだお喋り。 陽気も良くて気持ち良いねー。


忙しい日々の中にポコっと、やんわりゆったり心洗われ、ハッピーで楽しい一日だった。

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