「オヤジ」考

四十而不惑
－ 孔子 －

近頃、俺のTODOリストは、見ただけで耳を塞いでしまうほど膨らんだ風船のごとしだ。
なのでここのところ全然ハーレーに乗れない。

乗れなくても帰宅時にガレージに寄ってみる。
ハーレーはそこに居る。
それだけで幸福感と感謝の念が押し寄せる。
あぁ～、落ち着くし癒されるなぁ～。
ま、焦らず一つ一つ処理して行くしかあるめえって気になれる。

さてと、話変わって、、、

永きに渡って抵抗してきたが、
今や押しも押されぬ、世間一般が認識するところの「おっさん」「オジサン」「オヤジ」の範疇に属する年齢だ。
あぁ、もうなんでも良いが、せめて「おっちゃん」と呼んではくれまいか。

ま、そんなこたあどうでも良いのだ。

俺の行きつけの会員制ハーレーサイト（あまりおもろくない）の掲示板はオヤジ率が高い。
ハーレー乗り自体オヤジ率が高いので順当だとも思えるが、他のオープンなハーレー系掲示板ではそれほどオヤジ臭を感じないのだ。

その掲示板、
やれ おっさんライダーだ、オヤジハーレー乗りだ、オヤジだって何たらかんたら・・・。
「私は○歳のオヤジですが・・・」
「もうオヤジなので・・・」
しまいにゃ、
「４０そこそこでオヤジとか言ってたら５０の俺はどーなる！」
どーなるかなんて知ったこっちゃねえやい。

別に若ぶる訳じゃないが、そんなこたぁどーだって良いじゃんか。
幾つだろうと、フツーに思って、フツーに行動して、フツーにハーレー乗ってれば良いと思うんだけどなぁ。

何か焦りでもあるのかな？ それとも何かの言い訳？ 逆に自慢？

四十は不惑。”四十にして惑はず” って言うじゃないの。
不惑の本来の意味は「狭い枠にとらわれない」ってことらしい。
なんで枠にハマりたがるのかね？
「今」をフツーに楽しく生きれば良いんじゃないのかね？

で？ 五十は何だっけ？
知命？
”五十にして天命を知る”ってか！
えぇー、そりゃ焦るわぁ。
ぬわぁ～～～んちって。

それより何より、俺、髪の生え際チトヤバ気味・・・ なにせもう「オヤジ」ですから。