幼稚園から通達

ボヘミア～ン♪

晴れた平日の朝は、出勤前にスクーター（100cc）で息子とノーヘル２ケツで近所を流していた。

－ ノーヘルは息子・俺共々。もちろん違反だし危険なことだ。それは重々承知 －

幼稚園バスがすぐ近所の公園前に停まるので、ちょっとだけ早めに出て、近所をぐるっと一回りして公園に行く。
周りは閑静な住宅街で車はほとんど通らない。
時間的に、ご近所の車とかち合うこともほとんどない。（たまにはあったが）

娘が幼稚園児だった頃も同様で、一時期は娘も息子も乗せて３ケツでやっていた。
かれこれ4年以上続けてきた訳だ。

それが突然打ち切られた。

幼稚園に通報というか苦情が行き、幼稚園側から通達が来たのだ。（どうも各家庭へらしい）
危ないからやめさせろ云々・・・

う～ん・・・　近所の人を危ない目に遭わせたことはないんだけどなぁ・・・
というか、俺達、朝からハイテンションなのがお気に召さなかったのかとも思える。
朝っつっても9時ちょい過ぎなんだが、子供の声は響くし。
そういや昨日は殊の外テンション高かった。

つうか、うるさかったのならそう言や良いのになぁ。
「うるさいから」よりも「危ないから」の方が訴えるに効果的って、戦略的なものが見え隠れ・・・

まぁ何にせよイライラさせられてた人が居たってのは事実な訳で。
幼稚園に苦情を言うってやり方もどうかと思うものの、、、
俺の方も、もっと気を遣うべきだったな。
ハーレーも気を付けなきゃなぁ。

ま、しゃあない。ハイ、チャンチャン。おしまい。
また別の楽しみを見つけようぜ、息子よ！


んじゃ、気分直しに、ちょっと心温まるエピソードを。

5歳になる我が息子、ＴＶで葛城ユキの歌う「ボヘミアン」を観てツボにハマった。
渋い声で「ボヘミア～ン♪」と唸るように歌い、喜ぶ。
ひとしきり盛り上がってから遊びに熱中。
ふと、また「ボヘミアン」モードのスイッチが入ったようだ。
ところが、聞き慣れない言葉ゆえ思い出せず、しかし歌いたい衝動は否応無く彼の声帯を駆り立てる。
またもや渋い声で唸るように歌い出した。

「トレビア～ン♪・・・　あ、違った　デロリア～ン♪」　それも違うぞー！