娘に携帯電話を

何でも勉強ってか

実は数カ月前から、ウチの小6の娘は携帯電話保持者だ。
ケータイだ～ぁ？べ～らぼうめぇ！ガキがケータイ持つ意味が分からん！
と、以前は思っていたのだが、

色々とあーでもないこーでもないで、娘からねだられた訳でもないのに、カミさんとの秘密会談の席で娘にケータイを持たせることを決定し、娘が遊びに出かけた隙にカミさんと買いに行った。

新規加入の0円ケータイ狙い。
0円でも、近頃のケータイは立派だ。　薄っ！綺麗！カッケー！
0円なのに、カミさんのケータイよりスペック上で、カミさん「マジかよ～」

ケータイの契約って、昔はもっとあっさりしてたけど、今は説明が山ほどあってうんざりだな。
担当のお姉さんの、目え血走らせながらのマシンガントークは俺の心を蜂の巣にしてくれたぜ。


娘が帰って来た。
「お前にいい～～～ものを上げよう」
「え！？何？何？」
娘、家の中に何かヒントがないか視線を巡らせ、弟の姿を認める。
「え？ケータイ？」
「なぜ判った！？」
息子を見ると、au のロゴ入り風船で遊んでいた。ハハ！そりゃバレバレだ。


娘に手渡す前に、あれこれ能書き垂れた上で色々と約束事を並べる。

当面Webは禁止。メールはOKだがほどほどに。電話を掛けるのは両親のみ。受けるのはOK。遊びに出た先でケータイを持たないお友達が家に連絡を取る状況の場合は速攻で使わせてあげること。色んな意味でマナーに気をつける。きちんと管理すること。等々・・・

「はい！分かりました！ちゃんとします！ウッキーーー！」
娘は大喜びだ。

なんやかんやで、娘もケータイを持っていた方が、こっちも楽だし面倒がないし、やっぱ便利なのだ。
ってのもあるが、あんまり引っ張って我慢させてから渡して、一気にケータイの虜になっちゃうより、早いうちから渡して慣れて行く方イイのかもなってのもある。
何でも勉強だな。


しばらくしてから娘は、ケータイをPCに接続し、お気に入りのCDの曲を取り込んで、ケータイに入れ、MP3プレイヤーとしての使う なんて技もマスターした。
ステレオイヤフォンで聴きながら、生意気にも「音、悪いなぁ」とか言っちゃったりして。
事実、au のRISMO って圧縮率が高くて音質悪いのだ。
それでも娘はご満悦。

ケータイで撮った写真をPCを介さず、プリンタと直接ワイヤレス通信して印刷するなんて荒業もやってたらしい。

先日、久々にネコキックさん／七色マーさん夫妻を訪ねた際は、二人と手馴れた手つきで赤外線通信して、コンタクト情報を交換していた。


ガキのうちからパソコンいじれて、ケータイ持てる今の時代って、、、すんげえな。
「親からケータイを渡された日」ってのは、おそらく人生の中の特記事項的思い出になるんだろう。

それは俺がガキの頃、家のテレビが白黒からカラーに変わった時の感動と比べるとどっちがどうなんだろ？
どうもへったくれもないか。ハハハ。