東京サマーランド

○○オブ・ザ・イヤー2010

七色マフラーマンさんが東京サマーランドの優待券（料金割引）を手配してくれた。
サマーランドか。小学生の低学年の頃以来だ。

先月末に日程を確定して以来、子供らは毎日毎日指折り数えて楽しみにしていた。
初サマーランドってのもあるが、七色マフラーマンさん（子供らは「おっちゃん」と呼んでいる）と遊べるのが嬉しいのだ。

そんな訳で、9月3連休の中日である19日、俺と子供らと七色マフラーマンさんの4人、サマーランドで今夏のプール納めをしてきた。


9月も半ばを過ぎれば、世間のプールに対するモチベーションやテンションも下がり、すいているだろうという読みで、この日にしたのだが、果たしてどうだろう？

数日前の朝、子供らに付き添って小学校まで行く際（近頃は2週おき1週間の当番）、息子と同学年の少女から得た情報によると、7時に家を出たら入れたが、9時に家を出たお友達は大渋滞に阻まれ、到着を断念して引き返したそうだ。

また、別の少女のお母さんが話してくれたのは、お盆の頃などは真夜中からゲート前に車が並び、午前3時頃にゲートが開いて、車で入場した人らは駐車場で仮眠と思いきや、朝を待たずに入口前に並び出すそうだ。 うひょ～！半端ねぇ～！
そう、その話してくれたお母さんもそれをやったのだそうだ。 なんと剛の者よ！


さて当日、渋滞がなければ1時間半ほどの道のりなのだが、使う道路が渋滞で名高き国道16号。サマーランド周辺も夏の休日は大渋滞するとは言えもう9月後半だしってことで、5時半に起き、7時出発を目指して支度を始め、なんやかんやで6時40分に出発。

途中までは渋滞というほどの渋滞もなく、スムーズに進んだ。　早く着きすぎちゃうかもな。
ところがやっぱり天下の国道16号！？　中央高速を挟んだ前後そこそこの距離がそこその渋滞。
しかし、サマーランド方面に外れてからは渋滞もなく、現地到着は8時半過ぎ頃。

既にサマーランド前の駐車場は半分ほど埋まっており、入口前にはおびただしい数の人・人・人・・・
この時期でも芋荒い状態になっちゃうんだろうか？

優待券を入場券に引き換え、生き物のようにどんどん伸びて行く入場待ちの列の最後尾に並んだ時点で8時40分。
七色さんに電話を入れてみた（車だがハンズフリーフォンだ）ところ、高速道路が大渋滞でまだまだ当分着きそうもないとのこと。
後でプールで落ち合うことに。


ここのところ急に涼しくなっていたが、この日は朝っぱらから暑かった。
9時を待たずして開園となり、アホみたいに行列になってグルグル歩く。

娘が隣の列を見ながら小声で、「とーちゃん！とーちゃん！あのお母さん、おっぱい凄い！」
細身なのに巨乳で、ビキニの上に軽く羽織っただけの若いお母さん（二人の子連れ）が胸元顕に歩いていた。
凄いおっぱいオブ・ザ・イヤー2010ノミネートだ。
「おぉ～、スゲーな。ありゃ～、日本人じゃないな。 南米系、、、コロンビア人あたりだな」とスーパーテキトーな事を言う俺。
しかし、おっぱいが凄いって報告をしてくる娘ってどうなんだろ？


そしてついに入場。

車を降りた時点でビーサンに履き替えていたのは大正解だった。
ビーサンならそのままプールサイドを歩いて行ける。
着替える前に場所をキープ。
屋外プールの通路脇の芝生のエリアに簡易テントを設営した。


コインロッカーは400円だが、何度でも開け閉めできるのが嬉しい。
最後に「もう帰るぜ」ボタンを押すと、100円戻ってくるシステムだ。

ただ、なんだか落ち着かない更衣室だな～と思いつつ着替えていたのだが、そこはただのロッカー室であって更衣室ではなかった。 更衣室は別にある。
あぁ、どうりで。　しかし、大抵の人はそこで着替えてしまうようだ。


さぁ、流れるプールで流れながらおっちゃん（←七色さん）を待とうぜ。

屋外の流れるプールは、緩やかな流れでそこそこ距離があり、途中に小さな滝があったり、でっけー樽から1.2トンの水がぶちまけられたりで、なかなか楽しい。総距離650メートルあるそうだ。

結構人は居るが、8月に比べれば、か～な～りすいてるレベルと言えるだろう。

パノラマ写真を撮ってみた

プールサイドで佇んでいた時、10メートルほど上流で、貧相なおっさんがプールから上がった。
片足で跳ね、左側にサイドヘッドバンキングして、固定した左手に頭を打ち付ける。
そう、耳に入った水を抜く時の動作だ。

このおっさん、器用にもこれをやりながらプールサイドの通路をこちらに向けて前進して来た。
片足でケン・ケン・ケンと進み、　3歩歩いて、またケン・ケン・ケン、頭はガン・ガン・ガン、、、
と、おっさん、バランスを崩し、脚をもつれさせ、「あぁ～」　おっさんの身体が傾ぐ。危ない！ ドッボーン！
俺の目の前でプールに落ちた。

イイ～もの見たなぁ～。
衝撃的なおっさんオブ・ザ・イヤー2010、ノミネート！


開園から一時間半を過ぎて、ようやく七色さん、合流。
高速道路がハンパなく渋滞していたそうだ。
三連休中日だってのにねぇ。


4人で流れるプールを漂う。 気持ちイイねー。

日差しが結構強く、俺は頭皮がジリジリ焼けた。
え！何！？何ですと！？ 頭皮が？ そりゃつまり、頭髪が少なくなって来てるってことじゃん。
いや、、、気づいてはいたものの、思い知らされて、ちと凹んだオブ・ザ・イヤー2010ノミネート。

そういや先日息子に言われた。
「とうちゃん、そろそろリーブ21？」
「うっるさい！ボケェー！ リーブ21だ～あ？ 俺はハゲたらハゲっぱなしじゃい！！！」
「ハゲたらハゲっぱなしー！ハゲたらハゲっぱなしー！とーちゃんハゲたらハゲっぱなしー！」
「お・ま・え・・・ 本気でムカツクわ」


息子と七色さんで、二人乗りのやや落下系ウォータースライダーを楽しんだ。
我が子らに、親以外の信頼できる大人で、こんなに遊んでくれる人が居るってのは素晴らしくありがたいことだ。


飯にすっぺー！
お昼。みんなでかーちゃんが作ってくれたおにぎりを食べた。
おいしいねー。

息子は不注意でジュースをテント内にこぼした。
またかい！今回もかい～！


午後は屋内プールにも行ってみたが、波が出るプールに波は無く、いつ出るのかもわからず、蒸し暑いってのもあって、やっぱり元の流れるプールに戻った。


樽に溜まった1.2トンの水がぶちまけられる様 ↓

撮ってて、水の直撃を受け、カメラを持って行かれそうになった。

我が息子はこの樽の下辺りに設えられている大型水鉄砲で、プール内5メートルほど先に居た見知らぬ高校生の兄ちゃんらをスナイプしていた。

兄ちゃんら、当てられるとオーバーアクションで、叫びながら仰向けに倒れて流れて行った。
とっても素敵なお兄ちゃんたちオブ・ザ・イヤー2010決定だ。

この一部始終を後で娘に話したところ、
「凄い！素晴らしいお兄さんたちじゃん。人間の器が大きいなぁ！」
小6のお前が「人間の器」を云々するのかい！素晴らしいな。


この近くで、朝、並んでいる時に見たコロンビア人と思われる巨乳ママに再遭遇。
お子さんと話しているところを間近で聞いたら、バリッバリのネイティブ日本人だった。
娘に報告。「おい、あのお母さん、バリバリ日本人だったぜ」　何を報告してんのかな？俺。


流れるプールの途中、頭上にくねくね系ウォータースライダーのコースが走る。

そんなに並んでないじゃんってことでやることになったが、俺は写真係。
いや、そんなにっつっても並ぶの嫌だし、並んでいるうち身体が乾いて、温まって、その状態で水に突っ込むと心臓がキューってなって嫌なんだもん。 真夏ならイイけど、やっぱ微妙に水冷たいし。

ウォータースライダー全体が見渡せる場所でみんなを待つ。
並ぶのは嫌だけど、待つのは別に苦じゃない。 おもしろいもんだ。

滑り終わってもまだ遊ぶ。
流れる流れる。漂う。泳ぐ。担ぐ。ぶっ飛ばす。ウハハハハ。


夕方になり、ちょっと寒くなってきた。
地下に温水スパがあるってことなので、そこで温まってから帰ろうということになった。

いや～～～、冷えた身体にお湯が気持ちイイ～～～。
ついつい長居。

さあ上がろう。
着替を済ませ、ま、息子がゴーグルを失くすなどのお約束（お約束て！）を経て、みんなでお約束のアイスクリーム。七色さんがご馳走してくれました。おいしうございました。


なんやかんやで、出たのが閉館時間の6時を回ってから。
いや～、遊んだねぇ～。

そして七色さんとツルんで帰路へ。　途中で一緒に夕食を摂り、そこでバイバイ。
どうやら高速道路上り線も大渋滞だったそうだが、下道も負けずに混雑。
帰宅は午後10時だった。

9月の連休も渋滞厳しいんだねぇ。
まぁでも楽しかったオブ・ザ・イヤー2010ノミネートは間違いなしだ。