意外と楽しめる青空文庫

Googleさん、頼みます

以前このブログにチラっと書いた、au の全部乗せスマートフォン IS03、かなり売れてるらしい。
結局俺は、モバイルスイカ対応がまだ先なのと、Androidのバージョンが2.1ってのが理由で乗り換えは保留とした。

その代わりと言っちゃあなんなんだけども、例の、月8円運用0円スマフォのIS01。
Android1.6だし、これが無くちゃ困るってレベルには程遠いが、まぁちょいちょい便利には使えている。

まぁ俺の最大の目的ったら電子書籍なんだけども、国内事情はまだまだ寒～い感じで。
とりあえず国内の電子書籍事情（事業）がまともに動き出すまでの繋ぎとして、『青空文庫』なるものを試してみることにした。

青空文庫ってえのは、著作権切れやフリー公開許諾済みの本の電子ブックを無料で提供してるところ。
PCやケータイでも利用可能だし、iPhoneやiPad用のアプリも出ている。
これのAndroid用アプリも無料で出ていたのでDLした。

ま、著作権切れ本がメインだし、古典や純文学系は好みじゃないし、そう大したラインナップじゃないだろう という思い込みから、今まで試したことがなかった。

青空文庫自体のタイトルラインナップは9千近くあるそうだが、アプリ版はとりあえず500タイトルの本が読めるようになっている。
ふむふむ・・・なるほど・・・
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、島崎藤村、森鴎外、梶井基次郎、その他、、、お～お～お～、国語の教科書でおなじみの面々だぜ。

わお！『源氏物語』紫式部ってか！　ダンテの『神曲』もあった。
おぉ！宮沢賢治の作品も結構ある！

宮沢賢治以外は読んだことない作品ばかり。
とりあえず、宮沢賢治も含めて20作品ほどをダウンロード。

何せ無料なので、洒落でダンテの『神曲』も落としてみた。
読んでみたが、、、日本語なのに解読不能で大笑い。1ページでギブアップ！

宮沢賢治作品をいくつか読んでみた。

『銀河鉄道の夜』，『よだかの星』，『セロ弾きのゴーシュ』・・・
あぁ、読んだことあるのに、内容ほとんど忘れてたなぁ。


いや、本の内容はさておき、
電子書籍リーダーとして使ってみた感触は、か～な～りナイスだ。

読みやすい（ケータイアプリより断然読みやすい）し、嵩張らないし、重くないし、ページめくりミスもほとんどないし、
しおりを挟んでおかなくても、次に開いた時に前回のページが開くし。

やっぱイイねぇ、電子書籍。
良い機会なんで、今まで避けて来た古典純文学系も読んでみちゃおう　って気になった。

意外と楽しめるな、青空文庫。


早く国内の電子書籍事情がいい感じになって欲しいもんだ。

今日のニュースによると、Googlがようやく米国で電子書籍販売サービス(Google eBookstore)を開始したそうだ。
来年は日本でもスタートするって話。

いや～楽しみだ。
日本の出版業界は何かとグダグダなので、Googleさんが頼みの綱だ。

とか言いながらも、もうすぐSonyから発売される電子書籍リーダー「Reader」は、モニター応募しちゃってるんだけどね。
Sony "Reader" 、文庫本サイズってのがナイスだな。読みやすそうだし。

でも、今時 Wi-Fi非対応ってシンジラレナ～イ！
その割には値段安くなくてリカイデキナ～イ！
Sony、本当にやる気あんのか？ ワカラナ～イ！

Sony "Reader" は貰えるならチョー欲しい（当りますように）が、買う気はしないな。