ハーレーおしりスッキリ そしてちょびツー

走ってなんぼ

ハーレーが車検から帰ってきた土曜日、久々にちょびツーに出た。

が、その前に、ナイスなニュースとバッドなニュースが一つずつ。

バッドな方から行ってみよう。
ウチから歩いて行けるところにあって重宝しているハーレーショップ。（買ったショップの支店）
なんと、ななななんと、来月一杯で閉店！ ゲボーン！


これを機会にディーラー車検は見直そうか。　値段も大分違ってくるし。


ナイスなニュースの方。
ハーレーショップの若い兄さんが、俺の長年に渡る懸案事項を解決してくれた。
リアウィンカーを本来の位置に戻してくれたのだ！

こんな感じ。

この位置が本来の位置。 やっぱり美しい～。

いや～、スゲー嬉しい。ほんと嬉しい。おしりスッキリ。

前はどうだったかっつーと、こんな感じ。

リアフェンダーにバーを付けて、左右にボヨーンと伸びた先に付いてたのだ。
パッセンジャーシートに座る我が息子の目付きが、バー付けウィンカーの残念さを物語っている。

デタッチャブル・シーシーバー（着脱式小っちぇえ背もたれ）を付けるなら、リアウィンカーはバー付けになりますって説明に納得してカスタムしたものの、ど～もバー付けは雰囲気がもっさりしてて気になっていた。

デタッチャブル・シーシーバーのままリアウィンカーを本来の位置に戻す術はないのだろうか？

今まで2度ほど2人のショップ店員に相談したことがあるのだが、どちらも「デタッチャブルだとこうですね」でおしまいだった。

今回、初めて見る若い兄さん、対応が丁寧なだけでなく、言葉遣いもちゃんとしてて、信頼の置けそうなオーラを纏っていたので、ダメ元で相談してみたところ、時間を掛けてあれやこれや調べまくり、最後に業務用整備マニュアルの一部の中から問題箇所を探し当ててくれた。
「ありましたよ！これならできますよ！」

えぇ、どうだい？　プロだねぇ。感心だねぇ。
もっと早くからこの兄さんを雇ってれば、この支店閉めなくても済んだのかもよ。

そんなこんなで車検整備と一緒にリアウィンカーの付け直しもやって貰ったのだ。


先週土曜日、朝一でハーレーを引き取りに行き、おしりスッキリの喜びの勢いでちょびツーに出た。

近すぎず、さりとてさほど遠くでもなく、箱根はまだ寒いんで手頃なところでアメリカ西海岸。

海沿いの真っ直ぐな道でテンション急上昇だぜ。

ほれほれ、ホテルカリフォルニアチックな風景。

ウェスト・コーストのどこまでも脳天気な青空に呼応するかのごとく、海の色も微妙にエメラルドグリーン掛かって、おぉ、綺麗だね～。

と、まぁ、ここはお得意の観音崎。

観音崎って別段どってことないので観光客も少なくてイイ按配なのだ。

去年の4月に世話になった地元チーム、『観音崎プリングルス』の面々にまた会えるだろうか。
彼らのたまり場を覗いてみたら、おぉ～、居た居た。
ヘッドは草むらで爆睡していた。
すぐ傍のヘッド席にはナンバー2が。
どうも近頃ではナンバー2がチームを取り仕切り、実質上のヘッドになっているようだ。
「よぉ～、久々」
「よぉ、あんたか。今日は誰かが訪ねてくるような気がしてたんだ」
「スゲー勘だな、おい」
「ああ、俺たちは勘だけでここまで生き延びて来てるんでな」
「うっわ～、カッケーなぁ」

セルフタイマーで新ヘッドと2ショットの写真撮ろうとしたら、「場所空けてやっからこっち座れよ」なんつって歩き出してしまった。

新ヘッドが空けてくれた”玉座”で海と空と雲と旋回するトンビを眺めながらコンビニおにぎり食べて、自販機の温かいお茶飲んで、あ～いい気分だ。

ハーレーで出て、どこか飯屋に寄ろうとすると、これが意外にも結構鬱陶しい。
コンビニ飯でも自前でも、お弁当持参で外で食べるのがナイスだ。

ブラ～っと辺りを散策してから帰途に就いた。
結構寒かったけど気持良かったなー。

やっぱハーレーは走ってなんぼだな。
今年は去年よりも走りたいもんだ。