我が青春の・・・

普通にセブンハーフだろ

昨日は七夕だってのに、曇っちゃって残念。
って・・・七夕の日に晴れた時ってあるのかな？

去年、当時７歳の我が娘が短冊に書いた願いは、
「きたちょうせんのミサイルが日本におちませんように」
だった。
大爆笑したが、願いが叶ったのは何よりだ。

今年はアルカーイダあたりをネタにしてくれるかと期待したが、全然普通の小学３年生的お願いで、がっかり。
ただ、弟をクサす時が七夕バージョンだったのはちょっとだけ笑った。
七夕の歌のメロディで、「おまえ～はダッサダサ～♪」


さてと、俺、
久々にスニーカーを買った。

ブーツの他に、革のタウンシューズと合成繊維のウォーキングシューズは持っているのだが、夏はやっぱり「スニーカー」が欲しい。
踵までカバーする、ごついサンダルみたいなのも持ってるんだけど、どうも馴染まない。
かと言って、ビーサンで街中ウロウロしたり、電車に乗ったりってのも俺的にはいただけない。（プール行く時はアリだけど）

やっぱりスニーカーだ。

近頃の（てか随分前から）スニーカーは、合成繊維製がほとんどだ。
合成繊維は強いのでなかなか破れないし、ブラッシングだけでかなり綺麗になるんで、洗う手間も少くて済む。
最後にキャンバス地のスニーカーを履いたのはいつの頃だっただろ？

などと考えていたら、どうしてもキャンバス地のスニーカーが欲しくなってしまった。

さほど大きくない地元の靴屋へ行ってみる。
案の定、キャンバス地のスニーカーは、、、無さそう・・・あー！あった！
コンバース・オールスター！！！
おぉ～！我が青春のコンバース・オールスター！

高校１年の頃からバイトを始め、初めて自分の稼いだ金で買ったスニーカーが、コンバース・オールスター。
白のハイカットだった。
今では安～いオールスターも、当時は凄く高くて、小遣いではもちろん、親に買って貰える金額でもなかった。

以来、何足のオールスターを履き潰しただろう。
履き心地、悪くはないが、特別良い訳じゃない。
すぐに傷む。磨り減る。破れる。
でも好きだったなぁ。
いろ～んな色のオールスターを履いた。
新品にブリーチ掛けて変な色にしたり。シューレースに変な色を組合せたり、左右のシューレースの色を別々にしたり。
いつもハイカットだった。
最後にオールスター履いたのっていつだったんだろ？

白のハイカットを手に取って、シゲシゲと眺め、「あの頃」の匂いを楽しんだ。
そして棚に戻す。
うん。「あの頃」は「あの頃」。棚にあれば良いのだ。

で、今まで履いたことのなかった、ローカットを物色。
普通とちょっと違うデザインの、ローカットのオールスターを見つけた。
地味だがスッキリして良いかな。

店員は、妙齢の女性。
呼び止め、購入の意思とサイズを伝えた。
アメリカやイギリスのメーカーの靴のサイズは、センチではなく、インチだ。
俺のコンバースは、7.5インチ。 靴屋ではセブンハーフと言えば通じる。
通じるというか、普通にそう言うものだ。
別にスカしてる訳でもカッコ付けてる訳でもなく、それがごく普通の言い方だ。
今までず～っとそうだったし。

「すいません、これお願いします。セブンハーフで」
「はぁ？・・・・」
「・・・・（テメコノヤロ！　はぁ？ って何だ！　はぁ？ じゃねーだろ！　最低限 はい？ だろ！　てか、何でセブンハーフで通じねぇんだ？ テメ、それでも靴屋か！　プロ意識持てやコラ！）」
「何センチですか？」
クラクラしながら店頭品のベロをめくってみた。 なんと！ インチの横に、 JPN 26.0cm なんて書いてあるじゃないか！
そう言えば、昔、コンバースが潰れ掛けた時、丸紅（伊藤忠でした）がテコ入れしたんだっけ・・・
企業買収だったのか、資本提携だったのか、ブランド買い取りだったのか詳しいことまでは知らんが。
ちょうど、店頭品がセブンハーフだったので、指を差して、「これ・・・ください」。
センチで答えるのも癪だったのだ。

まぁまぁ、それでも久々のコンバースで気分は上々。
気持良くレジで、支払い。
って、ええ？！ マジで？
値札を確認してなかった。
ちょっとデザインが違うだけで、ノーマルオールスター（ローカット）２足分の値段だった。

まぁ・・・それでも・・・コンバースだし。あははは（乾いた笑い）・・・・

地味なりにアクセントを付けるため、地味系の色のシューレースも別に買った。
通し方もちょっと妙な按配にして。 うん。イイね。

そう言えば、
靴紐ってシューレースって言うのに、ブーツの紐はブートストラップっての、なんだかおもしろいな。