裏話的「真鍮のチャリ」

素敵なのだ

前回のトピック『真鍮のチャリ』の裏話的な事を書こうかと。

グズグズになって仕舞い込まれた後、長い年月を経て発掘され、磨かれ、輝きを放ち、小粋な存在感をアピールしている真鍮チャリ。

・・・という流れだけでトピックとしては成立していたと思う。
「ほら、コレ、こんなにグズグズだったんだけど、ピカールで磨いたらこんなにピカピカ。イイっしょ？ 大昔に友人から貰ったモノなんだけどね」
ってな感じね。

そこにもう一つ、およそ四半世紀前に俺にプレゼントしてくれた人は、このことを覚えているのだろうか？ って話を織り込んだ。

プレゼントってさ、贈る方は短い時間しかそれを持ってないってケースが圧倒的に多いでしょ？
長年使っていたモノをあげるとかは別として、大抵はそのために買ったりする訳じゃん。
それってつまり、
「これがイイかな？」 から 「よしこれにしよう」 を経て「これくださ～い」 の間しか見てない。
一方、貰った方は、まぁそれぞれのケースや人にもよるけど、贈る方より圧倒的に長い時間それを見ることにならあね。

これってフツーに当たり前のことだけど、なんか面白い。
俺も四半世紀前に誰かにあげたものなんて、、、全然覚えてない。

でもプレゼントってさ、それを考えたり選んだりあるいは作ったりって時にね、贈り手は相手のことを考えてる訳でしょ。
その一事がなんつーても温かく嬉しくも素敵だよね。
四半世紀も経って、贈り手がすっかり忘れているとしても、この ”素敵”は時を超えてそこに蘇るのね。
まぁチト大袈裟な物言いではあるけど、、、でもそうでしょ？


で、実は、件の真鍮チャリの贈り手の友人って、このブログの読者なのだ。
毎トピック読んでくれてる。

なもので、彼が俺にあのチャリをくれたことを覚えているかどうかってのは興味深いポイントだった。
忘れてて当たり前で、むしろ覚えてたらびっくりだし、何にせよ面白い。
いや、別に、不謹慎に面白がってる訳じゃなく、贈り手をからかう意図は微塵もないが、なにしろ興味深いし面白い。
彼のリアクション、気になるでしょ？

で、その彼なんだけども、実際、直接のリアクションとしては、

”これ素敵ですね！”
”手作りですかね？”

↑ はい。前トピック、2個目のコメントですね。
そう、このチャリの贈り手は、このブログのコメンテーターでお馴染み、あっかん氏だったんです！
ぃよっ！ あっか～ん！ おっとこ前～！

現在あっかんがイカしたチャリライダーであることも含め、
本当に、変な意味じゃなくて、素敵に面白いのだ。