おまわりさん、ありがとう!
各方面にご心配いただき、あるいは心配を振りまいてしまった、かの「不審車/者 現る」シリーズ。
今回、一応の節目を向かえましたので、その報告を兼ねたトピックです。
通学の時間をずらしたこともあり、不審車/者との遭遇はなくなった。
引き続き毎朝、途中まで子供らに同行していたのだが、まぁ様子見は今週いっぱいまでかな?と言っていた先週金曜日、
不審車/者と遭遇していた道へ入るT字路のかなり手前で、例の黒のクラウンと思しき車が横切って行くのを俺と息子のお友達が見た。
「あれ?今の・・・」「なぁ、アレあいつだよなぁ」
今まで出没していた時間よりちょっと遅い。
まさか、奴も時間を遅らせて来ているのか?・・・
今回の不審車騒ぎで、子供たちが”黒い車”に対してナーバスになりかけている。
黒だけじゃなく、どんな色の車でも怪しいやつは警戒するだぞ とは言ってあるが。
が、ナーバスって点ではそりゃ親の方がナーバスだ。
あの黒い車は・・・・
そんな訳で様子見は継続されることになった。
月曜日の朝、カミさんが、例の車がまだ来ているのであれば実際に見ておきたい ということで、一足先に出た。
俺は数分後に子供らと出た。
と、カミさんが戻って来ていた。
「来たか?」
「来たよ!おまわりさんも来てて、今、職質掛けてる!」
「何ぃ!マジでか?」
「ほら、あそこ」
ウチの辺りはちょっと高台になっているため、直線距離にして191.93メートルほど先で警官が黒い車を止めて職質掛けているのが見えた。
「おぉ~!職質だ職質だ!ワーイ!ワーイ!」
”職質”って異様にテンション上がっちゃうんだ、俺。(ま、色々あって・・・)
そして子供たちと学校へ向かい、途中で「行ってらっしゃい、気を付けてー」
ちょうどそこが職質ポイントだった。
すでに職質は終わり不審者も去った後だが警官はまだそこに残っていた。この前話をした生活安全課のおまわりさんだ。
挨拶を交わし、俺とカミさんと別のお母さんとでおまわりさんから話を聞いた。
「どうもただの子供好きのおじさんのようでしたが、大分イラついてましたね。悪いことしてる意識がなく、なんでそんなに騒がれなきゃいけないんだって。」
「あー、そうなんですか」(その無神経さにこっちはイラついてるんでぇ!べらぼうめぇ!)
「このご時勢、子供が事件に巻き込まれることも多いので、親御さんたちが心配し、警戒してるんですよって説明しました。
あと、子供にクラクション鳴らすなんて、大人と子供ではクラクションに対する反応も違うし、怖がってますからとも。」
「あぁ、それはそれは」
「そしたら、”じゃー、もうやらねえよぉ!”なんて憤然としてましたけど、おそらくもう大丈夫でしょう。
こちらもその人の名前・住所・電話番号・勤務先(老人ホーム勤務とのこと)と押さえてありますから。
小学校の方には生活安全課から報告しておきます。
それじゃ、何かあったらすぐ交番の方に知らせてください。」
「はい、よろしくお願いします。どうもありがとうございました。(ペコリ)」
おまわりさんが辺りを警戒し、不審者がそれを見るだけでも意味があると思い、職質までは期待してなかった。
まぁ今は色んな事件が起こっているから警察も放置できないんだろう。
なにしろ、不審者に直接メッセージが伝えられたのは良かった良かった。
あるいは俺ら親がどうにかして直接伝える方法ってのも考えなくはなかったが、それだと展開が読みきれず却って危険を生むリスクもある。
おまわりさんがワンクッション入ってくれたのはとても良かったと思う。
そんなこんなで、その翌日を以って、通学途中までの同行は一応終了することにした。
子供らを四六時中手厚く守ってやれる訳じゃない。
それを定常化させて子供をなまっちょろけさせてもいかんし。
ま、微妙っちゃ微妙だが、そういうことだろう。
ここのところ毎朝同行していたので、同じ通学路を通る他の子らとは一応顔見知りになった。
最初は控え目に挨拶していた子もフツーに挨拶するようになったり、最後まで控え目を貫き通している信念の子も居たり、、、
俺らが我が子らと別れて引き返す途中で、毎朝出会う一人の男の子が居た。
小学4年?5年くらいか? ちょっと世間を斜に構えて見てる風な、俺的にサムアップな感じな目をしたやつだ。
最初の頃はかなり控え目な「おはようございます」だったのだが、日を追うごとに元気な挨拶になっていった。
俺が彼に、「お!元気な挨拶だね!元気に行ってらっしゃい!」 などと声を掛けるようになると、翌日から元気レベルが急上昇した。
「おはようございます!」
俺も負けじと声を張り「おはようございます!」
元気の張り合い・元気の上塗り・元気が原の合戦・元気の泥仕合・・・アハハハ
カミさんと、もう一人のお母さんは口々にうるさいだの怖いだの通報されるだのどっちが不審者だ?だのと言い立て、笑っていた。
そして最後の日、彼とウルトラ元気に挨拶交わしてから、
「今日で最後なんだ。だからハイタッチしようぜ!」と言い、彼に向けて手を掲げてみた。
さすがに一瞬彼の顔に戸惑いの影が走ったが、それでもしっかり俺の手を叩いた。
バシ!「イェ~イ! じゃあな、行ってらっしゃい!」
同行していた近所のお母さん、大笑い。
「何 友達んなってんの? どこの子供かも知らないのにぃ~、アハハハ、とーちゃんの方が絶対怪しいよ!」
アハハハハハハ! 怪しいなぁ~、俺!
別の、以前から俺のお友達の女の子ともハイタッチはしていた(最後の日は間合いが悪くできなかった)んだが、傍から見たらまさしく俺って不審者だわな。
「でもこの俺だって気ぃ遣ってるっちゅうの!」つーたら、例のお母さん、さらに大ウケ。(手ぇ叩いてるでぇ、おい)
う~ん・・・微妙だねぇ・・・どうしようか?・・・とりあえず一緒に笑っとこう。
ウハハハハハハハハ!
職質掛けてみろ、コノヤロー! なんちって嘘嘘。
生活安全課のおまわりさん、ありがとう!これからもよろしくお願いしまっす!
そして、ブログトピック読んで心配し祈ってくださったみなさん、
どうもありがとうございました。
今回の件については、一応これにて一段落ってところです。
タイケーさん こんにちは
返信削除一件落着ですね!
しかし黒のクラウンのやろー
「じゃー、もうやらねえよぉ!」
って捨て台詞が気にくわねーっすね<(`^´)>
とても老人ホームで働く人間からでる言葉とは思えませんね。
どもです
返信削除いやいや、良かったですね
しかし世の中には色々な人がいますねー
人のこと言えないっすけど(^_^;)
>”職質”って異様にテンション上がっちゃうんだ、俺。(ま、色々あって・・・)
ブッハッハ 妙にうけました
色々あって ってなんだろ? それこそ ワハハー
明るい未来を担う子供達が安心して安全に通学できることを望み祈るばかりです。
あっか~ん! こんにちは。 コメントどーもありがとー!
返信削除> 一件落着ですね!
はいー。うやむやに終わるんじゃなしに、一応〆られる出来事があって良かったですわ。
> 「じゃー、もうやらねえよぉ!」
> って捨て台詞が気にくわねーっすね<(`^´)>
ねー!
本質的に状況を理解できてないよね。
そんなん言うならもうやんねえよぉ、やんなきゃイイんだろ! みたいなね。
> とても老人ホームで働く人間からでる言葉とは思えませんね。
まったくまったく。
この手の人はあれだ、自分は他者に対して愛を以って接していると思っているけど、実のところ無意識に周りから自分への愛を強要してるってこったね。
すごく独善的で自分本位で感謝が足りないすっとこどっこいなやつに思えてなりませんわ。
川上ぃ~! コメントどーもありがとー!
返信削除> いやいや、良かったですね
あい、良かったです。
> しかし世の中には色々な人がいますねー
まったくですねー。
> 人のこと言えないっすけど(^_^;)
本当にまったくですねー。ブハハハ!
> ブッハッハ 妙にうけました
> 色々あって ってなんだろ? それこそ ワハハー
ワハハハハー!
あのさ、職質って独特の雰囲気じゃない? 悪さしてようがしてまいが。
独特で妙~なドキドキ感あるでしょ?
あー職質だ!職質だ!俺、職質掛けられてるー!みたいな。 小規模ながら、権力との対峙ですよ!ねぇ。
例のクラウンの不審者オヤジなんかさ、警官に車停められちゃって、「ん?なんだ?こんなとこで検問か?」とか思っただろうね。ところが職質だよ!検問と職質は似て非なるもの。いや、全然ちゃうよね。職質よ!ワーッハッハッハッハ。
> 明るい未来を担う子供達が安心して安全に通学できることを望み祈るばかりです。
ありがとう。ほんっとその通りです。
おぉーーー!!
返信削除不審車/者 最終章!!
おまわりさんが職務質問してくれて
よかったよぉーー!!
それにしても ずいぶん無神経なヤツ。
そういう人って いつエスカレートした
行動をとるかわからないからさぁ。。。
とにかく、安心しました。
そんな事件のウラでは
ちょっと微笑ましいような
すがすがしいようなこともあったんですね。
斜にかまえた少年も きっかけは
不審者事件だったけど
心の中のなにかが変わったんじゃ
ないですかねぇ。
大きな声を出すって なんだか自信が
つくんだよねぇ。
ネコキックさ~ん! コメントどーもありがとー!
返信削除> おまわりさんが職務質問してくれて
> よかったよぉーー!!
うん。よかったっすわー。
> それにしても ずいぶん無神経なヤツ。
だよね。ほんとに。「子供が可愛い」とか言いながら、自分が一番可愛いって手合いだわね。
> そういう人って いつエスカレートした
> 行動をとるかわからないからさぁ。。。
んだね。
> とにかく、安心しました。
ご心配お掛けしました。ありがとう。
> ちょっと微笑ましいような
> すがすがしいようなこともあったんですね。
そーなんです。
不審者事件がなければこれもなかったと思うと微妙ですねえ。
通学の状況とか今まで知らなかったし、そういうのが分かったのも良かったですわ。
> 心の中のなにかが変わったんじゃ
> ないですかねぇ。
> 大きな声を出すって なんだか自信が
> つくんだよねぇ。
あー、そっか。なるほどぉ。
そうであれば何よりっすわ。