日帰り南仏プロバンス紀行

マドモワゼ～ル

この前の日曜日、ぴら～っと日帰りで南仏プロバンス地方に行ってきた。


意外と近かったねぇ。 三浦半島辺りだし。
フランス人は一人も見かけなかったけどねぇ。

はいはい。え～っと、ここは『ソレイユの丘』ってとこですな。
知ってる人は知ってるが、知らない人はぜんぜん知らない。

入場無料。
クラフト体験やらパンとかお菓子作りやら野菜や果物の収穫体験やらゴーカートやら変な自転車やらアーチェリーやらカヌーやらホースショウやらなんやらかんやら。
それぞれ個別に一人300円～800円払って楽しむってとこ。

南仏プロバンス地方のノリを模した風景で小洒落た田舎な雰囲気を演出している・・・みたいだ。
「南仏プロバンス地方スタイル」と呼ばれている様式の建物が建ってるだけじゃん！なんてツッコミは無粋と言うもの。
あくまでも南仏プロバンス地方（三浦半島バージョン）ってことでシル・ヴ・プレなのだ！コマンタレヴ～♪


毎度お馴染みネコキック＆七色マフラーマン夫妻とのコラボ企画。
花見も兼ねたピクニックってノリだったのだが、南仏プロバンス地方だけにソメイヨシノはひとっつも咲いておらず、しかも寒かったぁ。
まぁそれでも青空の下、田舎な風景、高いところからは海も一望できて、なかなか気持ちよかった。

こどもらは変な自転車乗ったり、ゴーカート乗ったり。

大人はアーチェリー。 10本射って300円。
ウルトラひっさびさでテンション上がったぁ。没我の上すべて射終えるとカメラ持って流浪し、初心者のカミさんを放置してしまった。
マ・シェリ、エクスキュゼ モワ。


いちご摘みも狙っていたのだが、整理券が配られていることに気付いた時点で時既に遅し。 こういうのは事前によく調査しておかないと駄目だ。


南仏プロバンストンビの視線を感じつつお弁当で腹ごしらえ。

次は何すっか？とあちこち歩く。良い気分だ。

馬が居たり羊が居たり・・・
ちょうどホースショウが始まる時間だったので観ることに。
おやおや・・・ 意外にも（いや、案の定と言うべきか）、出てきたのはカウボーイとカウガールだった。しかも、、、馬上、星条旗をはためかせながらの登場・・・・ え？南仏プロバンス地方は？・・・
いや、あれはきっと南仏プロバンスカウボーイ・カウガールなのだ。 星条旗に見えたのは単なる星と横縞柄の南仏プロバンス織りの布だろう。そうに違いない。


七色さん（←もう「七色さん」で省略させていただく。そのうち七さんとかなーさんになっちゃうかも）、ジャブジャブ池でジャンプしたらスニーカーの底があんぐりパックリに壊れて大笑い。 レ・ミゼラブル～！


クラフト体験。
娘とネコキックさんはキャンドル作り（500円）、息子はチビオカリナの絵付け（800円）。
事前に予約しておき、5分前に集合ということなのだが、5分前はおろか開始時刻にも遅れる者続出。
ありえへん！かん～がえられへん！（← キム兄風に） それが南仏プロバンスなノリなんかい！？

キャンドル、結構綺麗に面白いものができるんだねぇ。トレビア～ン！ もったいなくて火ぃ点けられないな、これ。左側がネコキックさん、右側が我が娘の作品。 袋に入ってるからよくわかんないか。
ネコキックさんの作品もなかなか味があって良いと思うんだが、本人曰く「途中で帰りたくなった」ってくらい不本意な作品のようなので、本人の名誉のためにボカした。

チビオカリナに絵付けする息子。
授業参観で見る時よりも取り組み方が真剣でわろた。

パン工房の焼きたてパンに多大なる期待を寄せていたカミさん、店を見つけて入るも午後3時の時点でパンは一つ残してすべて売り切れ。
窯は火を落とし、調理場には人の気配すらない。ウーララ～（← フランス人って言うよな、ウーララーって。言うよな？な？）

あ、そう言えば、”パン”ってフランス語じゃなかったっけ？ （だから何だ！）


芝ソリゲレンデって遊具がある。 20分で300円。
人工芝の斜面をソリで滑り降りるってやつだ。
お～、懐かしいぜ！　ガキの頃、江戸川の土手をダンボールで滑りまくっていた俺が黙って見てられる訳がない。
カミさんとネコキックさんを残し、こどもら、俺、七色さんとでイザ出陣。
斜度がもうちょっとあるとより良いのだが、これが南仏プロバンスな斜度なんだろう。
駆け上がって滑り降りるだけなのだが楽しい楽しい。
小学生の頃の昼休みって20分で随分遊んだ感じだが、大人になると20分って短くて短くて、20分じゃ何もできねーよって思う。
け・ど・ね・・・、芝ソリゲレンデで20分休みなしに遊んでみなされ。上る時はとーぜん駆け足でね！
濃い～20分だったねぇ・・・
今でも喫煙者のままだったら、、、確実に吐いてたねぇ・・・
身体に・・・油差してぇ～・・・・


さ、帰るか・・・

「そんな格好してたら風邪ひきますよ、マドモワゼ～ル」