褒めゴロシ そして like a boundin' ball

未来へ・・・

藤が綺麗だねぇ～・・・・



今朝、民家の玄関先の藤を撮って来たんだが、太陽光の按配が微妙だったなぁ・・・これ・・・。

さてと、
今日は、ムカツクくらい勝手に幸せなネタ2つ。
すんません、恐縮です・・・


● 褒めゴロシ
小2になる我が息子、我が家においては、およそ怒られない日はないってくらい毎日何かしらで怒られている。
学校でどんな不届きな行いをしているのやら、親として気が気でない。

小1の終わりに、息子が学校からB5版くらいのサイズの、綴じられた紙の束を持って帰ってきた。
何じゃこりゃ？
見ると、それぞれのページに息子の似顔絵と、息子にまつわるコメントが書かれている。

カミさんの説明によると、
1年生の頃の息子のクラスで、クラスの全員が、クラスメート全員それぞれについて、無記名で似顔絵とコメントを書くってのをやったそうだ。
このコメントには条件があって、「その人の良いところだけを書く」ってことだったそうな。
凄い企画だな。
全員が40人近いクラスメートそれぞれ一人一人について、その人を思いながら似顔絵と褒めコメントを書いていく。
それを書かれた人ごとにまとめて綴じ、その人へ渡す。
大変だけど、素敵な企画だ。1年生全クラスでやったのか？息子のクラスだけなのか？・・・


「良いところ」とう限定条件で書かれていることを承知しつつ、一枚一枚読んでみた。
概ね2～3コメントずつ、中にはもっと沢山、あるいは一言だけ、クラスメートが息子を評したコメントが。

やさしい・おもしろい・ちからもち・えがじょうず・字がじょうず・かっこいい・よくはたらく・めんどうをよくみる・etc,etc...
凄い・・・腰抜かしそうになるくらいの褒め言葉のオンパレード。 これぞ褒めゴロシ！

クラスメートたちによる息子の似顔絵を見、コメントを読んで、ものすご～く温かい気持ちになれた。
もうちっと、学校での息子の形振りを、信頼してやってもイイのかなって気分になれて、親として救われた。
こんな素敵なことしてくれた先生に感謝。

しかし、、、
相も変わらず、息子は毎朝なんやかんやと怒られている。

そうだ、息子よ、そうやって大きくなって行け。
そしてやがて俺を乗り越えて行くのだ。　グハハハハハ！

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● like a boundin' ball

先週の土曜日、近頃は土曜日も出勤日だ。
雨が降っていたので駅までバスで行くことにした。
娘が郵便物を投函しがてら、途中まで見送りに付いて行くと言い出した。

「あーそうか。なら、早くしろ、ホレホレ！遅刻しちゃうじゃねーか！」

娘を急かしつつ一緒に出掛けた。

「寒ぃ～なぁ、今日は3月の陽気だってよぉ」
「えー！ この前は7月だったのにね」

など、他愛も無い会話をしつつバス通りへ向かう。

バス停は通りを渡った向こう側沿いにある。 郵便ポストは手前側だ。
横断歩道に差し掛かった折、信号が青点滅だった。
ここの信号、赤の時間がべらぼうに長い。
おそらく、この交差点付近のマンション2階あたりに住む人々は、信号の変わる時間を利用してカップラーメンを作っているのだろう ってくらい長い。
「おっと、赤になっちゃう。俺は行くぜ」
「行ってらっしゃ～い」
「行ってきま～す」
俺は通りの向こう側をバス停に向けて歩き、娘は逆側を郵便ポストに向けて歩く。 その方向は一緒だ。
道の向こう側から娘が手を振る。
あいよ、と俺も振り返す。

娘が先にポストに到着。郵便物を投函するも、まだ引き返さず、また俺に手を振る。
はいはい・・・と振り返す俺。

俺、バス停到着。
道路反対側後方、娘はまだ郵便ポスト付近に佇んでいた。
またまた手を振って来る。
おいおい、いつまで手ぇ振ってる気だ？ 小っ恥ずかしいじゃんかよ・・・と思いつつ手を振り返す。

ちょっとしてから、娘がまた手を振ろうと動いた。
その微妙な佇まい、動き、から、これで最後にしようとしているのを察した（なぜか判るもんだよな）俺は、手を振り出した娘に対し、殊更大きく手を振り返した。

と、娘は、傘を差したまま、跳ねる様に振り向き、そして弾むように駆けて行った。

この一連の動作と後姿が、俺の網膜に脳裏に強烈に焼き付き、脳全体を震わせた。
娘の結婚式で、一人回想するシーンのうちの一つだな、これ。
そんで俺きっと、思い出しながらグッズグズに泣くんだ、、、ぜってえ。

娘は今、小5。これから日々「微妙なお年頃」に向けて成長していく時期だ。
純真に手を振るなんざコレが最後か？ と、日々思いつつ、娘の ” 糞生意気反抗モード ”を楽しみにもしている今日この頃な俺なのさ。


娘よ、そうだ、弾むように駆けて行け。
いつも、どんな時も、笑顔でな。