早めに手を打つべきだな
職場の忘年会のボウリング大会で、自己記録更新!
ストライク連続6回取って、残りはすべてスペアかストライクでスコア243を叩き出したぜ! イェ~イ!
ちなみに、ハウスシューズ・ハウスボールで、さらに直球オンリーでだぜ。
俺、直球しか投げられない。
さてと、
このブログで、今までちょいちょいDIYネタを書いてきて、読む者をして「何でも器用にこなすオットコ前なおっさんだなぁ」という印象を与えせしめて来た俺だが、実はそういった輝かしい功績を裏で支えているのは過去の数々の失敗の経験だ。
ま、ようするに、時には失敗ネタも書こうかなと。
ってことで、
俺にとって冬のハーレーライディングには欠かせない、シープスキン・フライトジャケットのファスナー破損を自分でどうにかしようとしたお話。
冒頭に載せた写真。
AvirexのType B-9 ってフライトジャケット。
20年以上前に買ったモノだ。
買った当時は、か~な~り思い切って買った。(値段的に)
さて、このB-9。
こいつはかなりマイナーなタイプで、何年も前に生産中止になっている。
この手のモノでちょいちょい見かけるのは「定番」のB-3ってタイプだ。
(最近のB-3は胸にAvirexのロゴが入ってかっこ悪りぃ~)
何が違うって、襟の形がまず違うし、襟のベルトの本数も違う。
B-3にはポケットや袖にファスナーが無い。
B-9は形がややシュッとしてる感じで、さらに背中の両端の部分。
こういうのなんつーの? プリーツ?
これのおかげでB-3より動きやすい。
B-3は元々空軍パイロット用だが、B-9はそれをライダー用に改造したものなのだ。
B-3のBはBomber:ボマー:爆撃機乗り:のBなんだから、B-9じゃなくR-1で良かったんじゃ?
それともB-9のBはBikeのBってことになってるのか?
買った当時も真冬のバイクライディング用として検討していたので、デザイン的にも機能的にもB-3よりB-9だった。
そんなB-9、長年に渡って俺の身体を極寒から守ってくれたが、段々段々くたびれてきた。
襟のトップや腰のムートンは擦れてハゲて来てる。
ポケットの内側の布は穴が空いたので自分で縫ったりパッチ当てたりしている。
前や袖やポケットの、ファスナーを止めてある糸がボロくなってアチコチほつれて来たのを自分で革用の縫い針買って来て、縫いまくって直したりもしている。
さらにはファスナー。
数年前から調子が悪くなり、前を閉めても、閉めたはずのファスナーが下からバリっと開いちゃう。
つまり、「あら、チャックがバカになっちゃった」って状態。
これは非常に困る。
寒い日にこれを着てハーレーに乗って、お腹がぱっくり割れてしまったら、、、あぁ、想像しただけで下痢しそうだ。
あれこれ試しているうちに、締める時の微妙~な按配で割れないようにできるようになった。
これでなんとか凌いでおこう。
さっさと洋服のリペア屋さんに出して、ファスナー全取替すれば良いのに。
カミさんは俺がこの革ジャンで難儀しながらコツを総動員してファスナーを締めるのを見るたびに、
「新しいの買いなよ」
と言うのだが、ここまで着倒しちゃうと手放すのは難しい。
この着倒した感じ、なかなか得難い。(ボロいと言えばそれまでだが・・・)
新品のシープスキン・フライトジャケットって、結構恥ずかしいんだ。ピッカピカで。
もちろん俺のも最初はピッカピカだったけども、着てる俺も若くてピッカピカだったし。ハハハ!
そう、この手のジャケットは、やっぱ無理してでも若いうちに買っておくべきなんだろうな。
おっさんが新品のピッカピカのシープスキン・フライトジャケット着てるのって、俺の感覚からすると、かなり痛い。嫌味な感じだし。
おっさんなら、一緒に歳を重ねた、くたびれたジャケットを既に持っていて、サラっと着こなしたいじゃないか。
で、ようやく前置きが終盤に入って、本題に移ろうとしてる訳だけども、
そんな俺のB-9、今年はついにファスナーのスライダーが割れてしまったのだ!
こうなったらもうダメだ。騙しようががない。
ついにリペア屋さんに出してファスナー交換か?
いや待てよ・・・
ポケットのファスナーってほとんど閉めない。
大抵手を突っ込んでるからね。
片方はとっくにぶっ壊れているがもう片方は健在だ。
そしたら、このスライダーを外して前に付けてみたらどうかね?
できるかどうか分からないがやってみよう!
だって、楽しそうじゃん。
いや、何しろ俺、ハーレー乗りだし。
だって、楽しそうじゃん。
いや、何しろ俺、ハーレー乗りだし。
失敗したらリペア屋さんに持ち込めばいいんだ。
ってことでやってみた。
これでポケットから外した唯一まともなスライダーを前に付ければいい。
だが、ちょっと待て。
焼入れしたら長持ちするようになるんじゃ?
以前、100均で買ったシャベルが柔らかくて使い物にならなかった時、焼入れして使えるようにしたことがある。
よし。やってみるべ。
焼入れってのは「よし、みんな、やっちまいな」な、制裁の意味ではない。
赤くなるまで火で熱してから冷水に漬けて急速に冷却することで金属分子に気合を入れる・・・んじゃなくて、分子の結びつきをいい感じにして金属そのものを固くするのだ。
って、そんなこと誰でも知ってるか。
本来ならバーナーで熱するのが良いのだが、ウチにはバーナーが無い。
ガスレンジの火でOKだべ。
その様をカメラのファインダー越しに写真を撮りながら確認・・・
あ? あれ?・・・
スライダーの形、変わってきてねぇか?
おぉ~! ヤベー!
すぐに火から離したが、そこでスライダーの下側が、ボタっと落ちた。
なんと、メルトダウン! えぇ~~~!
どんだけヤワな金属なんだよ、おい! だからすぐヘタるんだ。
ファスナーDIYリペア作戦 終了~
今日、リペア屋さんに持って行って見積もりを出して貰った。
ファスナー5箇所(前・両袖・両ポケット)取り換え、両袖2ヶ所のほつれ直し、ポケットの穴塞ぎ。
正式な見積もりは一週間後に出るが、大体3万円を少し出るくらいとのこと。
ちなみに、ファスナー交換は1箇所5千円だそうだ。
B-3ならファスナーは前だけだから5千円+アルファくらいで行けるんじゃ?
で、修理を依頼することになったらどれくらいの期間で修理できますか?
「約1ヶ月です。場合によっては2ヶ月掛かることも・・・」
あぁそうですか。
・・・・冬、終わっちゃうじゃん!
薄手の皮ジャンの下にインナーとして着られるくらい薄いダウンジャケットなんか無いもんだろうか? と探してみたら、あっさり見つかった。
俺のために作ってくれたんだろうか?ってくらいビンゴだ。
この冬のハーレーライディングはこれで凌ごう。
B-9ですか?私もB -9を所有しています。確か私が20歳の時に買ったのでもう27年立ちました、周りは皆B -3ばかりなので、かぶりたくなあのでB -9にしたのですが、あの重さに耐えきれなくてタンスの中の主になっていました!久々に出して見たら、あたり一面銀世界のような白カビでファスナーのあたりは緑がかった粉がついていてガッカリです、ファスナー交換で3万円ですか?クリーニングと合わせると大変な金額になってしまいますよ!でも買った金額は私が20歳の金がない頃、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った金額より安いですもんね、私も、思いきってリペアに踏み切ります!あと首のところのベルトを止める金具ってアビレックスで販売してないかなあ?緑色に変色してメッキも剥がれてカッコ悪いんだねー!意味不明なコメントですみませんでした
返信削除匿名さ~ん! コメントどーもありがと~!
返信削除よく考えたら、買ったの25年前くらいでした。
そうそう。周りはB-3ばっかでした。
確かに重いですね。この冬、国産品のシープスキンのムートンジャケットを買ったんですが、軽いこと軽いこと!
でも、B-9のあの重さがまた良かったりもします。
ほんと、買う時は清水の舞台から片足バンジージャンプするくらいの覚悟でした。
ファスナーは壊れてないなら、金属用研磨剤(ピカールとか。ただし付け過ぎに注意)で歯ブラシで磨けばOKですよ。
仕上げも、綺麗にした歯ブラシで根気良く磨いてからウエスで乾拭き。
金具も同じように。メッキが剥がれていても、味わいが出ますよ。
でも、ファスナーは壊れる前に交換しておいた方が良いかもしれませんね。
白カビは自分で水洗いという荒業もアリですが、クリーニングに出した方が安心確実ですよね。
良いジャケットですからね。蘇るとイイですねー。