2009年10月29日木曜日

イ・ムジチの余韻

今回は短めに

前回、あんだけ長げートピック書いといて、まだ語るか!ってほんとにしつこくてすんません。
今のあたくし、イ・ムジチに首ったけでござんす。

今までも、イ・ムジチは定評通りすっきり安心に聴ける楽団として俺の中では高い位置を占めてはいたものの、それはやっぱりCDの音はリアルでも、イ・ムジチ自体は「イメージ」でしかなかった訳で、ようするに前回も触れたけど、ブランドイメージ的な捉え方が大きかったんだと思うんだな。

ところが、本物見ちゃったもんで、もうそりゃあ圧倒的に一気にリアルになっちゃう訳ね。
突き抜けちゃうね、そのものの概念が。って意味わかんねーけど。もう、ズババババーン!ゼェ~ット!アニキー!って感じだね。


で、前回のトピックで、いつか歴代コンマス版の『四季』の聴き比べをしたいなんて書いたんだけど、
Amazon 物色して、歴代7人のうち5人の録音を見つけて発注しちゃった。
ちなみに、今のコンマス版の『四季』はまだ出てない。出たらぜってー買っちゃうぜ。


ところで我が家の『四季』のCDは、イ・ムジチ版と、カラヤン+ベルリンフィル版と、もう一つ二つあるんだけども、
イ・ムジチ版はコンマス誰なんだろ?と調べてみたら、1982年録音版で、ピーナ・カルミレッリ。
おぉ、なんと! 女性コンマスだ!
ウチの聴きなれた『四季』のヴァイオリン・ソロは女性が弾いていたんだー。
ってのが判って、おーーー、おもしれー。
CDのライナーにも ピーナ・カルミレッリ ってクレジットされてるんだけど、コンマスとは書いてないんで、なんだかな~って感じだったのよね。


で、さらに、
以前書いた、小川太郎君(J.S.バッハ)の『ブランデンブルグ協奏曲』、
昔、これのイ・ムジチ版を探した時は、古い録音の中古しかなくて値段がプレミア付いてもの凄く高くて買えず、別の楽団のものでお茶を濁していたんだけども、イ・ムジチ版の新しいやつがリリースされてて値段も手頃だったので、これも発注。

もひとつさらに、
内容まったくわからないんだけど、とにかくイ・ムジチってことで、DVDも発注!

ウハハウハハウハハウハハウハハウハハ



実は前回、イ・ムジチの公式サイトへのリンクを貼ったんだけど、なんだか今、繋がらない状態になってるんで削除したのだ。
どうしたんだろ?
結構クールでイカしたサイトだったんだけどねぇ。


で、Youtubeでイ・ムジチ探したんだけど、たいしたものがなく、ネットの海をあちこち彷徨っているうちになかなかな貴重な映像を発見!

2005年に来日した時の映像。
リハから本番まで、チラっチラっとあれこれ収められているぜ。

現在のメンバーとは何人か違うけど、コンマスは同じ。 フトッチョリーノも居る。
そしてなんと! コンバスのおじいちゃん、イ・ムジチ創設メンバーです!!! スゲー!
たしかこの年までで引退したんじゃ? スゲーなしかし。創設メンバーよ! 1952年に創設よ。 77歳だって。

ほんのちょっとだけど、『パッヘルベルのカノン』も演ってるぞ!(本物聴きてぇ~!)



途中、チラっとソロ弾いてる長髪のやや若い男は、この前のコンサートで当初ソリストの予定だった人。

なんだか俺、一人でかっ飛び気味に盛り上がっちゃってるけど、まぁ、よろしければ見てみてちょーだい。そんなに長くないし。


と、まぁ、
しばらくの間、イ・ムジチ熱、続きそうな按配です。

3 件のコメント:

  1. どもしす

    いやーイ・ムジチに完全にはまってるねー
    首ったけですね
    まるでおれのビヨンセ状態だね 笑
    CDにDVD買いまくっちゃってるじゃん 笑
    ネット検索もマイにとしています・・・
    って一緒にしたら怒られちゃうね 品格がちがうよね、こりゃ失礼(^_^;)

    映像観させていただきましたけれど
    カッケーっす、カッケーって言葉失礼かもしれませんが
    こりゃハマるデス
    「カノン」泣きましたわ
    本物聴きたいっすねー

    とりあえず一枚CD買って見様かと思うんだけれど
    初心者用のおすすめ教えてくださいましm(__)m

    返信削除
  2. ネット検索もマイにとしています・・・

    ネット検索も毎日しています・・・

    見様かと思うんだけれど

    みようかと思うんだけれど

    すいません間違えましたm(__)m

    返信削除
  3. 川上ぃ~! コメントどーもありがとー!

    > いやーイ・ムジチに完全にはまってるねー
    > 首ったけですね

    うん。完全です。

    > まるでおれのビヨンセ状態だね 笑

    アハハ。そーだそーだ。

    > って一緒にしたら怒られちゃうね 品格がちがうよね、こりゃ失礼(^_^;)

    何言ってるだ。
    たまにさ、「音楽をジャンルなんてもんで分けるのは間違ってる。やめようぜ」とか言う人いるでしょ?
    あれ、俺はちょっと違うと思うのよね。
    ジャンルってのはあからさまに在るし、あって然るべきだよ、そりゃやっぱ。

    でもさ、高尚な音楽(ジャンル)とか低俗な音楽(ジャンル)っていう概念はナンセンスだよね。
    クラシックとかジャズとか好きな人で、たまに勘違いしてるアホーが居るでしょ。
    「自分はお前らと違って高尚な音楽を聞いているからね」みたいな。 あったまわりぃ~♪
    高級とか低級とか品格とかってのは、ジャンルはまったく関係ないよね。
    その音楽そのものとかプレイヤーそのもの単位で語るべきだわね。

    だから俺は、音楽のジャンルは明確に意識するけど、良し悪しとか好悪とか高級低級とかそれこそ品格とか、そういうのはロックもクラシックも分け隔てないねぇ。


    > 映像観させていただきましたけれど

    おぅ!観たかい!

    > カッケーっす、カッケーって言葉失礼かもしれませんが

    カッケーでしょ! カッケーのよ!
    白髪で白い顎髭生やしたコンマス、チョーーーカッケーし、創設メンバーのコンバスじいちゃんの立ち居振る舞いから弾きっぷりまで半端ねーカッケーし、チェンバロ・フトッチョリーノもすんげえカッケーし、長髪の若手も荒々しくもカッケーし、こそっとチェロの人もカッケーし、セカンドヴァイオリンの地味~なオヤジもカッケーし、えっと、この人は?あ、ヴィオラ?な人もカッケーの。
    いや、ほんと、心意気を感じて、なにしろカッケーです。

    > こりゃハマるデス

    ですだよ。 本物見たらもうイチコロです。

    > 「カノン」泣きましたわ

    泣くよねー。

    > 本物聴きたいっすねー

    いつかイ・ムジチの来日公演で「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ」(通称:パッヘルベルのカノン)演るなんて時は、正規にチケット買ってぜってえ聴きに行こうと思うちょります。
    ぜってえ大泣きすると思います。


    > とりあえず一枚CD買って見様かと思うんだけれど
    > 初心者用のおすすめ教えてくださいましm(__)m

    やっぱ、なんつうても『四季』でしょ。

    ↓これ、いわゆる「名盤」って言われてる、1959年録音のやつ。 初代コンマス:フェリックス・アーヨ版です。

    http://www.amazon.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3-%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E9%9B%86%E3%80%8C%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E3%80%8D-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A8-%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/B00005FF5D/ref=sr_1_8?ie=UTF8&s=classical&qid=1256837439&sr=8-8

    てか、イ・ムジチにハズレなし!

    返信削除

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