美しきスポークホイール

魂込めて悦に入る

本文と全然関係ないけど、雲が変な感じだったんで写真を撮った。

おもしれー雲だ。 気持ち悪くもあるね。
カミさん、これ見て、うわっ！気持ち悪っ　だって。


さてと、


ちょっと寒い日にハーレーで出かけて、
そんなに混んでない広い道で、先頭で信号待ちなんかした時にゃ、
青でドバババーっと一気に出て、後続引き離す訳ね。
それでスピード緩めて、余裕で流す。
ま、つかの間、孤独を楽しめるのさ。

道路がちょっとした長い上り坂で、
道の先の頂点から青い空が綺麗に繋がってて、
その空を旅客機がゆ～っくり横切って、
ついでに後ろに飛行機雲なんかを従えてたりして、
そんなの見ながらゆっくりハーレー流してると、
ハーレー乗りとしての、この上もない幸福感に浸れちゃうね。

そんな見た目を写真に撮りたいと切に思うんだが、どうにかならんかなぁ。

え？どうだい？ ハーレー欲しくなっちっただろ？
もしくは今すぐ乗りたくなっただろ？
ハーッハッハッハッハー


で、ハーレー絡みだけど話は変わって、、、

俺のハーレーのホイールはスポークホイールだ。
意外に思われるかもしれないが、ハーレーの中ではスポークホイール車は少数派だ。

スポークホイールを選ぶのにはそれなりの覚悟が必要でね。
ありゃ、その構造上の理由からチューブレスタイヤを履くことができないのさ。

チューブレスタイヤなら、パンクしてもパンク修理剤で応急処置して、走ってショップまで行ける。
が、チューブ入りタイヤでパンクした日にゃ、ロードサービスの到着待って、修理して貰うしかない。
場合によっちゃ最寄のショップまで搬送ってことにもなりかねない。

それでも敢えてスポークホイール車にした理由はと言うと、

美しいから。

クロームメッキのスポークホイールの美しさったらないね、ほんと。

でもその美しさをキープするのにも手間が掛かる。
もちろんそれも覚悟の上での選択だったんだが、
思っていた以上に汚れるし、驚いたことにクロームメッキなのにサビも出る。

洗車の時はホイールもしっかり洗うようにしているのだが、細かいところまではなかなか手が届かない。
そのうち細かいところの汚れも溜まって来て、ところどころサビまで出てきてしまった。

美しくないのだ～！

いや～、気に入らないね。
テンションも下がるっちゅうの。

ってことで、この前の洗車の時、魂込めてスポークを磨き倒した。
ナイロンたわしにピカール付けて、サビも汚れも落としまくり。
途中でハーレーを移動してスポークの位置を変えつつ、一本一本磨く磨く磨く。

かなりの時間を掛けて綺麗に磨き上げた。

おっといかん！防錆剤とか買っておけば良かった。
オイル塗って防錆効果狙う？ 汚れが付きまくっちゃいそうだから却下。
で、カルナバロウ配合のワックスで仕上げてみた。

どぉ～！美しい！ 美し過ぎるぜ！

美しいものを美しい状態に保つって手間が掛からぁねぇ。
でも、掛ける手間に見合う以上の喜びに浸れらぁねぇ。
俺の心も一緒に磨かれたような気分だぜ。
あぁ、いい～～～もんだ。