娘と写真撮影会

狙いすぎるな

我が家の子供達へのサンタさんからのプレゼントはコンパクトデジカメだった。
近頃ビミョーに流行っているトイカメラではなく、フツーのデジカメだ。

信頼できる筋からの情報によれば、サンタさんは在庫限りの現金特価品（現金を用立てるために広い道路反対側のコンビニまで歩道橋で往復したらしい）を、ポイントも使い、かなり安く手に入れたようだ。ま、ここだけの話。

小2と小5にデジカメってのも微妙だなぁ～とも思ったが、思った以上に子供らのテンションは高い。
ちなみに小2の息子は、学校で友達にサンタさんがデジカメ持ってきてくれたと話したところ、「デジカメってシブいなぁ～」と言われたそうだ。



そんなこんなで、息子が不在のある日、
娘と二人で近所の公園に行って、お互いにコンパクトデジカメで写真を撮りまくろうという話になった。

公園に行くと、近所に住んでる娘のお友達とその妹君と俺の友達である小2の少女が遊んでいた。
ごく自然に歓迎され、ごく自然に一緒に遊ぶことに。
「何する？」「鬼ごっこ！」「マジっすか！？マ、マ、マ、マジっすか！？」
いや～、走る走る。
よく考えたら、我が娘以外みんなリレーの選手じゃん！ ヒェ～～～～
いや～、非喫煙者になってて良かったぁ～～～

その他、背走競争やらジェスチャーゲームやらボール遊びやらなんやらかんやら。
陽も傾き始めた5時前にお友達は帰っていった。
いや～、楽しかったなぁ。
一緒に遊んでくれるうちが華だねぇ。幸せなこったぁ。


そして薄暮の中、写真撮影会に。

お、白い月が出てるじゃん。

ってことで、テーマは「月」に決定。

お互い、思い思いに月を撮るのだ。

特に何かアドバイスした訳でもないのに、娘はいろいろと構図なんかを考えて撮っていた。

帰宅し、カメラのメモリーカードをプリンターに直接挿して、これはと思う写真を数枚ずつ印刷。
そこから2枚ずつ選び、誰のと言わずにかーちゃんに見せて、良いと思うものを2枚選んで貰う。

かーちゃんが選んだのは、俺のと娘の一枚ずつだった。素晴らしい。

まず俺の撮った写真。

薄暮の微妙なグラデーションと、その上方の月を撮った。
「これは狙いがハマったねぇ」と、カミさん評。

娘の方の写真は、これ。

木の枝と月の位置のバランスがいい。


ついでに、かーちゃんの選から漏れた俺の写真も。

「これは狙いすぎだよ、とーちゃん」との批評。
そうだな。狙いすぎはダメだな。

じゃぁ、こっちは？ともう一枚見せたところ、

「こっちの方がイイじゃ～ん」
あー、そう。へぇ～。


今後増え続けるであろう子供らの撮る写真をどこに格納しておくかが、問題だ。
そのうち、データサーバーのHDDを増設せにゃならんだろう。


翌日、
公園で遊んだ俺の友達の女の子が、ママと一緒に、つきたてのお餅と手作りのお新香を我が家に届けに来てくれた。
俺は彼女から手紙も手渡された。
内容は内緒だが。　ムフフフフフ。 あ～、チョー可愛い！　おっさんは幸せさぁ。

お餅は軟らかいうちに、醤油を付けて食べた。うっめー！！！
お新香も夕食の時にいただいた。
どちらも大変おいしうございました。ご馳走様でした。


なんやかんやと忙しない中でも、なんやかんやと楽しく幸せな年末だ。

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2010年が貴方にとって良い年でありますように。
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