住宅ローン金利引き下げ大作戦 完結篇

タダジャオカナイカラナ

前回のトピック、「慰留」と書くべきところを「留意」なんて書いてあったんで訂正した。
読みがひっくり返ってんじゃん！ どんな間違いだよ、おい！-> 俺！

さて、
前回のトピックをアップした翌日の朝、家を出る前に、現在ローンを利用している銀行に電話を入れてみた。

電話に出た奴、「オマエ、死神博士の子孫か？」と思わせるほどの暗～い口調。 俺の周りの空気まで2度ほど温度が下がったほどだ。
何なんだ？こいつ！朝っぱらから。

そちらで住宅ローンを利用している者だが、残額一括返済するために必要な書類や手続きをおしえれ といった趣旨を伝える。

「あ、はい・・・少々お待ち下さい・・・」
（保留のオルゴール・・・）
「あー、すみません」（さっきの奴）「お名前を頂戴してもよろしいですか」
名前を伝える （先に聞いておけや！）
「少々お待ち下さい・・・」
（保留のオルゴール・・・）
「あー、すみません」（またさっきの奴）「ローンをご契約された支店はどちらですか？」
「そちらです」（それは最初に言ってるだろが！）
「少々お待ち下さい・・・」
（保留のオルゴール・・・）
「たびたび、すみません」（またまたさっきの奴）「ローンご契約はいつですか？」
（お・・・まえ・・・殺すぞ・・・）「1999年です」
「少々お待ち下さい・・・」
（保留のオルゴール・・・）
「何度も、すみません」（またまたまたさっきの奴）（今度は何だ！）
「こちらではお答え出来ませんので、○○センターへ電話をして頂けますか？」と電話番号を告げられる。
「あー・・・、はい、わかりました」（テメ・・・コノヤロ・・・タダジャオカナイカラナ）

電話を掛け直したところ、今度は平均的対応の若い女性。
「かくかくしかじかで・・・」
「はい。少々お待ち下さい」
（保留のオルゴール・・・）
「お電話代わりました。住宅ローン○○係の××です！（ニコ！）」（妙齢の女性。明るい声。仕事出来そう）

そして彼女は残額一括返済についての説明を丁寧に明確に簡潔に行った。

「なるほど。簡単なんですね」
「はい。・・・ところでお客様、大変失礼ですが・・・
一括返済資金は自己資金でしょうか？ それとも別の銀行での借り換えローンなどでしょうか？・・・」
（おぉ！来た！来たぞ！来たぞ！来たぞーーー！）
「あぁ、、、実は、そう、、、借り換えローンを検討してまして」
「それは金利が低くなるということで、ご検討なされてるのですか？」
「あぁ、はい。まさにその通りです」
「でしたら、あの・・・、ここでは何とも言えないのですが、当行の○○センターではローン金利のご相談を承っておりまして」
「え！そうなの？相談できるの？ いや、そちらも借り換えローンってやってるけど既存の利用者は対象外ってことだったから・・・」（オスカー級の演技）
「はい。借り換えローンはご利用できないことになっていますが、個別に金利のご相談はさせていただいております」
「へぇ～、そうなんですか！ はぁ～、そうなんですか！」（ちょっと度をこして白々しい）
「いえ、ただ、どこまで金利が下げられるなどは今ここではお答えできないのですが、、、 一度是非相談窓口にお越しいただき、その上でご検討いただければと思います」
「あー、そうですか。 それなら是非」

で、また別の電話番号を告げられる。
「どうもありがとう」「よろしくお願いいたします」 で、通信アウト。

わっ！ もう仕事に行く時間だ！
ってことで、俺は家を出て、銀行へのコンタクトはカミさんにスイッチ。

その後カミさんが電話して話したことの内容を要約すると、

• ウチは優良顧客なので、金利はギリギリまで引き下げ
  店頭表示金利マイナス1.4% ＝ 1.075% ＝ 借り換えと同じレベル
• 引き下げの条件として、給与振込みまたは公共料金引落を適用してほしい
  （了解だぜ！）
• 借り換えと違い、諸経費は印紙代の200円のみ
  （借り換えだと約30万円）
• 借り換えと違い、手間も少ない
  （審査なし。書類2～3枚に署名捺印）
• 月々の支払額は現行より 1万2千円も安くなる
  （カモーン！）
• 6月21日月曜日、朝9時、相談・・・というか手続きしましょう
  （約30分）
• 問題なければ来月の支払いから新金利適用
  （ラッケンロー！）

てな訳で、今朝、出勤前に銀行寄って35分ほどで手続き完了！

金利は完済まで店頭表示金利マイナス1.4%が維持される。 現在の変動金利型から固定金利型に変更しても同様。
イェ～ィ！大成功！めでたしめでたし！

結局、完済までトータルで100万円以上浮くことになったぜ。
いや、月々の支払いが1万2千円安くなるのはデカいなぁ。


でもこれさ、こっちから言わなけりゃ、金利は引き下げられなかった訳だ。

今回、別の銀行から借り換えローンの勧誘があって、
それじゃあ検討してみようって話になって、
銀行行って話聞いたら、現行ローンの銀行に揺さぶり掛けるようにアドバイスされて、
やってみたら見事に引き下げってことになったんだけども、、、

こういったことが無かったら何も変わらず、ずっとそのまま金利優遇なしで払い続けてた訳だ。
なんだかねぇ～。

しっかし、アドバイスしてくれた、借り換えローン銀行の担当の人には大感謝だ。
何か別の機会には、あっちの銀行を利用しよう。 ・・・って気になっちゃってるよ、まんまと。
ちゃんと丁寧にお断りとお礼のメールを入れておきました。


ってことで、
もしもあなたが銀行の住宅ローンを抱えているなら、ちと銀行に揺さぶり掛けてみるとイイかもよ。
まぁ個別の条件によるんで、必ず下がるとは限らないし、どれくらい下がるかも分からんけどね。
やってみる価値はありそうだ。
揺さぶり掛けても動じなかったら、別の銀行の借り換えローンを利用するって手もあらあね。
検討する価値はありそうだ。
幸運を祈ってるぜ！