2010年6月8日火曜日

運動会と要検査

A.S.A.P.

先週土曜日は子供らの運動会だった。
毎年書いてるけど、子供たちの一生懸命さやひたむきさ、そして笑顔と、ついでに仏頂面なんかも、みんなひっくるめて、やっぱり心が洗われる。

通学の付き添いの時に一緒になる一年生の男の子で、身体的事情で車椅子の子が居るのだが、その子のハイテンションな姿や応援団としての活躍、さらには周りの子のさり気なく自然な気遣いなんかにゃ、心打たれた。


「赤組優勝するぞー!」「オー!」
と、子供たちが拳を天に突き上げながら叫んでいる中、「あ、そう。 すれば・・・」的な表情で佇立していた娘のお友達のクールな様にもグっと来て、思わずカメラに収めた。
ところが彼女、開会式でのクールさとは裏腹に、100メートル走では見る者の心を打つひたむきで熱い走りを見せ、堂々2位。お~、やるなぁ。


我が娘は、100メートル走で去年に引き続き1位を獲った。
おぉ、スゲー! 去年のはマグレじゃかったのけ?
まぁ別に何位でも良いんだけどな。一生懸命取り組めばさ。(一生懸命取り組むこと自体、俺には為し得なかった偉業だ)
けど、1位獲れたらそりゃ嬉しいよな。良かったなぁ。


息子は妙に楽し気に真面目にダンス踊ってたりして、なんだか不思議だ。


娘の騎馬戦、先生がお手製の兜を被って武者言葉で進行するんだが、その兜の前立が「愛」だった。はいはい。直江兼続ね。
ちょっぴり微笑ましくも、ちょっと引くわ。ハハ。グッジョブだぜ、先生!

お昼は家族でお弁当。
レジャーシートにあれこれ広げて、、、ん?かーちゃん、どうした? 何だ?ん?・・・
何ですとー! おにぎりを入れ忘れたですとーーー!
おかずとお菓子と飲み物は入れたのだが、肝心のおにぎりを入れ忘れたとさ。
あー、どうりで、来る時、荷物が軽めだな~とは感じたのよね~。
仕方なく、俺が家まで小走りで往復。 ふぅ~、俺も運動会ってかい。
なんとか無事に昼食を摂ることができてめでたしめでたし。


6年生の娘は1年生のパートナーの女の子とペア競技。
1年生はちっちゃくて素でも可愛いが、ハイテンションで尚可愛い。
娘もその子が可愛くて仕方ないらしい。
ウチの子らが1年生の頃の6年生のパートナーのお姉さんはどう感じてたんだろな?


息子の80メートル走。
奴は今まで徒競走をまともに走った試しが無かった。
今年はどんなことをやらかしてくれるんだろ?
と、、、あらら。 いつになく一生懸命。
いや、参ったね。必死に走ってるぞ、おい。おもしれーな。
「ヴェロキラプトルに追いかけられてると思って必死に走ってみ」とは言っておいたのだが、そう思ってるんだろうか?
見たことない一生懸命さに心打たれて笑ってもうた。
結果は3位。 おぉー、スゲーじゃねえか!
上等上等。グッド・ジョブだぜ!
 

ウチの子らには縁のない話だが、リレーもエキサイティングでイイ。
今年も息子の同級生の、俺のお友達の少女はカッコイイ走りっぷりを見せてくれた。
彼女と、その様をビデオで撮っているパパとを同じフレームに収めた写真を撮った。
カメラテク的には全然だけど、心情的には良い写真が撮れた。


娘のダンス、ま、恒例(学校側は「伝統」だと言い張るが「恒例」に過ぎない)の「ソーラン節」だが、キレはイマイチだったけどダレが無いのは凄く良かったな。


そしてすべて無事終了。
娘の小学生最後の運動会、見られて良かった。


翌日、カミさんが撮った運動会のビデオを見ながら息子に言ってやった。
「お前、今年は一生懸命走ったよな~。 良かったぞ。 去年まではいっつもチンコ出して走ってたもんな」
「チンコは出してないよー!」

否定する反応速度も速くなっている。 奴は確実に成長してるぜ。

だから、かーちゃん、 奴の普段の呆れる行動や、運動会だってのに体操服と参加賞まで学校に忘れて帰って来たからって、専門施設で知能検査を受けることを真剣に検討しなくても大丈夫だぜ

その後、息子と風呂に入り、一緒に湯船に浸かった。

珍しく宇宙に関する質問をしてきたので、まずは光の速度について説明を始めた。
「光はな、1秒間で地球を7回り半位の距離を進むんだぞ。約30万キロメートルだぞ。
(--- その他「光」の速さについて多角的に解説 ---)
でな、太陽から地球は光の速さでも8分掛かるくらい離れてるんだ。」
「へぇ~、何の速さ?」
「光だっつってんだろ!光だよひ・か・り! お前さっきから何聞いてたんだ、コンニャロ!」
(ブゥ~ ボコボコ・・・)「フフ・・・」
「てめぇ~!人が真面目に話してんのに、屁ぇこいてニタニタ笑ってんじゃねぇ!」
「だって、面白いんだもん」

かーちゃん! 検査予約だー! できるだけ早くー!

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