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ROOKIES, CHANGE and のだめ

ウチはそこそこTVドラマ好きで、まぁそこそこ観ている。（カミさんは俺より観てる）

「面白いドラマ」は多くはなく、「凄く面白いドラマ」はかなり少なく、「物凄く面白いドラマ」は滅多にない。

連ドラって、第1回目観て 「あれれ？・・・これは面白いのかな？ これから面白くなるのかな？・・・」なんてのは例外なく最後まで面白くないね。
面白いドラマは1回目っから面白い。


さて、
すでに4回を放送し終えているTBSドラマ『 ROOKIES（ルーキーズ） 』。
物凄く面白い。　久々に食らった。
俺はハートを鷲掴みにされている。カミさんも呆れるほどだ。
初回を観た時からブログに書こうと思っていたのだが、なかなか間合いが合わなかった。

原作はコミック。　脚本も良いし、演出も、役者の演技も良い。
先生役の佐藤隆太は前から大好きな俳優で、期待どおりのテンションの高さだ。

びっくらこいたのが、主役の市原隼人。
『ウォーターボーイズ２』の主役を張った時は役者としては大したことなかったのに、今じゃ物凄い存在感。
周りの空気まで操って演技してる。間が素晴らしい。
特に、第1回目、タバコの自販機で小銭をこぼす演技はオスカー級だ。（HaHaHa!）
第4回目、目線と顎の微妙な動きだけで「こっち来て見てみろよ」って演技には、思わず頷いて画面に近づいてしまったほどだ。
彼に何があったんだろ？
というか、俺が知らなかっただけでドラマや映画に結構出てたようだ。ついでに車で事故も起こしてたらしい。

ドラマ『のだめカンタービレ』で真澄ちゃん（オカマのパーカッショニスト）を演っていた小出恵介も凄～くイイ味出している。

他のみんなも実にイイ。
ただ、元仮面ライダー（電王）の佐藤健（健＝たける　ドレッドヘアの子）、今のままじゃヤバいぞぉ・・・。


原作がコミックのヒット作品ってことは、話の内容は若い世代の多くの支持を得ているってことだ。
俺（というか若くはない世代）は、おそらく若い人らとは別の視点で観てるんだろうと思う。
幅広い世代に支持される作品てのは素晴らしい。
そこには世代を超えた普遍的なテーマがあるってことなんだろうな。

第1回目と2回目は子供らが居たから我慢したけど、居なかったら泣いてたな。
第3回目は夜中にカミさんと観て、遠慮なしに数か所で泣いてカミさんに大笑いされた。
第4回目もグっときたなぁ。
安仁屋（市原隼人）カッコイイ！ 男惚れするわ。

なんとこのドラマ、１クールで終わらない予定らしい。
プロデューサーが原作（コミック単行本24巻）全部描き切るって息巻いてるそうだ。
わー！スゲー！ 視聴率落ちませんようにぃ～・・・・

ドラマ観て泣ける俺って、つくづく幸せ者だなぁと思う。

もう一つ別のドラマ、
フジ月９のキムタク主演『ＣＨＡＮＧＥ』、第1回目、面白かった。
流石月９、制作の気合の入り様（金の掛け様）が違うわな。

キムタク、ず～っとボソボソしたセリフ回しなんだけど、唯一声を張ったところ「必要な悪があるなんて子供たちに教えたくありません」みたいな趣旨のセリフは心に刺さったな。うん。グっときた。
政治モノのドラマはヒットしないってジンクスを破れるか？ 今後が楽しみなのだ。

そう、政治モノのドラマは全然ダメらしい。
昔、三谷幸喜脚本、田村正和主演の『総理と呼ばないで』ってドラマがあった。
凄く面白かったのだが、視聴率は振るわなかったようだ。　凄く面白かったのになぁ・・・


おっと、そういえば！
『のだめカンタービレ』のアニメ、続編制作が決まったそうだ。
やったー♪  ブラァボ～～～！
10月から放送予定。　すんげ～楽しみな～のだ！