野島公園
先日、というか先月、今思うとあの日が今年の夏の最後の日だったんじゃないか?って日、
ハーレーカスタム後のパッセンジャー・ピリオン(後ろに乗る人用シート)の按配の確認がてら、息子を乗せて、八景島近くの海辺の公園に行って来た。
ハーレーの後ろに息子を乗せて走る距離としては今までで一番長い距離。
最初の頃は15分で爆睡モード突入だったが、近頃は眠くなるまでの時間も伸び、さらに、眠くても眠るのを大分我慢できるようになってきている。
とは言え、まだ、ツーリングに行けるほどではないが。
その日は9月も半ばだと言うのに暑かった。
空は秋晴れって感じじゃなく、完全に夏の空。
さらにデタッチャブル・シーシーバーを取り付けた。う~ん。なかなか。
息子曰く、以前のパッセンジャーシートよりも幅が広く肉厚なため、なかなかな座り心地だそうだ。
俺はTシャツの上にパンチレザーの革ジャンを着て、息子は手頃な長袖がないってんでパーカーを羽織って、ってお前それ完全に冬のいでたちだな。
さぁ出発だ。
息子は道中寝ることもなく、小一時間ほどで目的地に到着。
停めたハーレーにヘルメット・革ジャン・息子のパーカーを括りつけ、身軽になって散策だ。
木々が映り込んでいる様にうっとり 特にヘッドライトシェル |
おっとその前にコンビニでお弁当買って公園で食べようぜ。
俺はおにぎり2個とお茶。
息子も・・・お茶とおにぎり2個。うん。え゛!さらに『大盛りざるそば』!
「おいお前、そんなに食うのか? デカいぞ、この蕎麦。さらにおにぎり2個も?」
「う~ん、じゃあ・・・」
俺の意見を受け入れて『大盛りざるそば』を棚に戻した。
ふむふむ。よしよし。
と、すかさず返す刀で冷やし中華をカゴの中へ。
「おい、ちょっと待った。そりゃこっちは大盛りざるそばより小さいけども、、、そんなに食うのか?」
「うん!食べる!」
これ以上は譲歩できないぜって面持ち。
じゃあ分かった。
レジを済ませ、公園へ。
海っぺりの小高い丘が公園になってる感じ。丘ってより小さい山か。
とにかく頂上には展望台もあって見晴らしが良いらしい。
さて、その頂上にはどうやって行くのかな?・・・と。
ウロウロ歩き廻るもよく判らず。
あれ?ここかな?
ここっぽいな。行こうぜ!
かなり急な階段をヒーヒー言いながら登る。
山の木々の間を歩くので気持ち良いっちゃ良いのだが、結構キツい。
これ、お年寄りやベイビー連れなんかじゃ頂上行けないだろ?
とんでもねえ公園だなぁ、おい。
やっとのことで登り切ると、そこそこの広場に展望台が立っていて、舗装された道が。
え?道?
広場の片隅には、脇に自転車を止めてベンチで読書をする老人の姿が。
なぬ!自転車!?
なんと下から山を回りこむように緩やかな斜面で舗装道路が整備されていたのだった。
だよな~。あんなキツい階段だけな訳ないよな~。
展望台はなかなかの眺め。
八景島シーパラダイスのジェットコースターが見える。
ちとセルフタイマーで写真でも撮っておくか。
さあ、飯食おう。
広場に設置されているテーブル&ベンチで昼食。
コンビニおにぎりでも、外で食べるといいもんだ。
食べてるところから展望台を見たら、積乱雲がアイスクリームのように。
この夏最後の積乱雲かな。
だらだら食ってる息子を尻目に、俺は一人で付近を散策。
見たことない鳥を見たり、数種類のトンボと遭遇したり、変な花に見とれたり。
息子は?・・・ まだ食ってんのかよ!
「あぁ~、食べ過ぎた~。お腹一杯~」
だから言ったじゃねーか!
ぷらぷらする以外にすることもなく、トンボと戯れたり、珍しいアゲハ蝶を追跡したり、トンビウォッチングをしたり、変な花を眺めたりしながら緩やかな舗装路を歩いて下まで下りた。
さぁ、帰ろう。
帰路の行程を半分ほど過ぎた辺りで息子は寝た。 やっぱりか。
おい!コラー!寝るなーーー!
と、残りの行程を叫び続けながら無事帰宅。
すると息子、
「なんだか、ハーレーに乗って公園にお弁当食べに行ったみいだね」
「うん。いや、みたいじゃなくて、まったくその通りなんだが、何か?・・・」
「・・・・・・」
ハーレーに乗って公園にお弁当食べに行くだけじゃご不満か!
そんなこんなな、夏の終わりだった。
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