沖縄にて：美ら海水族館,古宇利島ビーチ,そして虹

家族旅行2012 in 沖縄　3日目

虹ってなかなか見られないよね。
大きくハッキリ立派な虹って何回見たことある？
俺は今まで生きてきて、3～4回しか見たことない。

子供らはびっくり。「え～！とーちゃんでもそんだけー？」
そんだけだよ。

なので、俺が虹を見た時の騒ぎっぷりったら尋常じゃない。
何事かとびっくりするので勘弁してくれと娘に言われたほどだ。

だって、虹って本当～～～に美しいだろ～？




さて、今日のイベントだ。
8月15日水曜日　晴れちょいちょい激しいスコール＆軽いスコール

レンタカーでガッタガタの冒険道を抜けて、美ら海水族館へ向かう。
途中ですっごいスコール。　でも先の方は日が照ってる。

沖縄じゃちょいちょい狐が集団嫁入りするようだ。

美ら海水族館到着。

海辺のロケーションが気持ち良い。やっぱ海綺麗～。

この水族館、有名だし評判も高い。
俺の感想？　うん。　まぁ、普通・・・かな。

でも、ここの水族館の呼び物の、ジンベイザメが泳いでるチョーデカ水槽は圧巻だった。
ジンベイザメ3頭くらいと、でっけーエイ先生。ナポレオンフィッシュも居た。ま、その他諸々。

水槽もジンベイザメもデケー！　見てて飽きない。　ず～っと見てられる。

これだけのために入場料払う価値はあるな。


さてと、イルカショーだ。すぐ始まるぞ。急げー！
水族館を出て、3分ほど歩いて会場へ。公園内の別施設なのだ。
海をバックにした会場で気持ちが良い。

いや～、イルカショーってイイねー。
イルカ君のジャンプ、ミサイルみたいでカッコイイ。

マッコウクジラも芸やコントをやっていた。

いや～、良かった良かった。


ちなみに、
俺が見てきた中で一番良かったイルカショーは、八景島シーパラダイスのショーだな。
あそこのは素晴らしい。見るたびに構成を変えて、演出もなかなか。
みなさんも機会があれば是非見てちょーだい。
八景島シーパラダイスは水族館も凄く良いぜ。

あと、マニアックに凄かったのは、銚子の犬吠埼マリンパークのイルカショー。
あの凄さは忘れられない。子供らはすっかり忘れちゃってるけどね。
こじんまりした会場で、プールの水が汚くて中がまったく見えない。
なのでイルカ君がどこを泳いでるかまったく判らず、ジャンプの時に思わぬところから出てきてびっくりする。
そのショーを直立不動で仕切るニヤケ顔のお兄さんの語り口がまた耳につくしクセになる。まだやってるかな？あの兄さん。
ここもみなさん、機会があれば是非是非見てちょーだい。


ちょっと一休み。
シークヮーサーソーダ

美味かったぜー！関東地方でも発売してくれー！



そして古宇利島（こうりじま）へ。
レンタカーのカーナビのデータが古く、とんでもないルートで案内してくれるので、スマホのナビ機能に案内して貰った。
凄いね。スマホでも十分ナビとして使えるわ。いや、凄いよ、Google先生！

古宇利島へは海の上の長～い橋を渡って行ける。
この橋を渡る前の景色がすこぶる素晴らしく、テンション上がりまくり。

運転しながらのテキトー撮り（ファインダー覗かない）なんで写真はちゃんと撮れなかった。
車を停めて写真を撮ってる人も居たけど、交通の邪魔になってよろしくないな。

しかし、後で撮った写真見たら、橋の袂に駐車場があるじゃないか！
なんと！気付かなかった！
あの駐車場からなら、かなり綺麗な写真が撮れただろうに。　残念無念。

橋を渡っている間も景色の美しさにうっとり。

島に入ってから島内をぐるりと一周。景色ナイスで気持ち良い。


シャワーと更衣室のある有料駐車場に車を入れて、飯食ってから着替えていざビーチへ！

呆れるほど綺麗～なビーチ。

海水浴ができるのはクラゲ防止ネットのある一角だけだが、そんなに混み合ってもなく、閑散ともしてなく、ちょうど良い感じ。

景色の良いとこで泳ぐのは本当～～～に気持ち良い。

綺麗なビーチで海水浴も満喫！


さぁ帰ろう。
シャワー浴びて着替えて、駐車場から遠くを見ると、小さな虹が！

「虹だー！」

これくらいの虹でも叫んじゃう俺さ。
電線邪魔だな。もっと大きい虹が見たいな・・・　数時間後に見られるとは思わなかったけどね。


宿に帰って、部屋のバスルームで順番にシャワー。
さっぱりして窓の外の綺麗な海を眺め、ふと東の方向を見ると、

「おぉ～！虹だーーー！虹だぞー！」

大きい虹だが、既に消滅プロセスに入って、脚だけ残ってる感じの虹が出ていた。
それでも十分綺麗だ。
サッシを開けてベランダに出た。

子供ら、俺の声にびっくりしつつもダッシュでベランダへ。
「わーーー！虹だー！」

このとき、カミさんはシャワー中だった。
俺は洒落のつもりで「かーちゃーん！虹だー！」と叫んだのだが、息子はシャワールームの前までダッシュしてドアを叩きながら「かーちゃん！虹だよ！虹が出てるよ！」
そんなこと言われても、カミさん、まっぱで泡だらけでベランダに出る訳にも行かない。

息子が戻ってきて三人で虹を眺めた。
「綺麗だな～・・・」

虹はみるみるうちに薄くなって消えてしまった。

「虹が見られて良かったなぁ～」
「でもかーちゃんが見られなくて残念だね」

その時、またまた軽くスコール。
むむ・・・このスコールでまたまた虹が出るなんてことはないだろか？・・・


しばらくしてカミさんが出てきた。
息子、「かーちゃん、さっき虹が出てたんだよ！」


あ、そう言えばさっきのスコール・・・　また虹出てたりして？・・・な訳・・・

「虹だぁあああー！」

さっきよりもっと見事な虹がハッキリ出ていた。

なんとなんと！虹のたもとが見えるじゃないか！
海から生えてるぞ！ スゲースゲー！ 虹のたもと見たの生まれて初めてだ！

家族全員でベランダに出て虹を眺めた。
「綺麗だね～」「凄いね～」
「とーちゃん声デカ過ぎだよ！」
「だって虹だぜ～」

いや～良いもの見たな～。
美しいもの見ると心が洗われるよな～。
あ～～～～～幸せだ・・・。　噛み締めちゃうね。


この日の夜は前回のトピックの通り、シーサーの色つけと三線。
楽しいひと時を終え、就寝前、俺は家族を前にこう告げた。

「実は大変残念なおしらせがあります」

「え？どうしたの？」「何があったの？」
皆、一様に不安げな表情で俺を見る。

「明日はもう帰らなければなりません」

「それはざんね～ん」


次回のトピックへ続く・・・