家族旅行2012 in 沖縄 2日目
関東地方に住んでて、灼熱の太陽がとか、怒りに任せた太陽の熱さがとか、そんな表現を使っていた自分が恥ずかしい。
沖縄の太陽は生半可じゃねえぜ。
地獄の業火に焼かれるが如くってのはこのことだな。
暑さ、熱さの感覚がまるで違う。
沖縄で「今日の気温、33°C」って言ったら、体感温度的には、関東地方の66°Cに相当する。
うん。間違いねえ。(個人的見解です!)
さて、旅行二日目の日程は、午前中がシュノーケリング、午後はシーカヤックマングローブツアー、夜はシーサー作りと星空観察だ。
8月14日火曜日 曇り、気まぐれに晴れ、チラっとスコール
シュノーケリングってのは、シュノーケル付けて海面にプカプカ浮かびつつ海や海の生物を愛でながら哲学的思索に耽る行いだ。 いや、ウソだが。 ま、その辺、テキトーに。
我が家は全員シュノーケリング初めて。
今までさして魅力も感じてなかったのだが、ロケーションが沖縄の海なら話は別だ。
宿の女将さんのガイドで、美ら海水族館方面のスポットに向かう。
シュノーケリングもウチらだけ。
車の中からシーサーのある家をコンデジで撮りまくったが、あんましちゃんと撮れなかった。
フクギ並木を抜けて、、、
海到着!無料駐車場に車を停める。
おぉ~~~~!海、綺麗~~~~!
なんだか、木が一本立ってるところが駐車禁止スペースになっていた。
お祈りするとこなのでそこは車を停めちゃいかんのだそうだ。
沖縄はシーサーだけじゃなく、結構アチコチでローカル信仰的「神聖さ」を重んじている。
その神聖な写真がこれ。
うん。。。そうね。 神聖さには美的感覚より、強いメッセージ性が優先するってことだな。
駐車場内の木陰で水着の上からウェットスーツを着ける。
日向があまりに暑いため、日陰の涼しさが引き立ちまくりだ。
ウェットスーツは慣れてないっていうか初めてなもんで、苦労した。
四十肩が吠える吠える。
駐車場内、あれはダイビングかな? かなり慣れた感じの人らがバンの陰で着替えてたのだが、そこで一人のおっさんがマッパになってたのを目撃してしまった。
マッパっすか? え? マッパっすか? まぁ~、ゴージャス!
海に入る前、かなりの浅瀬に、水族館級のトロピカルな小魚が!
写真を撮ってる様をガイドの女将さんに撮られた。
で、この時俺が撮った写真はこれ。
宝石箱かよ!って突っ込みたくなるぜ。
さてと、ライフジャケットを着け、足ひれやらグローブやらも着けて、シュノーケルの使い方やらのレクチャーを受け、いざ海へ。
みんなで浮き輪に掴まり、それをガイドさんが引っ張ってポイントまで移動。
パンみたいな魚の餌を渡された。
これを海中で揉み揉み揉みってやると、すごい勢いで魚たちが寄って来てついばみまくる。
うぉ~、スゲー。ハンパねー!
カミさんも子供らも大喜び。
深いところも良い按配。
海に入ってからはずっと曇ってたんだが、途中で日が差したら、また海底が違った味わいに。
いや~、イイな~。
いや、ほんとイイもんだな。 シュノーケリングって。
思ってた以上にイイもんだった。
水に浮いて、綺麗な魚やサンゴやヒトデやウニやナマコやあれこれ眺めながら漂う。
だから何だって話なんだけど、だから何だってことを楽しめるってのは幸せなことでねぇ。
いや~、堪能した~。
意外に疲れた~。
そして午後。
今度は宿のオーナーのガイドで、シーカヤックマングローブツアー。
これは参加者が結構多かった。
日焼けより火傷が怖いので、長袖のラッシュガードを着て、下もタイツのようなラッシュガード履いてさらに海パンのハーフパンツという珍妙ないでたちでの参加。
まぁみんな似たようなもんだから特にどうってこともない。
場所は宿から車ですぐの、入江というか河口というか微妙な場所。
パドルの持ち方、漕ぎ方、あれこれレクチャー。
そして二人ずつボートに乗って漕ぎ出して行く。
ちなみに、カヤックとカヌーの違いって何なのかご存知だろうか?
厳密な違いは無くて、パドルが左右両方のタイプだとカヤックで、片方のタイプがカヌーなんだそうだ。
へぇ~。ボートの形とかは関係無いんだねぇ。
ウチは男性チームと女性チームで分かれて乗船。
漕げばスイスイ進んで気持ち良い。
しばらくしてガイドの案内により、細~い水路へ入って行った。
おぉ、いよいよマングローブ林の川下りか? アマゾン川みてーなとこ行くのか?
テンション上がるな~。 と思いきや、細~くて浅~いところに入って行って、
「それじゃここで降りてください」 と来たもんだ。
降りるのか。鬱蒼と茂るマングローブ林の川をカヤックで流す訳じゃないのか。
「はい、これがマングローブです」
あ、確かにマングローブ。。。期待や想像とのギャップが・・・ んまぁ~、いっか。
ちなみにマングローブってのは特定の木の種類じゃあなく、淡水と海水が入り交じるあたりの水辺に生息する木を総称したものだ。
種類としては何十もあるらしい。
お?何じゃこいつ?
ムツゴロウなんかと同じ系のトビハゼがあちこちで飛びまくっていた。
上手く撮れなかったが、シオマネキっていう小さくて赤いカニがデカい方のハサミを振って、ひたすら「カモーン」のジェスチャーをしていた。
リバートレッキングには程遠いが、そんな香りを醸し出しつつ、川をジャブジャブ歩いて、アレ見たりコレ見たり。
カップを渡されて、「エビを捕まえましょう」って話になった。
みんな真剣にとっ捕まえてる中、カップに樹の枝入れて「チョーデケーの捕まえた」とか、
ちょっと骨っぽい石を入れて「人骨!」とか、
妙~な形の石で「恐竜の化石見っけた」 なんつーて、身内だけでボケまくって時間を過ごした。
エビ、捕まえられなかったのは俺だけかな?
再びカヤックに乗り込んで、各自自由に漕ぎまくり。
イヤッホー!
俺たちはとにかく漕ぎまくって超っ速で進みまくったぜ。
いや~、爽快爽快!
いや~、堪能した~。
めちゃめちゃ疲れた~。
宿に帰って、部屋でまったり・・・
体力が残っていればこの後、海水浴でもと思っていたのだが、流石にパス。
ふと窓の外を見ると、
「おぉ!虹の残骸じゃないか!!!」
こんなもんでも大騒ぎな俺。
ベランダから写真を撮りまくった。
外に出ていた女将さんが「さっきまで綺麗に大きく出てたんですけどね」
沖縄じゃ、スコールもちょいちょい来るんで虹なんかそう珍しいものじゃないのかもしれない。
綺麗な大きな虹が見たいぜ! って思ってたらこの翌日に見ちゃうんだけどね。
夕日を受けた赤い雲が綺麗だぜ。
さてこの日の夕食後、この宿には「ゆんたく」という懇親会のようなものがあって、シーサー作りや三線教室をやってたりする。
そこで、シーサーを作ったんだけども、もうこのトピックも大分長くなったので、シーサーの話は次回トピックにて。 Don't miss it!
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