2012年8月27日月曜日

コンバスの痺れる角度と夕焼け(演奏会音源アリ)

吹奏楽部演奏会in地元夏祭り

コントラバス。別名ダブルベースとかウッドベースとか。
デカくて迫力あるけど、存在自体は地味だ。
音的に重要なのにも拘わらず、あまり意識もされない。

俺は娘がこの楽器を演奏するようになる全然前からコンバスが好きだった。
コンバスおよびコンバス奏者が映える角度って意識したことあるかい? コンバス好きでもなければ無いかもね。

正面から見ても迫力あって良いんだけど、グっと痺れるのは横からか、斜め後ろからだ。


今回のトピックは、地元夏祭りでの吹奏楽部演奏会で、コンバスおよびコンバス奏者をグっと来る角度から堪能しまくったってお話。
・・・じゃねえだろ!
娘の吹奏楽部の演奏会のお話だ。




娘の中学の吹奏楽部は毎年地元の夏祭り2箇所(同日)で演奏会をやっている。
一年生にとってはこの演奏会が人様の前で演奏する「デビュー公演」となる。

先週の土曜日がその日だった。

去年の公演では俺ら親の方が緊張し、娘の演奏している様を見てウルウルっと来たもんだった。
会場前で出会った、一年生部員の両親(下の子が息子と同学年・同じ幼稚園でたまたま知り合い)も、やや緊張気味で、ウルウルするための心の準備に余年が無いような風情だった。


同日2箇所での公演のうち、最初の会場は、隣り町の小学校の多目的ホール。
なんだか小学校が夏祭りの会場になっているのだ。

この多目的ホール、構造がデタラメ(失敬!)で、見やすい場所は限られている。
開場するやS席はあっという間に埋まり、俺たちと、開場前に合流したミミちゃん(仮名)の両親は3階のC席になってしまった。
いや、どこも席じゃなく立ち見なんだが。C場所というべきか。

風通しもあまり良くないとこ持ってきて、外の風は微風、外気温32°C。
俺の発汗システムはナイアガラモード。
体の80%が水でできていると言われている我が息子は、謎の水棲生物となり、エラ呼吸を始めていた。


「祝 東関東大会出場」の横断幕によるプレッシャーを受けつつの演奏。
悪くない。一年生も頑張ってる。
娘が2年生ともなればこっちは余裕で見てられる・・・と思いきや、やっぱりウルっと来てしまったぜ。


それじゃ、色々演った中での一曲を聴いていただきましょうかね。
映画パイレーツ・オブ・カリビアンのサントラ曲のメドレー。
一応、演奏の動画だけど、プライバシーに配慮してぼかし気味で画像サイズも小さくしてあるぜ。

Here we go!



そんなこんなで1箇所目の公演終了。
ミミちゃん(仮名)一家とともに近所のショッピングモールでかき氷やジュースで水分補給と涼を取り、
そして一旦帰宅し、着替えてから次の会場、近所の大きな公園へ。


ちょうど吹奏楽部がセッティング中だった。
親関係でビデオカメラのセッティングをしている人はまだ居ない。
ウチが一番手。

絶妙で絶妙な位置取り。 そこが基準になって暗黙の「観客ライン」が出来るのだ。
ってそんな話どーでもいい。
俺はビデオカメラをカミさんに任せ、先ほどの公演と同様、デジイチ持って遊撃軍としてあちこち歩きまわり、写真や動画の撮影をしまくった。

コンバス、痺れる角度でシュート。


おぉ、カッケー。痺れる~。 コンバスがね。
ヘッドのくるくるが堪らないでしょ。えぇ? 痺れない?うっそ~ん。


こちらは、コンバスバックショット舐めの指揮者シュート。


これは弦を押さえてる手の感じと相俟ってイイ感じ。
なんつーてんの俺だけか? あ~そうか。


バックショットとしてはこいつもなかなか良い感じかな?


ヘッドのくるくるが見えるとこがイイ。


もひとつおまけに、パーカッショニストメインの全体のバックショット。
みんなでお客さんにお辞儀する直前の写真だな。


イイな~。

バックショットって、俺、結構好き。
背中で語る被写体・・・みたいな。

じゃあついでだ。


ちょい昔のイ・ムジチ合奏団のコンバスの写真。
チョ~~~~カッケーーー! 流石、プロの写真は深い。
ちなみにこのコンバスプレイヤーの爺ちゃん、イ・ムジチ合奏団のオリジナルメンバー。(確か・・・多分・・・)



さて、公園での演奏もなかなか良い感じで、お客さんもそこそこ観てくれて良かったな。
しっかし、夏の公園なもんで、蝉がうるさくて敵わなかった。
録画した動画も、曲にず~っと蝉しぐれが被ってた。


その後、またまたミミちゃん(仮名)一家と合流し、祭りの出店で焼きそばやら焼き鳥やらなんやら買って、公園の片隅でやいのやいの言いながら食べた。

遠くに富士山が見えて、夕焼けが始まりそうな按配。
始まる前の微妙な感じを一枚撮っておいた。


これはズームレンズで撮った写真。


焼きそばやらなんやら食べているうちに、夕焼けがどんどん色濃くイイ感じに広がって行った。

おぉ~、夕焼け綺麗だぜ! こりゃ撮っておかにゃ。

念の為に持ってきておいた単焦点レンズに付け替えて、夕焼けシュート!



赤いな~! スゲースゲー。

娘の吹奏楽部での演奏も聞けて、コンバスの痺れる角度の自己満足写真も撮れて、綺麗な夕焼けも拝めて、満足満足。 良い一日だったぜ。


2 件のコメント:

  1. ズームの富士山、、、
    静かな音が聞こえてきそうです
    風の香りまで感じる、素晴らしいです。

    夕焼けの単焦点富士山
    これは泣けたよ
    本当ーーに美しい
    ここ何年も大切な事を忘れている自分に気がつきました
    それにしても美しい…

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  2. 川上ぃ~! コメントどーもありがとー!

    富士山、そんなに気に入っていただけて何よりっす。
    自分が見た時の、「おぉ、綺麗!」って感覚も一緒に写真に収めるのって難しいじゃん?
    この2枚は、珍しく俺の「おぉ」が収まったかなって感じ。
    ま、俺の写真はともかく、
    美しい物を見た時って、心が洗われるよね~。

    返信削除

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