2006年12月4日月曜日

俺的ひやりはっと事例集

1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、
その背景には300の異状が存在する
ハインリッヒの法則

ハーレー乗りになるにあたり (ってまだ先だけど)、自戒の意味を込めて「俺的ひやりはっと事例集」を作ってみようかなと。

  1. 首都高渋滞。バンク付き左曲がりコーナーの右側通行帯で停止。
    迂闊にも左足 つまり谷側の足を出してしまった。 地面に足が着かない! バイクはすでに傾きかけている!
    左側の車に倒れ込むのを防ぐため、とっさに腰を落として左足を路面に踏ん張り、あられもない体勢でバイクを支える。
    ぬゎおがあ゛あ゛あ゛~~~!!! 火事場の馬鹿力を発揮し、なんとか立て直す。

    バンク内で停止する時は山側の足を着くべし!
    ハーレーだったら確実にコケてたね。
     
  2. 後ろに友人(かっさん)を乗せ、高速コーナーに突っ込んだら、実はそこそこなカーブだった!
    とっさにバンクし過ぎて反対車線を走るタクシーの前を横切りコースアウト。
    ダートでドリフトしながら再びコースに戻った。
    「高速コーナーっぽいな」という甘い判断が招いた、超アホアホっぷり。

    コーナーは状況をきっちり確認してから進入すべし! 
  3. 後ろに友人(野内)を乗せ、第一通行帯を走るタクシーの左側を併走しつつ交差点に進入。
    突如タクシーがノーウィンカーで左折。
    とっさに避けるも右サイドからタクシーに当たり、ステップでタクシーのボディをガリガリガリ・・・
    そのままバックレた。
    転倒しなかったのは神の御加護としか言いようが無い。

    同一通行帯を車と併走して(もしくは追い抜きざま)交差点に進入するのは超危険! 
  4. 大雨、前方の交差点の信号は青。 信号変わる前に抜けたくて、かっ飛び!
    と、反対車線の右折待ちの車が続々と右折を開始! やべっ!
    運転技術が未熟だったため後輪がロック! 車体は直進方向に対して斜めに!
    カウンターを当てて斜めの体勢のまま右折中のタクシーとタクシーの間を走り抜けた。(高橋レーシングかよ!)

    交差点をかっ飛んで抜けるのは、自殺行為と認識すべし! 
  5. 友人(K下)とツルんで走る。 友人、街中でもかっ飛び。 俺、コンニャロメ!と付いて行く。
    と、友人、何を思ったか、突如急停車。
    あわわ!フルブレーキング!ロック寸前。 なんとかクラッシュは免れた。

    アホな挑発には乗らず、自分のペースで走るべし! 
  6. 友人とツーリング。 峠道にて、友人、経験の浅い俺を気遣い、ウルトラ慎重走行。
    そんな気遣いを無視して(と言うか気付かず)、俺、友人を抜く。
    友人、カっとなって俺を抜き返しざま、反対車線に膨らみ、対向車(超低速)と軽く接触し転倒。

    事前にペース、形態、ルール、サインなど打ち合わせるべし! 
  7. 1日で500km走破したハードなツーリングにて、夕方、ほとほと疲れた状態で道に迷う。
    道路脇に停車して地図を確認。
    発進時に後方確認をし忘れ、あわや後続車と接触しそうになる。
    ドライバーにめ~っちゃ怒られた。 ひたすら謝り倒す。

    疲れたらしっかり休憩すべし!
    疲れていると注意力が落ちて危険っすねー。
     
  8. 後ろに友人を乗せ、かなりのスピードでかっ飛ぶ。
    路面のギャップに気付かず、乗り上げる。
    友人浮遊。 12mほどの距離をバイクと同じスピードで空中遊泳し、またシート上に着地。

    あ~っはっはっはっは! って、笑い事じゃねえよ!
     
  9. 後ろに友人を乗せ、夜の街を流す・・・あれ?エンスト。
    ガソリンメーターはEmptyだが、まだリザーバータンクにガソリンが残っているはず
    押しがけしてみよう 足を怪我している友人を手伝わせ、散々押しがけを試すも撃沈。
    ゾクと思しき兄ちゃんやおまわりさんらの声援・アドバイス・援助を受ける。ありがたし。
    結局ガソリンスタンドまで押して行き、ガソリン入れたらバイクの機嫌も直った。
    ただのガス欠だったんじゃん!俺のアホー!

    ガソリン残量は常に気をつけるべし!
    ハーレーでガス欠になったら・・・
     
  10. カノジョ(もちろん昔の話よ)を後ろに乗せて走る。
    高速コーナーを気持ち良く抜け・・・うわっ! カノジョ、ビビって身体をアウト側へ起こす!
    俺、なんとかかんとか体勢を整える。
    「危ないよぉ、勘弁してくれよぉ!」
    「だって、、、怖かったんだもん」
    んだ。俺がいけなかったんだ。ごめんな。

    タンデム時はパッセンジャーの気持ちを一番に考えるべし!
     
  11. 渋滞道路の左端が余裕で空いていたので、軽快にすり抜け走行。
    前方、ゆるいカーブに信号。 交差点ではなく横断歩道のための信号と思い込み、減速せずに直進して右折車と正面衝突。 (いわゆる右直事故)
    T字路交差点だったのだ。

    状況は必ず目視して確認すべし!
    思い込みが死を招く。
     
  12. 渋滞道路の左端が余裕で空いていたので、警戒しつつすり抜け走行。
    すぐ前の車の助手席ドアがガバっと開く。
    警戒していたのですぐ止まれたが、、、すり抜けはやっぱ危険だわね。
     
  13. (今年の春先のお話) 交差点のかなり手前、左側の直進車線は何台もの車が信号待ちで数珠繋ぎ。
    先の交差点を右折すべく右折車線を軽快に飛ばす俺。(100CCのスクーター)
    歩道にはガードレール。切れ目が無いので歩行者が出てくるはずもなく・・・っておい!出てきた!
    数珠繋ぎの車の間から女性が飛び出して右折車線の真ん中で止まり、こちらを見ずに反対車線を見ている。
    到底安全に止まれる距離とスピードではなく、彼女を避けつつ車列に突っ込むのも回避・・・で無理が掛かり大転倒。
    左鎖骨亜脱臼&肋骨にひび。全治1ヶ月。革ジャンボロボロ。
    幸いにも自損事故だけで済み、仕事も休むことなく (当日の半休のみ)、治療費は100%職場の保険でカバーできた。

    これも言わば思い込みによる油断からなるアクシデント。
     
  14. (番外編 その1)
    日光にツーリングに行った際、公衆トイレの男子小用(仕切りなし)で用を足していたら、お婆ちゃんの二人連れが入ってきた。
    「あ、こっち、男用・・・」言い終える前に二人の婆ちゃん、男の場合と逆向きに立ち、二人同時にズボンとパンツを一緒にずり下げ、中腰の姿勢になって立ちション開始!
    二人とも手にはチリ紙を握っている。

    俺、フリーズ・・・
     
  15. (番外編 その2)
    首都高出口、T字路に行き当たり、右折禁止。
    俺の前を行く、政府関係車と思しき国産高級車がフツーに右折。 しかも左方確認なし。
    左方からKAWASAKIの大型二輪車。クラクションを鳴らしつつ、急ブレーキ。
    政府関係車、斜めの状態で停止。 KAWASAKI、車の左サイドギリギリで停止。(多分、わざと)
    KAWASAKI ライダー、「コルルルラーーー!」と怒号。そして助手席ドアに渾身の蹴り!
    思いっきり凹まして去って行った。

    あれって、もしかしてZZR1100時代の川上?
     
  16. (番外編 その3)
    信号待ちの交差点。先頭に数台のバイクが並ぶ。 俺は2列目で待機。
    左前方の原付、超~~~うるさく、空吹かししながら信号を待つ。
    と、俺の前、原付の右隣りのKAWASAKIの大型車のライダー、左足で原付の前部に渾身の蹴り!
    原付、割れて静かになった。 (マジでよ。割れたのよ!)

    あれって、もしかしてZZR1100時代の川上?

事故は本当~に大変だからねぇ。 みなさんも気をつけましょうね。

2 件のコメント:

  1. 毎度です
    >あれって、もしかしてZZR1100時代の川上?
    ギャハハッ
    大笑い
    でも俺じゃないっす(^_^.)
    しかし今回の事例集まじ参考になってます・・
    交通事故は本当に大変で嫌なものです
    嫌どころか本当に怖いです
    「取り返しのつかないことしてしまった」
    にならぬよう10の26乗倍気をつけてハーレーを楽しみたいものです。

    ※番外編のその1 ってありえねー
     てか 番外にも程がある 完璧にフリーズしてリセットに時間かかりましたです。

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  2. 川上ー、毎度どもです。

    > しかし今回の事例集まじ参考になってます・・
    それは本当に何よりでございます。

    > 「取り返しのつかないことしてしまった」
    > にならぬよう10の26乗倍気をつけてハーレーを楽しみたいものです。
    ま~ったくですね。
    10の26乗倍気をつけつつ、楽しく乗りましょう。

    > 完璧にフリーズしてリセットに時間かかりましたです。
    でしょ? だよねぇ?
    あんなん見た日にゃ、第2いろは坂のガードレール突き破って中禅寺湖までぶっ飛んじゃうよね。普通なら。
    にもかかわらず無事に帰って来られた俺って強運だなぁと・・・いや、じゃなくて、感謝ですね。
    (婆ちゃん達の立ちションにじゃなくてよ)

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