露天駐車の救世主たり得るか？

安物買いの銭失い

品名駄洒落系商品って、とりあえず一度は突っ込んでおかないと気がすまない。
『スベラーズ』　鉄板かよ！（←お笑い好きしか解らない？）
『のどぬーる』　オエっ！
『キズアワワ』　アワワってどーなっちゃうんだよ！
『ゆで玉ごっこ』　ごっこなのかよ！
『オリロー』　命令すんな！
『ニゲロー』　どんな商品だよ！
『ハガロン』　剥がすぞコノヤロー！
『ピカール』　一家に一本！ 重宝してます！

さて、、、


車の車体カバー、掛けるのも外すのも手間が掛かって面倒ですね。
そこで今回紹介する商品は、
手間を掛けずに車体カバーの着脱が出来る、その名も『テマトラン』

ムカつくわ！その名前！
ってな訳で、前回のトピックでチラっと書いた「秘密兵器」が、この『テマトラン』。

で、据え付け工事。
スチール製の足をコンクリートアンカーで地面に固定する。
コンクリートの地面に直径10mm深さ50mmの穴を4箇所に開けなければならない。
こんな時には電動工具の「ハンマードリル」（別名振動ドリル）を使う。
（地面が土の場合は50センチと35センチのアンカーを打ち込むらしい）

日曜大工で長いこと使って来たハンマードリルはハーレーガレージの最後の最後の仕上げを終えると同時にお釈迦になった。
ハンマードリルって結構高い。　9千円～1万2千円くらいする。
でもしょうがないのでホームセンターへ。

おー！ ブラック＆デッカー製のハンマードリル、4,980円！ 安っ！
コンクリートでの穴あけ能力が10mmまで。ギリでOKだ。
ブラック＆デッカーの電動工具は今まで使ったことがない。
だがメーカー自体はアメリカの老舗だし、ガキの頃は工具っつったらブラック＆デッカーの名前を良く聞いたもんだ。
ってことで、安さゆえの一抹の不安を抱えつつも・・・購入。

さぁ穴開けるぞ！

コンクリート用10mm径ドリルビットをセットして、ウィ～ン！ガリガリガリガリ・・・・
あれれ？・・・ なんじゃこれ？　ドリルビットがすぐ外れちゃう。
思いっきり締め直してウィ～ン！ガリガリ・・・ また外れた。 締め直して・・・
なんとかかんとか2本の穴を開けたところで、ドリルの手応えがおかしくなった。
ん？・・・・　ゲゲゲっ！！！　ななななななんと！！！

ドリルの根元がひん曲がってる！

あり得ねーだろ！ なんじゃこれ？・・・

安物買いの銭失いとはこのことだ。
はいはい。勉強さして貰いました。
金輪際ブラック＆デッカーの工具は買いません。（←伏字になんかするもんか！）

再びホームセンターへ。
国産のハンマードリルを購入。8,980円也。くぅ～ 泣けるでぇ・・・

さあ穴開けるぜ開けるぜ！

ウィ～ン！ガリガリガリガリ・・・・
やっぱ工具は国産に限るぜ！

足をアンカーで固定して支柱を組み付ける。

シートにFRP製の骨を何本も入れ、支柱に通す。

長～いポールを嵌め込んで、、、よっしゃ出来上がり。

って、何じゃこりゃ！？
長～いポールが妙に笑える。

ちなみにこの写真、カバーの留め方が間違ってる。
正しくは、後ろ側で留める。

車を入れてみた。

ふむふむ・・・なるほど・・・
格納されている様も結構笑える。

前部中央のラベルに『テマトラン』と書かれてるのが涙を誘う。

出す時はこんな感じ。

前方、カバー下部に仕込んであるバーを持ち、車から外すように持ち上げる

上部ポールのしなりでカバー全体が上に上がる

シュルシュルシュル・・・

シャバシャバシャバ・・・

後ろでパチンと留めればOK

格納はこんな感じ。

ガサガサ・・・

ワサワサ・・・

シュルシュルシュル・・・

うわっ　ミラーに引っ掛けちった！

カバー前下部のバーを車の下に引っ掛けてから

左右のフックをパチンと留めてできあがり

車のルーフの上に空間が出来るので、夏の日中でも露天駐車に比べて車内温度はだいぶまろやか。

ボディーと擦れる部分には磨きキズ程度の細かい擦れキズが付くと思われるが、ウレタンやウエスを貼り付けることである程度対処できる。

これは結構良いかもしれないぞ！
露天駐車の救世主たり得るかも！


興味がおありの方、疑問・質問などあればなんでも答えて差し上げますぜ。
場合によっちゃ、ハンマードリルお貸ししますぜ。
さらに場合によっちゃ、俺が行って穴あけとか設置の手伝いもして差し上げますぜ。

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  テマトラン