2008年11月4日火曜日

ハーレーの振動 そして、これでいいのだ!

スーパーポジティブ

日曜日、ハーレーで100kmほど走った。
久々にそこそこの距離を走ってテンション上がりまくった。

微妙~に寒かったが、魂はホットだぜ。イェ~イ!

風によって気温の ”体感温度” は下がるものだが、
ハーレーの振動は ”体感おしっこ漏れそう度” を上げることを発見した。
ついでに高速道路の継ぎ目のギャップで突き上げられた日にゃ、人格が破壊されそうにもなる。

こりゃ、家に着いたとたん安心して ”ジョー”っとやっちまうんじゃないのか? と心配になったが、到着してハーレーから降りてみると、どうってことなかった。


さてところで、、、


土曜日の夜、赤塚不二夫を描いたのTVドラマを観て感動した。
改めて巨匠赤塚不二夫の天才を思う。

奇跡のときわ荘、そこに集い、綺羅星のごとく世に放たれた巨匠たち。
彼らが居たからこその今の日本ありきと言っても過言ではないだろう。

ドラマには巨匠赤塚不二夫の作品のいくつかが織り込まれていて、いちいち笑った。
特に、なぜレレレのおじさんがほうきを持つようになったのか?というエピソードは、思いっきりツボにハマって大笑いしてしまった。

巨匠赤塚不二夫が亡くなった当時のニュースでも観たが、タモリの弔辞は改めて感動的だった。
「私もあなたの数多くの作品の一つです」
俺はタモリはあまり好きではないのだが、あの弔辞は本当に素晴らしいと思う。(持ってた紙は白紙だったそうで・・・)


ドラマでは扱われてなかったのだが、俺がガキの頃から、なんかスゲーと思い、長じて、やっぱスゲー・深けーと思うのは、バカボンパパの得意のセリフ、
「賛成の反対な~のだ」
だ。

もちろん「これでいいのだ」は最高に深く哲学的でさえある言葉なのだが、ともすれば忘れられがちな、「賛成の反対な~のだ」にもスポットを当ててみようじゃないか。

物事の賛否として「反対」を表明する際、はっきりと「反対」とせず、”賛成”という言葉の反意ですなどと間接的な表現を用いていながら、そのまんま ”反対” という言葉を使っているという、ソフトなのかヘヴィーなのかなんだか訳のわからない表現方法。
これ、考えれば考えるほど深い。実に深い。いや、浅い。軽薄過ぎる。 なんのなんの深いのだ~!
もう、本当に凄い。もうどーでもイイ。いや良くない!

当時は、学生運動や労働争議や市民運動なんかが盛んで、プラカード掲げて「××反対~!」なんてのが良くあった。
そんな当時の世相とも相まって、「賛成の反対な~のだ」は実に味わい深いのだ。
「これでいいのだ」に匹敵するくらい深く哲学的な言葉なのだ。


そんな天才である巨匠の作品をリアルタイムで楽しめたことに感謝な~のだ。
そして今後も、何かに付けて、事あるごとにこう言おう。

「これでいいのだ!」

あー、なんて素晴らしい。
それは肯定・許容・寛容・折り合い・受け入れ・愛、、、つまりスーパーポジティブであって、諦めや強制や捻じ伏せなどではない。

そう、これでいいのだ!
何も悩むこたあない。
ただ、

「これでいいのだ!」


改めて、合掌・・・いや、、、シェー!

6 件のコメント:

  1. ハーレーの鼓動、言葉じゃないっすね
    カッケーに決まってますわ

    赤塚不二夫、奇才天才ですね
    このむ人いるといないじゃ日本も代わってたでしょうね・・・

    >そう、これでいいのだ!
    何も悩むこたあない。
    ただ、「これでいいのだ!」

    んだすかねー
    山積みですわ(>_<)
    ねじ伏せジャ無いんですかね・・・
    誠意を求めてしまう自分に反省です。

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  2. 川上ぃ~! コメントどうもありがとー!

    > ハーレーの鼓動、言葉じゃないっすね
    > カッケーに決まってますわ
    うん。だね。アハハ。
    でも今回は振動でおしっこ漏れそーだったって話なんだけどね。アハハハ。カッコ悪っ!


    > 赤塚不二夫、奇才天才ですね
    んだ。
    つーか、ときわ荘自体が奇跡だよね。
    今や世界に誇るべきレベルまでに漫画を文化的に押し上げたのは、かの巨匠たちと、直接・間接にその系譜の人々でしょ。(ま、他にも居るけど)
    あらゆる分野への影響って計り知れないと思うのよね。


    > ねじ伏せジャ無いんですかね・・・
    もっと深くこの言葉を噛み締めてみるべきだよ。バカボンパパみたいな顔して。
    「これでいいのだ」から、次は始まるのよ。未来は拓けるのよ。

    > 誠意を求めてしまう自分に反省です。
    この「誠意」って、川上のブログのトピの時もだったんだけど、イマイチ意味わかんねっす。
    誠意ってのは ”自対他” あるいは ”他対自”の関係性の上に生まれるものだよね。
    求めるって・・・何から求めてるんだろ?

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  3. 度々お邪魔します

    > ねじ伏せジャ無いんですかね・・・
    もっと深くこの言葉を噛み締めてみるべきだよ。バカボンパパみたいな顔して。

    ゴメン“か”じゃなくて“が”だった
    ねじ伏せジャないんですかね・・・ ×
    ねじ伏せジャないんですがね・・・ ○
    です(>_<)
    どちらにしても
    深く噛み締めるべきですね。

    >誠意ってのは ”自対他” あるいは ”他対自”の関係性の上に生まれるものだよね。
    求めるって・・・何から求めてるんだろ?

    うーん
    自対自かな
    誠意がない自分に、自分がずるいというか
    自分に誠意を「求めてる」のかな
    何しろ誠意が無くて戸惑ってます次第でござりまする~。

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  4. 川上ぃ~! 毎度ども!

    > 自対自かな
    > 誠意がない自分に、自分がずるいというか
    > 自分に誠意を「求めてる」のかな

    う~ん・・・・・・・・・・
    自己から発せられて自己に向けられる”誠意”を自己に求めるってのは、、、、
    やっぱ違うな。それ。違うでしょ。 言葉が違うのかな?・・・

    いやしか~し、
    川上龍亮を思うに、、、
    詩的表現と受け止めれば、全然アリだね。
    いや~、風呂入ってる間ずっと考えてて思い当たったよ。

    ”自分に対する誠意の足りなさに云々・・・”
    あー、アリだねぇ。詩的だねぇ。
    で、ようやく言わんとしていることの雰囲気が掴めた。

    ってくらい、解りにくい表現だぞ、これ。
    川上ワールドとリアルワールドの境界辺りの非武装地帯な感じだな。

    だからさ、哲学的思索モードの時にがぁっとそっちの方面で思索を深めて、
    普段は、「これで~いいのだ~♪」って訳にゃいかんかね?
    いかんか。あぁそっか。こりゃすまんかった。

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  5. タイケーさん
    こんにちは

    私個人的に
    バカボンのパパがママに、甘える様が好きですw
    「マ〜マ〜」って言って
    パパはママを大好きなんですね

    そして私、ついに来月
    バカボンのパパと同い年になります!

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  6. あっか~ん! こんにちは。 コメントどうもありがとー!

    > パパはママを大好きなんですね

    うんうんうんうん!そうそうそうそう!
    ママもパパが大好きだよね。
    そういうところも実は深いよね、あの作品。
    俺、ガキの頃、バカボンのママはまたどーしてバカボンのパパと結婚したんだろ?・・・って真剣に考えてました。

    > そして私、ついに来月
    > バカボンのパパと同い年になります!
    あ、、、えぇ? そうなの? いや、バカボンのパパの方の年齢。
    えーーー!そーだったんだ!知らなかった。

    バカボンのパパ・・・俺より年下・・・・

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