2007年4月19日木曜日

昔読んだバイク小説

Health じゃないよ Hells だよ!

自宅で写真と下書きをアップしておき、職場で昼休みに本文仕上げてアップしようと思っていたのだが、なんと、写真が消えてしまった。

(このブログシステム、たまに妙なトラブルが発生する・・・)
なので急遽別の話に差し替え・・・何の話にしよっか・・・あ、あれにしよう。


バイクに乗り始めた頃、バイク雑誌で紹介された片岡義男の小説を読んだのをきっかけに、その後数年に渡り氏の作品を読み漁った。

その中のひとつ、

「彼のオートバイ彼女の島」

これ、凄く良かったなぁ。

まだ身も心もプリプリのピチピチだった俺をブリブリのシャバシャバのグルグルドカーンにしてキラキラサワサワにしてくれた作品だ。(意味わかんねー)

主人公はカワサキの650-W1 - 通称ダブワン - に乗っている。
格好良いし美しいんだな、ダブワンって。

この作品はかなり後に映画化された。
監督:大林宣彦 出演:竹内力、原田貴和子

映画は言わば「大林ワールド」。悪くは無いが俺は原作の方が好きだ。
ちなみに映画ではダブワンは調達できず、後継車種のW3だった。

あ! そういえば主人公のセリフで、「俺のカワサキに触るな!」ってのがあった。
「俺のバイク」じゃなくて「俺のカワサキ」だったな。
これって、「俺のハーレー」に通じるものがあるなぁ。


他にもバイク(ハーレーも)が良い感じで出てくる小説が沢山あった。

ヘルズ・エンジェルズを題材にした短編で、
事故で死んだ仲間の葬儀の時、大勢の仲間が一斉にハーレーのエンジン掛けて見送るってシーン。
あたかもその場に居合わせて爆音を聞いているかの如しだったなぁ。

余談だが・・・
ウチのカミさん、俺と一緒に暮らすようになるまでヘルズ・エンジェルズを知らなかった。
かの有名な「オルタモントの悲劇」(米オルタモントでストーンズが行ったフリーコンサートの警備をヘルズ・エンジエルズが請け負い、発砲事件で死者が出た)に関する映像を観ていた時、「ヘルス エンジェルズ」と聞き間違え、
「見た目怖い人達なのに、健康に気を使ってる天使達なの?」
などとのたまったものだ。
Health じゃないよ Hells だよ!地獄の天使達! ギャハハハハハ
話戻って片岡作品。

大分後の作品で「湾岸道路」ってのがあって、これにもハーレーが出てくる。
草刈正雄と樋口可南子で映画化もされた。 (監督・脚本 東陽一)

小林薫が主人公の友人役で、かつハーレーショップのあるじ。(俺的には小林薫が一番良かった)
映画ではいろんなハーレーが出てくる。
ハーレーでツーリングに行って、夕日をバックにどこかの小学校の校庭の水飲み場で頭洗うってのに憧れたなぁ。
なんだかまた観たくなってしまった。
ちなみに、DVDを買うほどの作品ではない。ってかDVD化されてないだろう。


なんだか片岡義男のバイク物の作品を片っ端から再読したくなってきた。
とりあえず「彼のオートバイ彼女の島」だけでも読み返したい。
実家にまだ置いてあるかなぁ・・・

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