2006年10月18日水曜日

技能教習#2、#3

技能教習 2時限目
首が痛い・・・

首を寝違えてしまい、昨日は一日痛くて痛くて、横も向けない状態だった。

翌日の朝一から2時間続きの技能教習に備え、湿布を貼って早めに就寝。
そして今朝、5時50分起床。
首はどうだ? ・・・うっ痛ぇ~。
大丈夫かな?教習・・・
まぁ、きっとアドレナリンが痛みをブロックしてくれるだろう。
大丈夫大丈夫・・・

でも、一応、バファリンを持っていくことにしよう・・・
あ、ウチにはバファリンが無い!

でも大丈夫。 ケロリンがあるのだ!
銭湯の風呂桶の底でお馴染みの、あのケロリンだぞ!
しかもヴィンテージ復刻版(古~い絵が描いてある)とモダンタイプの錠剤版の2種類ある!
錠剤2錠をジーパンのコインポケットに捻じ込み、いざ出陣!


教習2時限目はAT車教習だそうだ。
朝一の教習なのに、普通二輪の教習生はわんさか居る。
ん?大型は二人か。大型は二人って決まってるのかな?

今回の相方は、中肉中背、真面目で落ち着いた雰囲気の、おっさん予備軍な感じの兄さん。

教官は・・・女性だ。ポッチャリタイプで、コロコロと良く笑う人だ。
きっとこの人、コミック好きに違いない。
おそらくコミケ常連だろう・・・って感じの人。

普通二輪の教官も女性だ・・・ うっわ!スゲー別嬪さん!ええなぁ~・・・

さあ、実車。
あら?・・・

「AT車じゃないんですか?」
「あ、後で乗りますよ」

なんと、、、AT車ならそんなに疲れないだろうと思って2時限続きにしたのに・・・

HONDA,KAWASAKI,SUZUKIのうちどれに乗るかは教習生が決められる。
今回もHONDA-CB750に乗ることに。
あら?・・・前回よりもクラッチが軽い。
個体差なのか、それとも慣れなのか?・・・

コースを回る。
前回よりは慣れた感じで行ける。

が、しかし、、、

スラローム、自分ではイマイチ納得行かない。
一本橋、無心で通過すれば良い感じだが、邪心を持つとふらつく。
波状路、時間制限(5秒以上掛ける)を意識すると、結構乱れる。

教官は細かく丁寧にアドバイスをくれる。
ふむふむ・・・なるほど・・・

さて、お次はいよいよAT車。
SUZUKIの650CCのスクーターだ。
一通り回る。
スクーターとは言え、大型なので安定感はすこぶる良い。

「はい、おしまいで~す」
これだけかい!

またまた普通のバイクに戻り、前回やらなかった急制動。
本来は40km/hから止まるのだが、今はまだそこまで出さなくても良いとのこと。
とにかく無心でやってみる。
40km/h出たか出ないか・・・普通に止まれた。
が、止まった時、右足を着いてしまった!

「右足、着かないようにしてくださいねぇ~」
「はい!」(右足のアホーーー! 否、俺が阿呆なのだ)

課題やってコース回っておしまい。
ふぅ~。やっぱ腕が疲れた・・・

相方の兄さんと少し話す。
「普段、何乗ってるんですか?」と聞かれた。
「100CCのスクーターです。 バイクは12年ほど乗ってなかったんだけど、突如ハーレーに乗りたくなって」
「あぁ、僕と一緒ですね。僕はもう注文しちゃいました。BMW」
「おぉ~、シブいですねぇ。」
「もうおっさんですから。」
「俺も予約入れちゃってるんですよ。ハーレー」
「おぉ~、良いですねぇ~」



技能教習 3時限目
油断大敵

待合所で休んでいると、次の相方が現れた。
やっぱり大型は二人って決まってるのかな?

俺が腕を伸ばしたり揉んだりしていたら、向こうから話掛けて来た。
「教習前に腕が疲れちゃってるんですか?」
「いや~、2時限続きなもんで」

今回の相方はちょっと優男な感じ。30代前半ってとこか。
半年前に普通二輪免許を取ったとのこと。

「大型はやっぱ全然違うよねぇ」とのことで意見の一致を見る。

教官現る。
今度は男だが、やっぱりポッチャリタイプ。

「何に乗りますか?」

俺はやっぱりCB750にした。
相方はKAWASAKIのZefer。

暫くウォームアップでコースを回った後、課題コースへ。
一本橋、スラローム、波状路、小回り、8の字、スラローム、一本橋・・・ひたすらこれを続ける。

スラローム、
一応ちゃんと回れているのだが、俺的に納得行かない。
7秒以内で通過しなければならないのだが、俺は一体、何秒掛かっているんだろ?

「今のタイム5.7秒。今日のベストですよ」

えぇ~!納得行く運転が出来ちゃったら3秒で通過しちゃうぞ、おい!

一本橋、
邪心を持つとどうもふらつく。
教官からアドバイス。

「ここは10秒以上掛けて通過すれば良いんです。あなたは15秒掛けてますよ。」

っえぇ~!

それでもステップの踏ん張りやニーグリップのアドバイスを受け、より安定。

波状路、
早く通過すれば楽なのだが、5秒以上掛けなければならない。
これを意識すると、けっこうガタガタになる。

「もっと背筋を伸ばして、視線を前に向けましょう。 それとね、もっと早く通過して大丈夫ですよ。14秒掛けてますから。」

っぅうえええ~~~!

とは言え、油断大敵。
「それなら余裕だぜ」と思ったとたん、一本橋で脱輪、波状路でエンスト、そして小回りでパイロン蹴散らす・・・
油断大敵・・・油断大敵・・・

さあ今回は、ちゃんとした急制動だ。
タイヤをロックさせずにきちんと止まれるか・・・

40km/hを上回るまでスピードを上げ、スロットルを戻した状態でブレーキポイントに突入。
きっちりニーグリップ!ステップに踏ん張って、前後ブレーキを按配しつつ・・・
おぉ、線の手前で綺麗に止まれた!

「はい、良いですよ。 でもね、1/2の距離で止まれても点数加算とかありませんから」

ん? っえええええ! そっちの線でOKだったの~!?
線が何本も描いてあるので、とりあえず一番手前の線で止まったのだが、2番目の線で良かったようだ。

その後も何本か急制動の練習。
本当にこれで良いの?ってくらい楽勝で止まれる。
相方のお手本にもなってしまった。
(苦労してる人がこれ読んだら腹立たしいだろうなぁ。)

はい、終了。
「ありがとうございましたー!」

「免許取ったら何乗るんですか?」 相方が聞いてきた。
「うん。ハーレー」
「俺もハーレーです! もう注文しちゃったんですよ!」
(お前もかい!)
「俺も!2007モデル」
「楽しみっすねぇ」
「だねぇ」

あれ?・・・首・・・治っちゃったのかな?
横向いてみる。 痛ぇ~!
やっぱ乗ってる時はアドレナリンがドロドロ出てるのねぇ。
俺の場合、その他、ドーパーミン、ベーターエンドルフィン・・・もうええって!


っていうか、なんだか技能教習の日記って、「自慢日記」になっちゃってる。
いやらしいなぁ~。
っていうか、中型乗って、高校卒業直前に事故って以来、基本に忠実にしっかり走り込みをしたのが良かったんじゃないかな?
・・・って、ええい!もうええんじゃ!開き直ってやる!
俺はいやらしい奴で~すらすらすいすいすい~だ!

はぁ~・・・
油断大敵、油断大敵・・・
謙虚に・・・
無心に・・・
一期一会・・・
ラ~ヴ&ピィ~~~ッス!

4 件のコメント:

  1. 首大丈夫だかや?
    それにしてもタイケ運転じょうずだなや
    すごいぞー
    俺は
    大型取ったか途中で何度も挫折したよ
    転ぶし、転倒するし(おなじか)
    一本橋は渡れないし
    八の字は今思い出してもつらいつらい
    よーく怒られて
    時間もスゲー
    オーバーしたよ
    このままじゃタイケ
    速攻限定解除だね
    やたー!

    返信削除
  2. まいど、どもです。
    首は寝違えただけなんで、大丈夫っす。どもです。

    いや、ども、、、恐縮っす。
    #2の相方が俺と同じで中型暦がそこそこあって、この人はそこそこそつなく乗ってました。
    後の二人は中型取ってすぐで、結構苦労してました。

    自己流の変な癖があると苦労するって聞いてたけど、それを把握して気をつけられれば、中型経験はプラスになるんだなって感じです。

    でも、8の字とか超小回りって中型教習でやってないんだけど、俺、独自に練習したのよ。
    昔々。上手くなりてぇ~っつって孤独に。孤高のライダーなんちって。

    8の字はアクセルワークもだけど、なんつーても視線命だよね。
    ま、視線はすべてで大事だけど。
    あと、ダッシュ&ストップとかもやったし、
    車が居なくて前方の信号が赤だと、限界までゆっくり走ってみたりとか。
    色々やっといて良かったぁ。
    って、でも油断してると脱輪・エンストだし、ずっと気を引き締めていかないと・・・です。

    返信削除
  3. うーん
    言葉一つ一つが重いっすね

    なんでもこじつけちゃうのも変だけれど
    バイクって
    色々な事柄が凝縮されているよね
    >ずっと気を引き締めていかないと・・・です。
    うん、鳥肌で毛が逆立ちしてますです。

    返信削除
  4. > 色々な事柄が凝縮されているよね
    いや、川上、まったくその通り!
    そうなんだよね。色々なんだよ。そりゃぁもう・・・色々だよ。
    良く言ってくれました。感動です!
    引き締めて参りましょう。

    返信削除

コメント記入後、コメントの記入者:欄で ◯ 名前/URL を選びます。
名前を入力してください。 URL: 欄は空白でもOKです。
[ 次へ ] をクリックしてから [ 公開 ] でコメント投稿できます。